夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

「ラ・ラ・ランド」映画を見ました。(ネタバレあります)

2017-03-31 11:39:30 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。

アカデミー賞を間違えて受賞しそうになったというか、受賞しそこなった💦「ラ・ラ・ランド」を見てきました 😀

最高にハッピーなミュージカル映画、とか銘打ってますよね。
でもネットで見た予告編やネタバレなしのレビューの雰囲気から、これはハッピーだけでは終わらなそう……という気はしていました。
一応、ネタバレは読まないように注意していたのですが、記事のタイトルそのものが「ラ・ラ・ランド」のネタバレというブログに行き当たりました😱
言い得て妙なセンスのあるタイトルだとは思いましたが、もっと書き手にデリカシーが欲しかったです💢


アメリカらしく奇想天外な場所での大人数でのハッピーなダンスシーンが早々にありまして、わくわくな予感 😀
でも本編のストーリーには関係ないという……(苦笑)
これからミュージカル映画が始まるんですよ、歌やダンスも楽しんでね 😉 というお知らせみたいなものですね。

女優志望の女とジャズの店を開きたいピアニストの男。
でもそれはまだ夢でしかない。
ふたりとも夢のために努力はするものの……
よくありがちと言ってしまえそうなラヴストーリーでしたが、歌やダンスのおかげで心情がわかりやすくなっていました。
場面転換が唐突なのはちょっと目立つかな?
ミュージカルの舞台には慣れていても、普通に家の中とか街頭とかで歌い始めるので、最初は違和感もありましたが、すぐに慣れます😀


適度にハッピーで、適度にドラマティック。

なかなか楽しく観れました😀



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『MY HERO』

2017-03-24 14:31:21 | 宝塚観劇つれづれ

赤坂ACTシアターで観てきました❗️



ちなつちゃん(鳳月杏さん)が好きだし、『金色の砂漠』でキキちゃん(芹香斗亜さん)も好きになったし、で、楽しみにしていました💕

DC公演がこれからなのですが、ちょっとはネタバレてしまうかな〜。

キキちゃんは〈スターというお仕事〉がホントに似合う2枚目。
いったん挫折して、そしていろいろな人々と交わっていくうちに、人を思いやれる心が育って行くさまが、微笑ましかったです。 ←おばちゃん目線ですね(苦笑)



ちなつちゃんはかっこよかった💖
デビュー曲という設定で、一曲まるまる歌う場面があるのですが、スタンドマイクを駆使して歌うちなつちゃんがかっこいい ←もうそれしか言えない💘
ただ、ちなつちゃんのテリーという役が秘密を抱えた設定なのですが、ちょっと肩透かしをくらった感じ?
ちなつちゃんには影のある役が似合うのよね〜。



キキちゃんとちなつちゃんの並びが眼福 🌟
このふたりで、ロミオとティボルトを観たい❗️と思いました。

朝月希和さん、自然な感じで思っていたよりずっとよかったです。

音くり寿さん、上手くて有望な若手なのだろうけれど……今回の役作りはあまり好きになれませんでした……すみません……

〈悪の親玉〉的ポジションで天真みちるくん。
出てくると場をさらっていました。

ノア(キキちゃん)のお父さん役で、綺城ひか理ちゃん。
お父さんは回想シーンしか出てこないので、老け役ではありませんが、まだまだ若手なのに、なかなかの貫禄がありました。
でもちゃんと2枚目です。
(蛇足ですが、綺城の “ 綺 ” の字は、元星組の綺華れいさんからいただいたとか。)

あとはノアの少年時代を演じた糸月雪羽ちゃんがうまかったです。

下級生までちゃんとセリフがあって、楽しい公演でした‼️


で、終われれば良いのですが、ここから辛口&ネタバレします。



齋藤吉正センセの作品らしく、オープニングとエンディングに映像を使用して、見た目も楽しい。
上の写真はオープニング映像で、休憩中も画像だけ流れていました。
ちなつちゃんの写真で、舞台上に人がいるのは、幕間の抽選会をしていたから。
私が座っていた隣の列が、オリジナルのチケットホルダーが当たっていました💬

舞台は一応現代のアメリカなのですが、音楽の感じが昭和っぽいのですよね。
ねらってそういうメロディーラインにしたのかどうかはわかりませんけれど。

ここから先は、あくまでも私感です!

