だれも しらない しんじつ えりざべーと
10月は『エリザベート』三昧(というほど回数はこなしていませんが)しています
他には、シアタークリエで『RENT』を観ました
『オネーギン』も観たかったけれども、都合がつかなくて無理でした
さて『エリザベート』ですが、山口祐一郎さんの楽、900回記念、あさこさんの楽というイベント公演を観に行きました。
(さすがに、千秋楽のチケットは取れませんでした)
これらはすべてあさこさんのシシィなので、このままではコムちゃんのシシィが未見のままになってしまうので朝海×山口という組み合わせで、一度観ました
写真は、10月19日の山口祐一郎トート閣下の楽の日のキャストです。
以前も書きましたが、山口トートはまさに黄泉の帝王。
シシィへの愛は、温かく大きいです。
トートの役作りについて意識したのは、2004年の三演目でした。
(初演・再演は観劇回数がかなり少ない上に、一路シシィにばかり目がいってました~)
当時の内野トートがそれまでよりもワイルドに仕上げてきたので、山口・内野両トートの違いがより際立ってきたのです。
山口トートの基本的な役作りは、当時から大きく変わってはいないと思います。
でも、今期の山口トートは、朗々と聴かせるというよりも、芝居色が強くなったように感じました。
ルドルフに革命をけしかける場面では、今までになく踊って?いました。
楽の日のトートでとても印象的だったのは、ルキーニにナイフを渡した後の表情です。
なんというか、まるで赤ちゃんのような笑顔だったのです。
“これで間違いなくシシィは自分のものになる、人生に疲れたシシィは自分=「死」を愛すに違いない”
シシィを迎え入れる喜びの、ただそれだけの笑顔。
山口トートは一路シシィの頃から、“世界で最高齢のトート”と言われていたんですね
万が一、今回のトートが見納めにという事もあり得るので、山口トート閣下の千秋楽は観ておきたいなぁ…と足を運んだのでした。
ご挨拶は…
山口さんはシャイで、ご挨拶では笑いをとることに走って、なかなか本音を語らない方なのですが…
何日か前からドキドキしていた、とか、この年になるとあまり感動というものをしなくなるがさすがに今日は…等ということをおっしゃっておりました。
(東宝の『エリザベート』のHPにカーテンコールの動画がUPされています。)
今期の公演で、東宝の『エリザベート』は903回を数えます。
(そのうち606回が一路シシィだったのですよ)
せっかくなので、山口トート閣下で、1000回を迎えられたらなと思います。
山口トートと似た役作りをするトート役者さんは、今のところ見あたらないですし…今の演出に変わった2004年頃の雰囲気を、思いきって言ってしまえば、一路シシィの頃の『エリザベート』の雰囲気を残してくれているので、山口トートで観るとなぜか安心するのです。
キャストが発表された時は、石丸さんが山口さんの後継かな?と思っていたら、石丸トートは“紳士的な野獣”だったし。
次の東宝『エリザベート』は2012年という噂があります‥‥ホントかな?
また、山口トート閣下とお会い出来るといいなと思います
10月は『エリザベート』三昧(というほど回数はこなしていませんが)しています
他には、シアタークリエで『RENT』を観ました
『オネーギン』も観たかったけれども、都合がつかなくて無理でした
さて『エリザベート』ですが、山口祐一郎さんの楽、900回記念、あさこさんの楽というイベント公演を観に行きました。
(さすがに、千秋楽のチケットは取れませんでした)
これらはすべてあさこさんのシシィなので、このままではコムちゃんのシシィが未見のままになってしまうので朝海×山口という組み合わせで、一度観ました
写真は、10月19日の山口祐一郎トート閣下の楽の日のキャストです。
以前も書きましたが、山口トートはまさに黄泉の帝王。
シシィへの愛は、温かく大きいです。
トートの役作りについて意識したのは、2004年の三演目でした。
(初演・再演は観劇回数がかなり少ない上に、一路シシィにばかり目がいってました~)
当時の内野トートがそれまでよりもワイルドに仕上げてきたので、山口・内野両トートの違いがより際立ってきたのです。
山口トートの基本的な役作りは、当時から大きく変わってはいないと思います。
でも、今期の山口トートは、朗々と聴かせるというよりも、芝居色が強くなったように感じました。
ルドルフに革命をけしかける場面では、今までになく踊って?いました。
楽の日のトートでとても印象的だったのは、ルキーニにナイフを渡した後の表情です。
なんというか、まるで赤ちゃんのような笑顔だったのです。
“これで間違いなくシシィは自分のものになる、人生に疲れたシシィは自分=「死」を愛すに違いない”
シシィを迎え入れる喜びの、ただそれだけの笑顔。
山口トートは一路シシィの頃から、“世界で最高齢のトート”と言われていたんですね
万が一、今回のトートが見納めにという事もあり得るので、山口トート閣下の千秋楽は観ておきたいなぁ…と足を運んだのでした。
ご挨拶は…
山口さんはシャイで、ご挨拶では笑いをとることに走って、なかなか本音を語らない方なのですが…
何日か前からドキドキしていた、とか、この年になるとあまり感動というものをしなくなるがさすがに今日は…等ということをおっしゃっておりました。
(東宝の『エリザベート』のHPにカーテンコールの動画がUPされています。)
今期の公演で、東宝の『エリザベート』は903回を数えます。
(そのうち606回が一路シシィだったのですよ)
せっかくなので、山口トート閣下で、1000回を迎えられたらなと思います。
山口トートと似た役作りをするトート役者さんは、今のところ見あたらないですし…今の演出に変わった2004年頃の雰囲気を、思いきって言ってしまえば、一路シシィの頃の『エリザベート』の雰囲気を残してくれているので、山口トートで観るとなぜか安心するのです。
キャストが発表された時は、石丸さんが山口さんの後継かな?と思っていたら、石丸トートは“紳士的な野獣”だったし。
次の東宝『エリザベート』は2012年という噂があります‥‥ホントかな?
また、山口トート閣下とお会い出来るといいなと思います