夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『ベルばら』とユーミンと

2022-12-24 16:54:06 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯
今朝、今シーズン初めて市内に除雪車が出ました⛄️
昨日(23日)の午後から今朝(24日)にかけて、予想以上、約40cmの雪が一気に積もったのです😖
今日はちらちらと舞う程度ですが、油断ならない空色です⚠️

今年も雪が原因の死亡事故がすでに何件も起きています。
大雪の中に乗り入れている車は、そうせざるを得ない車ばかりなのでしょう。
雪国に住まいしなければ防げたことと思うと、やりきれない思いです。
雨雪風などで、遅れることや休んでしまうことに、社会全体がもっと寛容になれたらいいですね。


さて、タイトル。

両者とも今年が50周年です👏

東京の『ベルばら展』の会場の次の催しは『ユーミン・ミュージアム』だそうですね😃

過日、ユーミンのTV番組を見ていましたら、とても興味深いことがありました。

1981年発表のユーミンの「♪守ってあげたい」についてです。
これは、「女が男を守る」という当時としては画期的なスタンスの曲であるということ。
自分の意志で行動する女性にたいして共感の声が多かったこと。
男性と対等に生きる女性像を後押しするような楽曲だったのでした。

ここで、ベルばら脳💦のワタクシは、「ではオスカルは?」となったわけです。

オスカルは、自分の意志で行動し、男性と対等に生きることは出来た。
だけれど、自分が「女」という立場になった時に、自分が「男」を守るという意識はあったのだろうか?
確かにアンドレとの愛を成就させたのは、オスカルがアンドレの立場を守ってやったからではありましょう。
ですが、それは主従関係であって、精神的に寄り添う愛ではないような気がします。
愛の根源的なところでは、オスカルはあくまでも「守られたい女」だったのではないかと思うのです。
「自分の意志で行動し、男性と対等に生きる」ことが画期的であり、「男性を守ってやる女性」の登場はまだまだ待たなければならなかったのが、70年代前半であったのではないでしょうか?

でもそういうオスカルのスタンスを残念とは決して思いません。
男性と対等に肩肘張って生きてきたのだから、精神的に守ってくれる男性がいたら、それはとても嬉しいことと無条件に思います。
それは、令和という今の時代になってもそう思います。
(何せ昭和の読者ですからね😶)

でもエピソード編にあるように、オスカルが「貴族の女性として普通の人生を歩みたい願望」を根底に抱えていたのか?というと、それは違うような気がするのだけれど……

好き勝手な文章を最後までお読みくださりありがとうございました🙇



写真はオスカル様の一夜限りのドレス。
公式Twitterからお借りしました。
これは、35周年の『永遠のベルサイユのばら展』の折りにも展示されました。
奇跡的に県内にも巡回してくれたので、とても空いている会場😅でじっくりと見れました。
オスカルの身長とスリーサイズをもとにして製作されたと、当時聞いたような記憶があります。
(ブログをはじめる前年のことなので、記録していなかったのが残念です🥺)


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『鎌倉殿』⑤

2022-12-19 18:06:18 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
冬と戦う北の地方の住民なので、今シーズン初めての雪片付けをしました。
こんなのは雪片付けのレベルではない豪雪地帯はいくらでもあります。
でもめんどくさい~😦
昨冬は12月26日に大雪でした。
星組公演の千秋楽を配信で見ながら、休憩の30分に駐車場🚗の雪片付けをやった記憶があります。
終演後だと真っ暗になっちゃうからね。

のっけから関係のないことを書いてしまいました🙇


さて、『鎌倉殿の13人』が昨日、最終回を迎えました。
久しぶりに、きちんと通して見た大河ドラマでした。
やはり脚本が面白かったことが大きいです。
それと大河ドラマは、いろいろな年代の、いろいろなジャンル(TVや映画や歌舞伎やストレートプレイの舞台やミュージカル等々)で活躍している俳優さんたちが集まるので、キャスティングも幅広くて面白かったですね。

最終回が近づくにつれて、出演されている方たちが口を揃えてインタビューで「思いもよらない最後。」と言われていたので、どうなる?どうなる?と画面に釘付けでした。
あと5分くらいしか残っていないのにちゃんと話を畳めるのか?と気を揉んでいましたら、そう来ましたか❗️
昨日の今日なのでネタバレは避けますが……
とても意外ではあるものの👀❗️「完」とするには呆気なくもあり、またあの終わり方こそが昨日までの仲間を抹殺していった〈鎌倉〉の象徴だなと感じたり、だったのでした。

呆気ないといえば〈承久の乱〉はわりとさらっと描かれていましたね。
朝廷側は後鳥羽上皇に集約されて描かれていたし、より深く義時の周辺を描かなくてはならないのだから、まあ、そうならざるをえないのでしょうが。