脚本については、評価が分かれると思います。

スーツアクターという目の付けどころはなかなか新鮮なのでしたが……

下級生が多いカンパニーの舞台に 〈老人ホーム〉を登場させるのは、演技が学芸会になりかねず(生徒さんたちがどんなに一生懸命に演じても、不自然なのですよね。)、ちょっと無理があるのではないかと……

それと〈老人ホーム〉を買収しようとする企業の設定が、アクションヒーローものの “ 世界征服を企む悪の組織 ” そのもので設定に嘘っぽさがあって、途中から興醒めしてしまいました……

〈マスクJ〉のスーツをつけたキキちゃんとちなつちゃんは、顔は隠れていてもかっこよく、目新しく、ステキだったのですよ💕
キキちゃんとちなつちゃんを堪能できた嬉しさはあります‼️

その分、ふたりをとりまく設定の無理さ加減が残念だという思いはありました。

同じ齋藤センセの『風の次郎吉』が面白かったので、期待していったわりには、肩透かしをくらってしまった😥というのが、正直な感想です。

コメント (2)
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『カルーセル輪舞曲』

2017-03-21 21:24:57 | 宝塚観劇つれづれ

♪ まわーるまわーるカルーセルー、まわーるまわーるろんーどー

覚えやすいメロディーに乗せて綴られる、パリから宝塚を目指すレビューの旅。

4頭のお馬さん(回転木馬=カルーセル)がどーんと舞台上に現れますが、お馬さんたちは誰からも乗られることもなく、しだいに後方や両サイドへ……1頭だけセンターに持ってきて後ろに羽根のような照明を当てて、ペガサスのように見せていた演出もありましたね。

プロローグで男役も娘役も頭につけている白のフサフサは、馬のたてがみなんですね(⌒▽⌒)
ニューヨークの場面の男役の衣装についているひも?は尻尾?(役名がブラックホースだし。)


やはり圧巻はフィナーレ。
「♪ モン・パリ」のメロディーに乗せて。
これぞ、THE TAKARAZUKA !
こういう場面を見るとスッキリ、シャッキリしますね。
娘役は白のドレスに白の羽根を持って。
男役はスパンコール一切なしで、全員シンプルな黒燕尾。
デュエットダンスのときのちゃぴちゃんは組カラーの黄色のドレスで。
たまきちくんがリフトして回す回す、大きな拍手!
デュエットダンスのリフトは無理にしなくてもいいというのが自論ですが……現トップの中では、たまきちくんとまぁ様のリフトは迫力ありますね!でも怪我には気をつけて!

でもせっかくの黒燕尾なのに、ミツルくんはこの場面には出ていません(涙)
専科さんですしね。
ピラミッドになる大階段の黒燕尾の場面は月組メンバーだけで固めて、新生月組の結束を固めたい!という思いもあるのかな。

で、ミツルくんは水先案内人というポジションで、紫の衣装で何回か銀橋を渡りながら歌ってくれました。
それと中詰のブラジルの場面にも登場して、コミカルに警官の役を演じてました。
フィナーレの階段降りで声を聞けなかったのは残念でしたが……とにかく本公演に呼んでもらえて、元気な様子を拝見できて良かったです(*^◯^*)

今回から2番手のみやるりちゃん。
任された場面は、シルクロード。
幻想的なしっとりとした雰囲気。
たまきちくんと個性が被らないので、多様性に富んだショーになりますね。

ちゃぴちゃんも今までになくたくさん踊っていましたが、ショーでは宇月颯くんと暁千星くんが目に入りました。
特に宇月颯くんは踊りも歌も上手く、職人的なポジションですが、上級生としてたまきちくんを支えていってほしいです。

新トップのたまきちくんが、月組のみんなと一緒に作り上げた感じのフレッシュなショーでした *\(^o^)/*






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『君はどこにいるの』

2017-03-19 23:09:20 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

タイトルを見て「これは何ですか?」と思われた方が大部分なのでは?
一路真輝さん出演のお芝居(ストレート・プレイなどという横文字ではなくまさにお芝居)です (^_^)

2月中旬に三越劇場にて観劇。

観客の平均年齢はおそらく70代で、ワタクシは久々に若い部類でございました(笑)

『君はどこにいるの』

原作:小島政二郎 演出:石井ふく子

昭和39年、東京オリンピックを真近に控えた頃。
妻に先立たれた作家の藤沢省二郎(西郷輝彦)は、ひとり娘のみこ(一路真輝)とお手伝いのきよ(いまむらいずみ)と3人で鎌倉の小さな家に引っ越してくる。
みこは戦争中の勤労動員の過労がたたり、腎臓をひとつ取っていて、医者の手から離れられない身体だった。
よって、結婚も覚束ない。
ある日、省二郎が再婚話を持ち出した。
相手は高野冴(竹下景子)というみこと同い年の女性で、離婚が成立したので、省二郎のプロポーズを受けたのだった。
しかし冴は、昼間、省二郎が冴のアパートを訪ねるという形の〈妻問い婚〉を提案し、みこと冴が顔を合わせることはなかった。
そんな中、みこの身体を病魔が蝕んでいく…………


とても丁寧なお芝居でした。
高度成長真っ只中のニッポンであるはずなのに、戦争の影を引きずらざるを得ないみこの人生が、切なかったです。
家を訪ねてきた若い女性カメラマンが、いきいきと仕事をする姿を前に、病身の自分は本当の自分ではなく、本当の自分は別にいたはず……みたいに語るみこが哀れでした。
気になったのはみこの言葉使いです。
「おやじ〜」とか「なんだよー」とかいわゆる男言葉なんですね。
うーん、一路さんの口からそういう言葉が発せられるとかなりの違和感はありました。

このお芝居は、初演が昭和43年(1968年)頃で、新派で何度か上演されたそうで、その頃の脚本を使っているのでしょうね。
ちなみに当時のタイトルは『懐かしい顔』。
12年前にも再演されていまして、一路さんがみこ役でした。
その時のタイトルは『娘よ』。(これは観ていません。)
一路さんがずうっとシシィにかかりきりだった時期ですね。


今回の『君はどこにいるの』は三越劇場での上演のあと、全国ツアーを行なっていまして、3月15日の福島県いわき市での公演が大千秋楽でした。
興味がある方は、一路さんのブログをご覧くださいませ m(._.)m
旅公演、お疲れさまでした。


トート閣下から一転してみこ。
演じる役の振り幅がすごいですね〜。
次は夏、『キス・ミー・ケイト』です!



