夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『アクアヴィーテ!! ―生命の水―』

2020-01-31 23:58:13 | 宝塚観劇つれづれ



続いてのショーは『アクアヴィーテ!! ―生命の水― 』。
!マークがふたつなので、藤井大介センセイのショーですね。
花組の『Sante!!』はワイン🍷をテーマにしたショーでしたが、今回のテーマはウィスキー🥃です。

大人っぽいショーで、真風涼帆さんに似合っていると思いました。
ゆりかさんはスーツが似合うよね。
星風まどかちゃんもだんだん大人っぽくなってきて、ふたりのコンビも板についてきた感じ?

芹香斗亜さんがワイルドな感じでかっこ良かったです。
キキちゃん中心の赤の衣装の場面がすてき。
相手のダルマ姿の実羚淳さんが、ソロで踊るダンスがすごく上手かったです。
今回で卒業だから、責任あるポジションを任されて良かったですね。
キキちゃんの「♪Unchain My Heart」のソロが男役のパワー全開という感じでした。

ゆりかさん、キキちゃん、ずんちゃん(桜木みなとくん)の3人で、客席1列目の前の通路でアドリブをいれながら、「♪ウイスキーがお好きでしょ」を。
1列目のお客さまが羨ましい。
あの曲の全体を聴いたのは、初めてかも🙄

ずんちゃんは、ずっと可愛いイメージ(『オーシャンズ11』のベネディクトでさえ、甘いイメージでした。)だったのですが、ここにきて、男っぽさが増したなぁと。
いつまでも下級生のイメージでしたが、同期生がふたりトップになったのだから、もう上級生よね💦

今回で卒業の星吹彩翔くんと桜音れいさんは、歌の場面をもらっていました。
もんちは研3の『カサブランカ』のときに既に短いけれどソロで歌っていて・・・もっと歌手として使ってあげて欲しかったなぁ・・・

華やかな色彩のラテンの場面もありましたが(『Beautiful Garden』の衣装😀)、全体的にシックな感じでまとまった衣装だったと思います☺️

客席降りの生徒さんたちとグラス🥃(キャトルレーブの公式グッズね)で乾杯の賑やかな場面もあったのですが、座席の関係でそれはパス⤵️

ともあれ、お芝居とショーという基本の宝塚歌劇を楽しみました🤗
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『エル ハポン ―イスパニアのサムライ―』

2020-01-28 22:29:31 | 宝塚観劇つれづれ
今年の初宝塚🎶✨
宙組公演です。
お正月公演らしいお花。




『エル ハポン ―イスパニアのサムライ―』


↑イスパニアの宮廷のセットです

作・演出が、大野拓史センセイということで・・・期待値が低かったのでした🙇
なので、「思っていたよりはいいんでない?」というのが第一印象。
後ろの座席のお嬢さんふたり連れが、「場面ごとに突っ込みたくなるけれど、まあ楽しいよね」と話していたのですが、まさにそんな感じでした💮

一応、公式HPの人物関係図を見て、開演前にプログラムをさささっと読んでから観劇しました。
以下、微妙にネタバレしていますので、お気をつけください🙇

カタリナ(星風まどかさん)に無理難題ばかり降りかかるし、治道(真風涼帆さん)には解決できそうにないし、観ながら、「いったい、この話はどこに着地するのだろう🤔」と疑問だらけだったのですが・・・
そうきましたか🙄
アレハンドロ(芹香斗亜さん)は、実はそういう人物だったのね。
もっと早くに正体を明かしていれば・・・と思わないでもないです。
イスパニアに残ることになった治道がカタリナの夫の身代わりってどうよ❔❕とも思います。
大野センセイ的には「ナイスアイディア💡」なのでしょうが、蒲田治道という人間が抹殺されるわけで😢
それに藤九郎(和希そらくん)だって残るわけだし・・・売られてきた日本人の女性たちだって今後もイスパニアで生きていかねばならないのだろうし・・・
アレハンドロが父である公爵に頼めば何とかなってスッキリするのにね🙂と思ったのでした。

いくつかの場面を割愛して・・・
治道とカタリナが寄り添っていく様子をもっと丁寧に描くとか(いっそのこと、三角関係に陥ってアレハンドロが身を退くとかでもOK✌️)、治道が日本に帰っていく仲間たち(仙台藩士たち)に別れを告げるとか、そういう場面が欲しかったです。

で、結局、この物語を動かしていたのは誰❔
最終的に何が言いたい❔
洋の東西を問わず、武術や剣術を極めることで得られる精神の美しさ❔

映像を使ったオープニングとオーバーチュア。
大野センセイは大河ドラマを作りたいのかしら?と思わせる始まり方です🙂

真面目で真摯な蒲田治道、アウトローでちょっとチャラいけれど頭の切れるアレハンドロ、自分の力ではどうにもならなかった運命に翻弄されるカタリナ、権力の後ろだてがあり傲慢なものの詰めが甘いエリアス(桜木みなとくん)など、みなさん熱演でした。
でも、最近の宙組の芝居のキャラって、固定化してますよね🤔