義時は息子の泰時のために自分が動かねば、と頑張るものの、泰時は義時が考える以上に成長していて視野も広くなっていて、融通がきかなくなっている義時に老いを感じました。

三浦義村は最後の最後まで油断ならない動きをみせていましたね⚠️
それでも、義時との仲は破綻はしないのだから、義村というのはいわゆる、人たらしなのでしょうね。

人たらし、と言えば、トキューサこと北条時房のキャラクターが好きでした。
ドラマの大切な癒しでした。

あと、最終回で唸ったのは〈13人〉です。
表の意味は、二代将軍頼家を補佐する13人。
そして裏の〈13人〉もあったとは👀
その中のひとりの人物名に耳を留めた政子は……


1年間、中弛みもせずに楽しめました☺️
来年の〈家康〉は〈どうする〉かな?(笑)

むしろ来年楽しみにしているのは、よしながふみ先生原作の『大奥』です✨
原作に沿って最後まで描いていくそうですが……ただのエピソードの羅列で終らなければよいのだけれどと思います。





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'22 今年読んだ本から②

2022-12-18 10:42:24 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
昨日、晴れ間が見えて融けるかに思われた雪ですが……また降り始めました。
憂鬱とばかりも言っていられません。
冬と戦わなくては😐️


作家の山本文緒さんが亡くなられたのは1年前、'21年の10月でした。
その少し前に、山本文緒さんの7年ぶりの新刊『自転しながら公転する』を読んで、さらにその前にはNHKのあさイチに出演されていたのを見ていたので、本当に驚きました。
'21年春に診断を受けたときは、ステージ4の膵臓ガンで、余命宣告もされたそうです。
その山本さんが軽井沢の自宅で癌と向き合いながら折々に書き綴ったのが……



❇️「無人島のふたり ~120日以上生きなきゃ日記~」(山本文緒:著)
120日というのは、秋に新刊を出すことが決まっていて、それを見届けてから逝きたいという切実な願いです。
身体の辛さも綴ってはいますが、冷静な眼で自分や周りを見ている作家ならではの記述も多かったです。
はらはらしながら読みました。
こういう文章を遺してくれたことに感謝です。

❇️「残されたつぶやき」(山本文緒:著)
エッセイがいくつかと、SNS上に残した文章の書籍化で、癌の診断を受ける直前まで(あさイチ出演の頃まで)のプライベートのアレコレが書かれています。
いろいろと長期的な計画もお持ちだったようで……切ないですね。

山本文緒さんの小説は、一時期たくさん読みました。
で、再読したくなったのですが、いちばん読みたいのが見つかりません😵手離してしまったのかな?⬅️うろ覚え😟

実は今年、同じ膵臓ガンで同い年の友人を亡くしておりまして……
彼女も診断を受けたときには手術は出来ない状態だったそうで……(亡くなったあと、人づてに聞きました。)

世の中に何の役にも立たない私がどうしてのうのうと過ごしているのか?
ひしひしと人の世の不条理を感じます。

さて……

エッセイは、毎年春に刊行される定番の林真理子さんと、阿川佐和子さん、群ようこさんなど。
どなたもほぼ私と同年代なので、環境の違いや生活の格差はとても大きいのですが、考え方や物事の捉え方に「ああ、わかる😃」という面も多々なのでした。
そして一世代下、いわゆるバブル世代の酒井順子さんだと、同感できる部分もあり、この世代あたりから考え方が変わってきたのだなと思う部分もあります。
さらに下の下の世代の朝井リョウさんだと「ふーん、そういうものなのね😶」という感じでしょうか?

でも昨今は、作家さんのエッセイは売れないのだそうです。
エッセイに限らず、YouTuberや芸人さんの書籍の方が断然売れるのだとか。
時代ですね。


紙の本は場所を取ります。
そろそろ本腰を入れて整理に取りかからないとなりません。
本は読みたいけれど手許に置くものは厳選する。
それがこれからの課題かなと思います😃


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'22 今年読んだ本から ①

2022-12-16 21:50:59 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
雪景色は相変わらず続いています。
市内は除雪車が出るようなレベルの降雪にはなっていないのですが、雪がある光景をしばらくは見続けなくてはならないのだろうな。
憂鬱。
下校時の、まだ低学年の小学生たちが嬉しそうに、びちゃびちゃの雪の上をわざわざ歩いていました🥾

さて年賀状を書かなくては……とわかっているのに、現実逃避でブログを書いています。


今年を振り返る季節になりましたので、先ずは今年読んだ本のことなど。

ブログへのUPは止めましたが、読書メーターの記録は続けているので、今年はどんな読書をしたのかしら?と振り返りましたら……
あんまり本は読んではいなかったのでした。
その少ない中でも、エッセイやハウツー本が多くて、じっくりと小説を読むということが少なくなってきています。
心に重くのし掛かってくるようなものは読むのが辛くなってきたし、長編小説を読み通す気力がなくなってきていますね💦

