夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『ドン・ジュアン』

2019-09-24 11:48:52 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
9月の初めの話になりますが💦

赤坂ACTシアターで『ドン・ジュアン』を観てきました。
望海風斗さん主演の雪組公演の、外部ヴァージョンです。
演出は、雪組と同じく宝塚歌劇団の生田大和先生。
ということで、こういうお花が届いておりました💐



『ドン・ジュアン』は2004年にカナダで初演されたミュージカルで、日本では2016年に宝塚歌劇団雪組が上演し、今回はその新演出版となります。
衣装担当は、雪組と同じく有村淳先生。

渇いた砂山に囲まれたすり鉢状の舞台。
真紅のドレスで情熱的にフラメンコを踊るアンダルシアの女性たち。
「本当に大切なもの以外は、全てを持っている」とみなが噂するドン・ジュアンが登場します。


この舞台のお目当ては、騎士団長/亡霊役のお方と、イザベル役のお方でしたので💦真ん中のドン・ジュアンをちらちら見ながら、下手の塔のあたりや舞台奥を注視すること多々💕

ドン・ジュアン役の藤ヶ谷太輔さんは、当然、舞台で観るのは初めてです。ドン・ジュアンはどちらかというと陰の男性なのですが、なかなかの色男っぷりで、コスチュームも似合って華やか。

ヒロインのマリアは蓮佛美沙子さんでこちらも舞台でははじめましてです。歌声がきれいでした。

ドン・ジュアンの友人で、話をリードしていく役割もあるドン・カルロに上口耕平さん。
マリアの婚約者のラファエロに平間壮一さん。
おふたりともミュージカルではお馴染みの役者さんですね。
しっかりとした実力で、ちゃんと自分の役割を果たしていたという印象です。

ドン・ジュアンと過去にかかわりがあった女性で、今はドン・ジュアンの生き様を確かめているような立場のイザベルが、春野寿美礼さん✨
ドン・ジュアンにときおり厳しい視線を向けるのですが、男役時代のおささんの表情が垣間見れて懐かしかったです♥️
歌声も凛として、おささんの歌は好きだなぁと改めて思いました。
イザベルは舞台下手のほうで、センターのドン・ジュアンたちを眺めているシーンも多いのですが、舞台上には若い女の子たちがたくさんいるにも関わらず、居ずまいが華やか✨で、どんな表情をしていても目ヂカラがあります。ドン・ジュアンの生き様を残さず見届けてやろう、という意志かな?
でも、全体的な雰囲気はやはりおささんらしく、ふうわりと柔らかい。今は自分のもとを去っていったドン・ジュアンへの包容力。
(かなり贔屓目線ですみません💦)
久しぶりにおささんの舞台を観れて嬉しかったです😌🌸💕



騎士団長/亡霊は吉野圭吾さん。
騎士団長の娘がドン・ジュアンに玩ばれたことから、騎士団長とドン・ジュアンは決闘となって殺されて、亡霊となります。
決闘シーン(フェンシング)がかなりの迫力でした。
そして亡霊のメイクをどうするのかも楽しみにしていましたら(雪組でも香綾しずるさんが思いきったメイクをしていましたよね?)、顔を半分隠し、なかなか思いきったメイクを。
そんなに出番はないかな?と油断していましたら、下手の塔の螺旋階段や舞台センター奥から、しばしば音もなく表れて、やがて力強くフラメンコの足踏み(「サバテアール」というそうです)が始まり、舞台全体を巻き込んでいく。
そしてドン・ジュアンを不安に陥れていく・・・という亡霊。
舞台全体から響き渡るサバテアールはすごく迫力がありました。
鎧姿で踊りまくる亡霊😄
1階席で観たのですが、踊りのフォーメーションとか舞台奥からの登場の様子とか、2階席から観ると、とても計算された演出だったそうです。
圭吾さんに嵌まった役でした。


