夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

なつのおわり‥‥

2011-08-29 22:05:51 | 観劇の周辺

夏の終わりは、寂しいです


25日の、宙組の退団者の発表はかなりショックでした

特に、珠洲春希さんの退団発表は、ショックが大きいです

2007年、『宙 FANTASISTA!!』で素敵に踊っているのを見つけて、「あの女役さんは誰だろう?」とプログラムを見たら、“珠洲春希さん”だったのでした。
それから宙組(本公演だけですが)を観に行くたびに、舞台上で探すのですけれど、なかなか見つけられないことが多くて…

ゆうひさんが宙組に来てからは、観劇回数がぐぐぐーんとUPしたので、珠洲さんをちゃんと観ることが出来るようになりました

お芝居では、やっぱりアンセルモ爺さんが代表作になるのかな?
でも、私は『TRAFALGAR』のジャービスもかなり好きです

ショーは、下級生時代にもいろいろ活躍していたでしょうから、何が代表作になるかはわかりません
次のショーでも、華麗な踊りをたくさん見せてもらえるといいな

天羽珠紀さんも退団発表されましたね
ちょっと早すぎませんか?

『仮面のロマネスク』は、天羽さんと珠洲さんの初舞台公演だし、おふたりは博多座の『Apasionado!!Ⅱ』にも出ていたから、来年の中日劇場はきっと出るよねと勝手にひとり決めしていた矢先の退団発表でした


退団者のみなさんが、無事に12月25日まで、笑顔で舞台を務められますように


虫が気持ちよさそうに鳴いています。
夏が、毎日少しずつ弱まっています。


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三銃士 (東京千穐楽) μ

2011-08-26 23:10:48 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
よい千穐楽でした。

アドリブも乱れ飛んだのですが、手拍子が入ったり、歌のあとの拍手が盛大だったり、舞台の上も下もめいっぱい楽しんだ千穐楽でした
先週に比べて、舞台のメリハリがものすごく増していたように、思います

終演後のご挨拶は、まず芳雄くんが、1000万円を超えた義援金について言及したあと、瀬奈じゅんさん、橋本さとしさん、山口祐一郎さん。
そして、吉野圭吾さん。
声をつまらせながら、
「21日の公演でアキレス腱を痛めました。博多座には行けなくなりました。ご迷惑をおかけしてすみません。周りのみなさんに助けてもらいながら、無事に東京の千秋楽を迎えることが出来ました。」
キャストの方に向き直り、深々とお辞儀をしました。

今日のロシュフォールさんは、三銃士やミレディにアドリブをかまして、客席から大受けでしたが、足は辛そうでした…
ひとつの場面に登場すると、最初は普通に歩いている(ように見える)のだけど、その場面が終わる頃は、足を引きずっている…その繰り返し…終盤では、登場から足を引きずって…

階段落ちはカットされて別の演出になっていたし、その他の動きも制限していたけれども、初めからそういう演出だと言われれば、全く不自然ではない動きで舞台を努めていました
圭吾さん本人の頑張りもすごいのですが、カンパニーの皆さんもすごいと思いました
演出が変わっても、圭吾さんを労ったりする様子が、客席からは全くわからないように、迫力を全く失わずに演じていました。

何回かのカーテンコールが終わって、最後に芳雄くんが圭吾さんを呼んでくれて、ふたりで下手の銀橋の付け根のところでご挨拶。

圭吾さん、どうぞお大事に
ゆっくり身体を休めてください。
11月の舞台で、またお会いできますよね


のろのろしていたら、早くもカーテンコールの様子がYouTubeに
しかも、フルにUPしてくれている~
これから堪能します
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三銃士 (3) μ

2011-08-25 22:33:03 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
《 ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために 》


『三銃士』では終演後にイベントがあります。


ひとつは、マチネ1回のみ公演の終演後に、出演者が交代でロビーに立って、“東日本大震災義援金”を募っていることです。
わたしが観た日は全て2回公演の日だったので、その光景に遭遇したことはないのですが…
すごい長蛇の列らしいです。
とてもありがたいイベントだと思いますが、終演後の出演者の皆さんは相当お疲れらしくて、とても大変だったと思います。