瑠風輝くん演じる西九郎という仙台藩士が、治道に恨みを抱く藤九郎を諭す様子や言葉が、良かったです。

また、英真なおきさんのドン・フェルディナンドが、巧妙な理屈を並べ立てるのだけれど、その憎々しさが上手かったです。

今回で卒業の星吹彩翔くんはフェリペ3世。
レルマ公爵に凛城きらくん。
さすがにふたりは芝居が上手く、政治の嫌いな国王とやり手の寵臣という関係が、出ていました。


宙組はちょうど一年前にも、大野拓史センセイのオリジナル作品に当たっています。
日本もののショー『白鷺の城』でした。
あれは「芝居仕立てのショー」ということでしたが、よくわかりませんでした。
今回は取り敢えず、ストーリーを追っていけて、心の中で突っ込みを入れる余裕もあったので、それで良しとしておきましょうか😛
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『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』

2020-01-24 09:28:33 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
今年の初観劇です。
シアタークリエにて。



『シャボン玉とんだ 宇宙までとんだ』は音楽座のミュージカルで、かつて80年代後半~90年代にかけて上演されました。

その『シャボン玉~』にかつて大きな感銘を受けた井上芳雄くんが、上演したいと望んだそうな。
それに賛同して、かつて音楽座で『シャボン玉~』にかかわったメンバーが出演しています。
土居裕子さん、畠中 洋さん、吉野圭吾さん、濱田めぐみさん、他にも。
濱田さんが音楽座に係わっていたのは、今回初めて知りました。音楽座から四季へと進んだのね。
逆に圭吾さんは、四季→音楽座。12月30日まで同じシアタークリエで『ロカビリージャック』の公演に出ていて、年が明けたあとは『ロカビリー~』の地方公演に出演しながら『シャボン玉~』にも出演するというハードスケジュール👀(なので、福井晶一さんとWキャスト。)

そして井上芳雄くん。
上原理生くん、咲妃みゆさん、仙名彩世さん。
地方公演は月影 瞳さんも出演します。(濱田さんのお役。)

出演者が豪華~✨❇️✨


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
以下、公式からの引用です。

ミュージカル『シャボン玉とんだ 宇宙までとんだ』

Story
いつの日か夢は叶う 輝く心があれば 虹色のシャボン玉 宇宙(ソラ)まで飛ばそう
悠介はシャイで少し頼りない青年。周りの人々からいつも心配されながらも、作曲家として身を立てるという夢を志して懸命に努力していた。
ある日、悠介はスリを生業としている少女・佳代と遊園地の迷路で出会う。
身寄りが無くひねくれて生きてきた佳代だったが、「いつの日か夢は叶う」と告げる悠介の姿は、佳代に忘れていた素直な気持ちを思い出させてくれるのだった。
悠介は作曲家として認められ始め、佳代も小さな幸せを大切に過ごしていた。だが、佳代には本人も知らない秘密があった。それは悠介と佳代、そして周りの運命をも大きく動かしていき―。

Copyright Toho Co., Ltd. All rights reserved.

引用ここまで。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

ファンタジーを心に受け入れるかどうかで、感じ方が変わってくる作品だと思いました。
「おとぎ話でしょ」と言い切ってしまうことはとてもたやすいこと。
でも、佳代に次から次へと降りかかる悲運や、順風満帆にみえた悠介にまで訪れる災難を見せつけられると、ファンタジーの存在を信じてしまいたくなります。
時代設定は「昭和」で、衣装もバブル期そのもののデザインなのですが、テーマには「令和」の今にも通じる普遍性があると思いました。
あくまでも佳代への愛を貫こうとする悠介の気持ちを、事件が起きるまでは全力で悠介と佳代を応援していたまわりの大人たちが理解できなかった、理解しようとしなかったのが、唯一、残念な点ではありました。
逆に感情がなかったはずの宇宙人たちに、悠介と佳代の心情に触れることで、ピュアな感情が生まれていきます。
その対比が印象的でした。
ナンバーはシンプルなメロディラインで親しみやすく覚えやすく、BGMも懐かしい感じでした。
音楽は7、8人くらいでの生演奏。

悠介@井上芳雄くん
実年齢よりもひとまわり若い役を演じているわけですが、そういう違和感は全くなし。
ちょっと臆病だったり、晴れやかだったり、意志が強かったり。
その時々の悠介の感情がストレートに伝わってきました。
歌も包みこむように大事に歌っていました。

佳代@咲妃みゆさん
芝居がとても上手かったです。
笑わせるところ、泣かせるところ、全然わざとらしくない。
とても健気な佳代。
佳代は何としても幸せにしてやりたいと、思わせる芝居でした。

仙名彩世さん
退団後の初舞台だそうです。
まだ外部の舞台は様子見という感じでしょうか?・・・いろいろな役で頑張っていました。

濱田めぐみさん@春江
わりとあくが強い演技をする印象があったのですが、喫茶店を切り盛りするふつうの奥さんの雰囲気が出ていました。
どうしてもこの作品に出たかったそうです。

土居裕子さん@ピア(宇宙人)
とにかく歌声が美しい。ものすごく澄んだ声です。
普通の市井の人々の話に宇宙人が登場したら違和感ありありになるはずが・・・こんな夢を見てもいいよね!と思わせる宇宙人チーム。
音楽座の『シャボン玉~』で佳代をたくさん演じたそうです。

上原理生くん
宇宙人を演じたり、悠介の作曲の先生を演じたり。先生役のほうは貫禄充分。
優しい雰囲気のナンバーが多かったので、理生くんらしい熱いソロナンバーがなかったのは、残念といえば残念かな?