映像を使った斬新な演出もあり、なかなか見応えのある舞台でした。
わりと説明セリフが多かったこともありますが・・・
本当に大切なもの(=愛)の存在に気づいたときに、生き方を見つけられなかったドン・ジュアンの悲劇がよく伝わってきたと思います。
そして己れの欲望のままに生きたにもかかわらず、彼は周囲に愛されていたのだ、ということも伝わってきたのでした。

同じ生田大和先生の演出作品に『CASANOVA』があります。
こちらも、稀代のプレイボーイ、カサノヴァが浮き名を流す物語ですが、カサノヴァ(こちらはひたすら人生を楽しむ陽の男性)も愛され男でしたね。
ドン・ジュアンもカサノヴァも感情移入できにくい主人公ですが、コスチュームプレイにすることと、回りから愛されているというふうに演出することで、物語にぐっと華やかさや親しみが増すのかな?と感じたりしたのでした。


~~~~~~~~~~~~~~~

*おまけのひとりごと*

《ふたつの舞台のキャスト表》
☆ドン・ジュアン(藤ヶ谷太輔/望海風斗)
☆マリア(蓮佛美沙子/彩 みちる)
☆ドン・カルロ(上口耕平/彩風咲奈)
☆ラファエロ(平間壮一/永久輝せあ)
☆エルヴィラ(恒松祐里/有沙 瞳)
☆騎士団長/亡霊(吉野圭吾/香綾しずる)
☆アンダルシアの美女(大石裕香/煌羽レオ)
☆イザベル(春野寿美礼/美穂圭子)
☆ドン・ルイ(鶴見辰吾/英真なおき)

調べたらこの時期、もう1チームは『ローマの休日』だったのですね。
のぞ様の相手役に彩みちるちゃんをお試ししてみたキャストだったのかな~❓
アル・カポネでは、有沙瞳ちゃんと組んでる❓
で、いろいろあって、今の相手役さんになったと・・・
みちるちゃんもくらっちもどこかで報われてほしいです🙏


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台風15号から一週間

2019-09-17 07:29:13 | 自然の脅威
台風15号は予想をはるかに超えた被害を残しました。
なんといっても、甚大な被害をうけたのは千葉県です。
一週間以上経ちましたが、停電はまだまだ解消されず、地域によっては今月末まで復旧工事に時間がかかるとか・・・!
夜の暑さはおさまってきているとはいえ、冷蔵庫が使えないから食べ物が保存できないし、電気で沸かすタイプだとお湯(お風呂)も使えない。家の屋根も穴が開いたり、移動手段の自家用車にも被害が・・・
東日本大震災のときの被災地が再現されたようで、胸がいたみます。
しかも、お年寄り人口が多い地域なのですよね。


千葉には、親しい友人がふたりいます。
ひとりは東京にかなり近い場所に住んでいて、停電も断水もなかったということで一安心🙂

もうひとりが住んでいるのは、被害が出ている場所みたいで、メールしていいものかどうか迷っておりますと・・・
ニュースで携帯の基地局?鉄塔も被害を受けていて、携帯も通じないと言っている・・・
で、思いきってメールしてみたのが11日、水曜日の夜のことでした。
通じました😄❗️
友人がいうには、やはり携帯が通じなかったと。
暴風で今まででいちばん家が揺れたとのことでした。
やはり停電にはなったし、庭の後片付けなどがなかなか大変なようです。
おつかれさまです🙇

その後、いろいろメールをやり取りしているうちに、また重要なことを教えてもらいました。
ラジオの電波塔📡も被害を受けていたので、ラジオもだめ❌だったそうです。唯一、聞けたのがNHKだそう。
携帯が充電してあっても、乾電池のラジオを準備していても、用をなさない場合もある❗️
これはけっこうショック😨な情報でした。
でも知ることができて良かった~☺️
我が市に防災無線があるとは思えないので、携帯もラジオすらダメな場合は、パニックにならずに待つしかないのでしょうね。

行政の対応が、後手後手だとか批判されていますが、千葉県は東日本大震災の被災県(津波の被害や液状化現象がありましたよね)だから、それなりの対応の準備はしていたと思うのです。
その想定をはるかに越える予想外の自然現象が襲ってきたわけです。