もうひとつは、“銀橋トーク”
『三銃士』ではいわゆる“銀橋”が出来ているのです。
常設ではないので、本舞台とは少し段差があり、宝塚のよりも幅が狭い気がします。
が、使い方は宝塚と同じでした
ダルタニャンとロシュフォールが剣を激しく合わせながら駆けていくのは、かなりの迫力でした。
で、“銀橋トーク”
カーテンコールが終わり、追い出しの演奏も終了したあとに、基本的にダルタニャン+三銃士が登場して、楽屋話や歴史上のエピソード等を面白く語ってくれます
YouTubeで配信されているのもあるはず
で、ダルタニャンや三銃士が募金当番の時には、別のメンバーが登場するわけですが…
ミレディ&ロシュフォールという組み合わせもあったようで…
ここで「みんなは猊下のために、猊下は猊下のために」発言があったみたいです
昨日はついにリシュリュー枢機卿&ミレディだったとか
YouTubeで配信して‥‥はくれませんよね
居合わせた人が、うらやましいなぁ‥‥


そして、オーケストラの皆さん。
金管が突然、主張をしないオケは、耳に優しいです
指揮者は西野淳さん。
丁寧な指揮ぶりが好きです。
オケボックスの上には、指揮者の周りを除いて、ネットが張ってあります。
アンヌ王妃の首飾りが入った宝石箱を巡って乱闘シーンがあって、宝石箱を投げ合うので‥‥
わたしが観たある日は、バッキンガム公爵の従者が、ネットに落ちてしまった宝石箱を手を伸ばして、必死に拾ってました


ミレディはせっかく奪った宝石箱の中身をどうして確かめないの?
とか‥‥
ミレディがコンスタンスを殺したい気持ちはわかるけれど、ダルタニャンたちが助けにくる直前に死なせなくても
とか‥‥
最後に銃士に任命されたダルタニャンに、銃士隊のマントを着せてあげればいいのに
とか‥‥
突っ込みどころも多々あります。
脚本は、輸入ミュージカルだから、改変出来ないのでしょうけれど。


『三銃士』の時代のフランス史は疎いので、もっと歴史に詳しければ、突っ込みどころが増えるのかもしれません。


ヒロインであるコンスタンスの死は、かなり意外というかショックでしたが…
ダルタニャンだけでなく、悪役チームを含めた他の登場人物たちにも、素直に心を寄せる事が出来ました。

思わず口ずさむ、耳に残るナンバーがあるというのも良かったです


一度、結構むしゃくしゃした気持ちのままで上京してきた日があって…
有楽町駅から帝劇に向かって歩き出したら、みるみる心が晴れていったのです
舞台マジックだなぁ~
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三銃士 (2) μ

2011-08-25 00:47:01 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
《 one for all, all for one 》

猊下ことリシュリュー枢機卿@山口祐一郎さん。
三銃士の中の人たちに、
「いつも完璧な歌だよね。絶対にぶれないしパワフルでびっくり。あの存在感はもはや地球人ではないような。尊敬するよね。」
と言わしめる猊下です。(もちろん舞台裏で。出典はアラミス@石井一孝さんのブログより。)
まさに言い得て妙
祐一郎さんがあの独特の身振りで歌い出すと、なぜか安心します
その上、猊下は今回はロックも歌って舞台狭しと弾けています。
猊下のお衣装は、基本は豪華な赤の法衣。
「王室の狩猟場」では、聖職者の微笑みの内側にかなりの冷徹さや狡猾さを垣間見せる猊下です
「ラ・ロシェルの陣営」での「我が心 氷にあらず」というナンバーもよかったです。
この絶大な存在感で、まだまだ第一線で活躍を続けて欲しい祐一郎さんです


さて、三銃士の皆さん
アトス@橋本さとしさん
ポルトス@岸祐二さん
アラミス@石井一孝さん
ひとりは皆のために」3人のハモリがとてもきれいです。
アトスが、過去の恋人のミレディを思い出して歌う「クリスタルの天使」もいい歌だと思いました。
ポルトスは気のいい大食漢、アラミスはチャラ男という設定らしいのですが、3人のチームワークが良くて、観ていて楽しいです。
例の、3本の剣を交差させての「ひとりはみんなのためにみんなはひとりのために」も何度か出てきます
若さで突っ走るダルタニャンは、この3人のおにーさんたちがいなければ、何も出来なかっただろうな~と思わせる頼もしい面々でした。