今年読んだ小説の中のBEST1は。

❇️「同志少女よ、敵を撃て」(逢坂冬馬:著)
本屋大賞や直木賞を受賞しましたし、ロシアがウクライナを攻撃した時期に話題になったので、書名だけは聞いたという人は多いのではないでしょうか?
第二次世界大戦中に、狙撃兵として訓練を受け戦場に出たソ連の若い女性たちの過酷で非情な日常が描かれていました。
辛い描写に息を呑むことの連続でした。
これは図書館から借りて読んだのですが、借りたからこそ読み通せたのだと思います。
自分で購入していたら、たぶん通読できていなかったのでは?

ネグレクトをテーマにした小説も何冊か読みました。
その中でも……

❇️「砂に埋もれる犬」(桐野夏生:著)
これは重かった……
いくらあとから環境を整えてやっても、幼少時にネグレクトされて育ってしまうと……というある意味、救いようのない物語。


心に重くのし掛かってきた何冊かを春~夏に読んだので、最近はエンターテイメント性の高いものを好んでいるのかもしれません。

で、最近、読みながらハラハラわくわくドキドキしたのが……

❇️「ラブカは静かに弓を持つ」(安壇美緒:著)
大手の音楽教室にスパイとして送り込まれた著作権連盟の若手社員👨は、チェロを習いつつ自分の世界を拡げていくのだが……
現実世界でもヤマ◯音楽教室の大人のコースに潜入した事例がありましたね。
小説のほうは、主人公の心の動きとかエピソードとか小道具の使い方が、とても巧みで納得できるもので、チェロを聴きたいと思わせる読後感だったのでした。

さて、今年は大河ドラマの『鎌倉殿の13人』に嵌まったので、この時代を描いた小説を読みましょう😃と何冊か購入しました。
が……

❇️「言の葉は残りて」(著:佐藤 雫)
三代将軍源実朝とその御台所の信子を描いた物語。
実朝が和歌に傾倒していった様子を中心に描いています。

読んだのはこれだけで、あと2冊はまだ積んであります💦
『鎌倉殿~』は明後日が最終回なのに😨

続きます。

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【ディレイ中継】『薔薇とサムライ・2』

2022-12-15 21:43:45 | ライブビューイング・配信
今朝は、今シーズン初めての雪景色でした。
憂鬱な季節がはじまります。


さて、一昨日の13日に、劇団☆新感線の『薔薇とサムライ・2』をディレイビューイングで見てきました。

※ライヴビューイングと同じ映像を後日また流すことを、ディレイビューイングと言うそうです。

本当はライヴビューイングで見たかったのに、「さあ前売り券を買っておきましょう😃」と映画館のサイトにアクセスした時には、既に完売で涙をのんだのが約3週間前。
今回は上映の前日に知って、無事に見れたのでした。

10年近く前に、ゲキシネ版で見た『薔薇とサムライ』が楽しかったというのもありますが、なんと言っても今回は、天海祐希さんのトート閣下のパロディと黒燕尾でのダンスでしょう✨

「🎵最高のタンスは俺のもの」。
トート閣下っぽいコスチュームの天海祐希さんが「♪最後のダンス」っぽいナンバーを真面目に歌う😃
こういうパロディって、天海祐希さんだからこそ許される、宝塚ファンも破顔で楽しむ、というのはありますね😂

黒燕尾の方は、メイクこそ薄かったものの、ちゃんと美青年なのでした。
天海さんの年齢を考えたら(失礼💦)、イケオジになってしまっても不思議ではないのに、すっきりとした青年にしか見えません。
燕尾服の掴み方が、ガシッと掴むのではなく添えるような掴み方で、あれは当時の月組の形だったのかなと考えたり。
指先もとても綺麗でしたよ。

さて肝心のストーリーのほうはと言いますと……
ヨーロッパをまたにかけて活躍する石川五右衛門(古田新太さん)と海賊上がりの女王になったアンヌ(天海祐希さん)が、中毒性のある塩の流通を阻止しようとするストーリーなのですが……
とにかく破天荒で、でも脚本の綻びは全然なくて、演じているのが実力者揃いなのでストレスもなく、また衣装も凝っていて、飽きずに3時間楽しめたのでした😃
行方不明になったけれど生きている、という設定の役の浦井健治くんが映像出演だったのは残念でしたが🥺

『薔薇とサムライ』には神田沙也加さんが出演していたなぁ……と思い出したりもしました。
早いことでもう一周忌ですね。


この日は星組の大劇場千秋楽のライヴビューイング&配信もありました。
あまり良い評判が聞こえてこないショーの怖いもの見たさもあったのですが、そちらは東京楽のライビュもありますしね😃
機会があればそちらを見たいと思います。
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