電話が通じなかったのが、対応が遅れたいちばんの原因とニュースで言っていました。

にしても、今回も電力会社は見通しの甘さを露呈しましたね~
この規模の台風が、福島の原発のあたりを直撃したらと考えると、ちょっと怖いものがあります・・・


各地からかけつけて復旧作業にあたっているみなさまには、本当に頭がさがります。


台風が来るのも、大雨が降るのも、ついでに大雪が降るのも仕方がないけれど、いわゆる「ふつう」の規模であってほしいものです。

実りの秋がおだやかなものとなりますように🌾🍠🍇

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『今日もわからないうちに』

2019-09-09 13:34:49 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

大空ゆうひさんが出演する舞台を観てきました。
三軒茶屋のシアタートラムにて『今日もわからないうちに』。

あらすじなどを公式サイトからお借りしたものを張りつけます。









ゆうひさんは本当に自然体でした。
違和感なく、中学生の女の子の母親でパートをしている主婦。
衣装もくたっとした感じのシャツブラウスに長めのセミフレアのスカートにソックスですよ👀
ゆうひさんだとそういうスタイルですら、お洒落に見えてしまう✨

〈あらすじ〉にありますが、ゆうひさん演じる恵は 家 だけを忘れるという記憶障害になります。
家 への帰り方がわからず、舞台上をまるで競歩のようなスピードで歩き回る様子には、こちらの不安感もどんどん増していきましたし、鬼気迫る雰囲気がありました。
何回かそういう場面があったので、公演ごとにかなりの距離を歩いていたのではないかな?
記憶障害の原因はたぶん心の問題よね、だって恵と父親の関係が何か変?🤔と思っているうちに、一筋縄ではいかない過去の出来事が浮上してきて😧
そして事態は、私の全く予期しない方向に。
どこまでが真実かそうではないのか、最後は息をつめて舞台を見まもる感じでした。


最近の、ゆうひさんが出演される小劇場系のストレートプレイは、私にはなかなか難解でして、なかなかその場では咀嚼できません。
アタマ悪いよね、ワタシ。って毎回つくづく感じる。

それでも、やっぱり舞台上のゆうひさんが好きです❤️
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豊水いただきました(^q^)

2019-09-04 15:16:13 | 日々のつれづれ
今年も千葉県産の梨🍐豊水をいただきました🤗



毎年ありがとうございます🙇

最初にこの農園の梨🍐をいただいて食べたときに、「梨ってこんなに美味しいのね♥️」と感激しました。
梨全体がみずみずしく甘いの😋
最初のひとくちめは美味しくても、芯に近づくと甘さも水分もなくなってくる・・・という梨も多いのよねー。
この梨はそういうことがありません。

それもそのはず、農園を継いだまだ若い息子さんが研究熱心で、今では市内でいちばん美味しい梨農園になったとか👏
若い方が農業に積極的に取り組むのってすばらしいし、日本の未来は明るいぞ❕✨という気持ちになります。

そして9月1日に収穫した梨が翌日の午前中には届いてしまうという、日本の流通のすばらしいこと👀

シャリシャリと食べ続けています😋
どうもごちそうさまです🍐


さて9月。
September ですね。
竹内まりやさんの「♪September」が大好きで、一時期はカラオケでよく歌っていました。

今、朝○新聞で竹内まりやさんのヒストリーを連載しています。
結婚して子育てに忙しくしていて、ほとんど表に出ずに曲作りをして、ある程度まとまるとCDを製作する、そういうスタイルを貫きつつ、ずっと第一線で活躍し続けているのは、同世代人として、嬉しいかぎりです😄
で、なんと、40周年記念の3枚組CDが発売されるとか。
お子さんが成人なされたようですので、これからはもっと露出が増えるかもしれませんね。