(続く…)
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三銃士 (1) μ

2011-08-23 23:28:58 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
写真はロビーの花のアーチ。
“帝劇開場100周年”と書いてあります。


《 un pour tous, tous pour un 》

『三銃士』は、フランスの小説家&劇作家であるアレクサンドル・デュマが1844年に発表した、大ベストセラー小説です

それをもとにして、ミュージカルが制作され、2003年にオランダのロッテルダムで初演されました。
ベルリン、ハンガリー、スイスなどで上演を重ね、ついにこの夏、日本に上陸しました

2011年7月17日~8月26日 帝国劇場
2011年9月3日~28日 博多座



初日は観にいけませんでしたが、7月と8月に宙組とセットで観てきました
特に、7月下旬は、あさこさん・かしちゃん・ゆうひさんが揃って、日比谷~銀座の徒歩圏内で舞台に立っていて78期祭りでした。


前置きはこれくらいにして‥‥
以下、たくさんネタバレしています。

『三銃士』は冒険活劇です。
観ていて楽しいミュージカルでした、ある登場人物が亡くなるまでは…


タイトルは『三銃士』でも、主人公はダルタニャン@井上芳雄くん。
真ん中が板について、安心して観ていられるダルタニャンでした。
ダルタニャンの役作りは、最初から最後までハイテンションでした。
歌はもちろん上手いのだけれど、こちらも声を張り上げすぎている気がしました
若者らしい感情がストレートに伝わってはくるのだけれど、芳雄くんのもっと丸みのある歌声を聴きたいな‥‥と感じた部分もありました


ダルタニャンの相手役のコンスタンスには和音美桜ちゃん。
芳雄くんとハモると声がとても調和して、聴いていて気持ち良かったです
可憐な役をとても素直に演じていたと思います
一癖も二癖もある登場人物たちの中で、コンスタンスの存在は清涼剤だと思うのですが、ちゃんとその役割を果たしていました
たっちんは、歌はとても上手いけれど、劇団はきっとトップ娘役にはしないだろうなぁと思っていたので、早目の退団は正解でしたね。
『レミゼ』のフォンティーヌも観たかったな。


ミレディ@瀬奈じゅんさん。
最初、チラシを見たとき、悪役のミレディの扱いがどうしてこんなに大きいのと思いましたが、舞台を観て納得
ミレディには、恋も陰謀もアクションも全部ありました
男性ダンサーを従えて、タンゴ(かな?)を歌い踊る場面や、アトスとの恋の思い出を歌う場面、ミレディ&コンスタンス&アンヌ王妃の3人の歌の場面、剣を振るっての戦闘シーン等々、見所いっぱいのミレディでした
ミレディの衣装は全部、黒(挿し色に赤が少し)で、髪も黒でしたが、どれもあさこさんに似合っていました。
シシィやアンナの時は、あさこさんの周りの空気が四角く感じたのですが、ミレディは(一応)悪役にもかかわらず、あさこさんの周りの空気が丸く感じました。
それだけ、舞台に溶け込めているということなのでしょうね


ミレディの名言「みんなは猊下のために、猊下は猊下のために」を体現する親衛隊長ロシュフォール@吉野圭吾さん。
ご贔屓の役者さんです
8月21日の公演で、足にお怪我を
その日の公演は、足首にテーピングをして、急遽、振り付けを変更して乗り切ったそうです
カーテンコールでは、バッキンガム公爵@伊藤明賢さんの肩を借りてご登場だったとか…
とにかくお大事に
個人的には休演して、治療に専念して欲しかったのですが、休演日明けの23日の公演は、演出を変更して出演したそうです…
ロシュフォールは、黒髪に黒の眼帯、黒のレザーの衣装という出で立ちです。
派手な剣捌きや、それは見事な階段落ちまで披露してくれていました。
初見のときは、ここまでやるんだ~と嬉しい驚きでした。
猊下(=リシュリュー枢機卿)のためにという真っ直ぐな気持ちが伝わってくる熱いロシュフォールです
今回は歌がないのですが登場シーンも台詞もたくさんあって嬉しいです
くれぐれもお大事に

(続く…)
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