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『グランドホテル』

2017-03-19 00:24:47 | 宝塚観劇つれづれ

もう2週間も前になりますが……
やっとやっと新生月組公演を観てきました。
そしてやっとやっと下書きをまとめました……

まずは入りをウオッチングしていると、美弥るりかちゃんがやってきました。
きれい〜✨ほそーい✨
写真も撮らずに見とれる私たち😍

友人は涼風さんの『グランドホテル』を観ているということですが、私は宝塚のは初めてです。
(昨春、赤坂ACTシアターで観たので、とりあえずおおまかにはわかっている程度。)

なんと言っても存在感が半端ないのが……
トップスターのたまきち、ではなくて、愛希れいかさん(ちゃぴ)。
引退興行中のバレリーナの貫禄と少女のような純情がうまい具合にミックスされて。
さらに身体の線も美しくバレリーナという役に全く無理がありません。

で、ちゃぴのグルーシンスカヤが恋するのが、珠城りょうくん(たまきち)演じるガイゲルン男爵。
今回は男爵が主人公です。
男爵らしい品格と押し出しの強さがありました。

簿記係のオットーは美弥るりかちゃん。
線の細さが余命を宣告されたオットーというキャラクターに似合っていました。
株で儲けて、たまきちとチャールストンを踊る場面は楽しかったです。
破滅へと向かっていく登場人物が多い中、確かに余命いくばくもないかもしれませんが、物語の終盤に向かうにつれて希望を感じさせるキャラクターがオットーでした。
みやちゃんのフラムシェンへの話し方が、温かくていいなと思いました。

役替わりのフラムシェンは早乙女わかばちゃんで観ました。
ちゃぴとはまた違ったコケティッシュな雰囲気がありますね。

オットーの元の雇用主であり、フラムシェンを翻弄することになるプライジングに華形ひかるくん。
ミツルくんのファンとしてはまず、本公演の舞台でミツルくんを観れるのが嬉しい 💕
胴布団を入れて頑張っていました。
家業が傾いているのに、傲慢なエロ親父(すみません、言い過ぎました💦 でも褒めてます❗️)なプライジング。
ミツルくんには初めての傾向の役かな?

もうひとり、希望を感じさせる役がエリック。(というか、公式には唯一希望を感じさせる役なんですよね?)
こちらは朝美絢くんで。
なかなかに端正で美形なホテルマンでした。
男爵の金の煙草入れのエピソードが効果的ですね。

ラファエラは暁千星ちゃんで。
難しい役ですよね。
グルーシンスカヤへの思いがすごく溢れていました。

儲け役だと感じたのが、宇月颯くん演じるところのゆすり屋?ギャング?
ちゃんとした役名は運転手なんですよね?
裏社会の執拗さ、不気味さが出てくるたびに顕著でした。

そして忘れてはならないのが、夏美ようさんが演じる医師のオッテルンシュラーグ。
眼帯の下のメイクもすごいのですが、やっぱり存在感が大きいです。
下手の椅子に座りっぱなしで、物語を俯瞰で見ているようであり、参加しているようであり……
オットーにだけは親近感を抱いていますね。


わかってはいたことだけれども、やっぱり『グランドホテル』は役が少ないですね。
椅子をいろいろに並べて、舞台をみつめていたり、踊っていたり。
それが真ん中近辺の人々の人生を際立たせているという効果はあるのでしょうが……

そしてその真ん中近辺の人々の人生は、それぞれが丁寧に描かれていて、ひとつの物語の中でいくつものエピソードを同時進行させる方式を、グランドホテル方式というそうですね。

ところで、あの椅子は初演で使った椅子でしょうか?
昨春の『グランドホテル』のトークショーで、樹里咲穂さんが椅子は宝塚から借りてきたと言っていたので 😊
それが戻されて、また出番がきたとか?

また昨春の『グランドホテル』は、1928年のベルリンという時代と世相をかなり反映させていた気がしますが、宝塚版はそうでもないのね。
ただある劇評に、「翌1929年に大恐慌がはじまるので、28年にはまだオットーは株で儲ける事ができた」と書いてあり、世界中が暗く苦しい時代に転がっていく直前の1928年という設定は、よくよく考えられた脚本なのだなぁと感心したのでした。


惜しむらくは……
著作権の関係で?千秋楽のLIVE中継はもとより、DVDすらも出そうにないことです💧







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