因みに竹内まりやさんの「♪人生の扉」も好きですが、これは歌うとなると、後半の英語の歌詞がネックになって歌えません~💦

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雪組千秋楽LIVE中継『壬生義士伝 / Music Revolution!』

2019-09-02 23:04:26 | ライブビューイング・配信


先週、舞台を観てきたばかりですが、千秋楽のライブ中継を見てきました。

★『壬生義士伝』★

感じることは、前記事に書いたことといっしょですが、映像だとかなりのアップで映るので、吉村貫一郎の刀の柄が次郎右衛門のそれとは明らかに違ってよれよれの仕様になっているのがわかって、小道具さん、さすが!と思ったり。
吉村が京都に旅立ってから亡くなる知らせを受けとるまで6年もあるのに、みつの着物丈がいつまでも子供の膝丈ではいくらなんでも・・・と思ったり。
ストーリー以外のところでいろいろ発見?していました😛

改めて振り返ると、かなり殺伐とした物語ですが、沖田、永倉、原田の新撰組隊士たちの仲間感や、土方もこの面々には心を許している様子が伝わってきます🙂

鳥羽伏見の戦のあたり、「同じ日本人同士殺し合って俺たち何してんでしょうね?」みたいなニュアンスの池波(かな?)のセリフがあったと思うのですが、印象的でした。
でも、盛岡に戻った次郎右衛門や、吉村の長男の嘉一郎は、秋田藩(官軍=薩長側)との戦いに行ってしまうのですよね😧

今回の脚本・演出は、石田昌也先生ですが、どこまで原作のエピソードを取り上げてくれたかわからないし、南部藩については、どこまで史実かもわからないけれど、総じて、まとまっていて分かりやすい脚本でした。←上から目線💦🙇


★『Music Revolution!』★

これでもか!これでもか!と雪組生が歌いまくり踊りまくりの、目まぐるしいショーでした😮
目が足りない👀

早口言葉のような歌詞は、歌えるだいもん率いる組ならではでしょうか?
曲数が意外に少なくて、一曲を手を変え品を変えて引っ張っているのが、ちょっと飽きたかな~😯
それと、つねに舞台にいる人数が多いですよね?

衣装は、大きなリボン🎀のついたこれ⬇️が、色が氾濫していて、ワタクシ的には色づかいもデザインもいいと思えないのに💦延々とこの衣装の場面が続いたのが、ちょっとね~😧でございました。(だいもん以外の男役さんたちが着ている衣装です)



退団する鳳華はるなさんの活躍場面がたくさんありましたね👏
また、千秋楽はだいもんが「♪Music is my life」で鳳華はるなさんを抱きしめていました🙂

咲ちゃん中心のスーツ(このスーツももっと色を抑えて欲しかったけれど)でのジャズの場面、「♪Music is my life」のような壮大な場面、大階段での黒燕尾、と見どころはたくさん有って良かったです🤗


★退団セレモニーなど★

今公演で退団するのは、98期の 鳳華はるなさん のみでした。
「とても寂しいけれど、自分の足で歩いていくと決めたことだから」のような(うろ覚え🙇)しっかりしたご挨拶のあと、だいもんの千秋楽挨拶。
これが楽しかったです。
かちゃ(凪七瑠海さん)の特出に触れて、かちゃ曰く「明日からジプシー生活に戻ります」。やっぱりスター専科って大変なんですね😞💦
ひとこさん(永久輝せあさん)とひらめちゃん(朝月希和さん)の花組異動にふれて、ふたりに今の気持ちを喋らせてくれました🤗(まだ全ツがあるからか?おふたりの幕前での組替えの挨拶はなかったのです。)
ひとこさんは、雪組ポーズを考えました💡と披露してくれました。
ひらめちゃんの「たった2年でしたがずっと雪組にいたような」の言葉に、2年前の花組はそこそこ路線の娘役がたくさん居て、ひらめちゃんは上には行けなかったものね・・・と思い出したりしていました。


ほのぼのとした雪組の千秋楽でした。
8月の東京の暑い🔥☀️なかでの公演、お疲れさまでした。


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