吉野圭吾さん@喫茶店のマスター
良い人を演じる圭吾さんを観るのは、しかも日本人役で観るのは、3年ぶりかな?
だからかなり新鮮🍋
音楽座時代は宇宙人の役でこの作品に出ていたそう。
また『シャボン玉~』に出れて嬉しいよ☺️オーラが伝わってきました。
最後にみんなで歌う「♪ドリーム」も周囲と顔を見合わせながらニコニコと。


いちばん印象に残ったこと。
悠介に夢は何か?と訊かれて、「好きなひとの奥さんになって、朝、旦那さんをいってらっしゃいと送り出す」という佳代の答え。
そういう世間的にはごく普通のことが夢だという、それまでの佳代の人生。
喫茶店でバイトをしながらではあるものの、「夢は作曲家になること!」と堂々と宣言できる悠介。

たぶん登場人物のみんなにそれぞれの夢があって、それをあたためながら生きているのだろうな、と思わせたの
でした。



ほのぼのして、ハッピーエンドで、ああ、良かった~🙂
・・・だけではない、ラストに到るまでのいろいろに、たくさんの事が詰まったミュージカルだったのでした。




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お片付け本@ひとりごとな《Diary》

2020-01-21 23:29:28 | 日々のつれづれ
大寒ですね。
今朝は家の辺りでも2、3センチの積雪がありました。
季節は裏切らない🌨️

さて・・・

実践はまるで伴っていませんが・・・🙍
お片付け本を読むのは好きです☺️
ただ、片付け本を片付けるのに悩むのはどーよ、ってことで、手許にあるのは3冊。
あとは図書館から借りてきます。

最近読んだ2冊の片付け本のタイトルに、奇しくも「死んでも~」というフレーズが入っていました😵

1冊は60代の方が、もう何があってもおかしくない年齢なのだから、死んだときに残された家族が困らないように片付けましょう、というコンセプトで書かれたものなので、タイトルには納得できました。

もう1冊は、高齢者にはまだまだ間がある方が、本のタイトルだけでなく、「死んでも○○しない」というフレーズを頻出させています。
○○にモノを置いただけで死ぬ!とか、「死ぬ」という単語を軽々しく使いすぎ!と思います。
こういう「死んでも」の使い方は好きではないなぁ🙍
(因みに、その方が実践していることや考え方は賛同できることでした。)
「タイトルのインパクトを大きくして、この本を売らなくちゃ!」という思惑も見え隠れしていますね😵💦
たぶん、編集者も若くて、想定の読者層も40代くらいまでなのでしょう。

という、ただそれだけの話。

たぶん、人生の片付けは、「断捨離」→「老前整理」→「終活」と進んでいくのだと思いますが・・・

同い年の友人に「もう私たちって老前整理だよね?」と言ったら、「いやいや人生100年時代なんだから、まだ断捨離。」という力強い答えがかえってきたこともありましたっけ。

でも・・・ワタシの場合。

片付け本を読む時間があるなら、まず手や身体を動かして片付ければー、ですね( ̄▽ ̄;)
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「きのう何食べた?」ドラマを見ました

2020-01-17 21:30:33 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
よしながふみ先生の『きのう何食べた?』をご存知ですか?

シロさんとケンジのゲイのカップルを主人公にした、なかなか内容の深い漫画らしいです。(実は、試し読みしかしたことないので、よくわかっていません🙇)

でも、シロさんの作るお料理がもうひとつの主役、ということは知っていました🙂

これがドラマ化されまして、'19年4月から放映されていました。
うちの地方では、約2ヶ月遅れで放映されていたのですが・・・私が気づいた時は、すでに残り3回くらい😦

ちゃんと見たかったよ~と泣いてもあとの祭り。
(その後、見る手立てがなかったわけではありませんが・・・何となく忘れてしまい💦・・・因みに、今年のお正月スペシャルのドラマも放映されていない地方です⤵️)

それがこの年末から年始にかけて、全話が公式にYouTubeにUPされました。(1月17日現在は、公式では11話と12話しかUPされていません😢念のため。)

見ましたよ❗️
今度はしっかりと😀

シロさんが西島秀俊さん、ケンジが内野聖陽さんというキャストなのですが、内野さんの乙女っぷりが半端ないです。わざとらしく作っているのではなく、すごく自然でさすがに芝居巧者。役作りの鬼。(内野さんがこういう役を受けたことにも、ちょっと吃驚⁉️)
そういうケンジを受け止めるシロさん(西島さん)のさりげない包容力やモノローグもいいです。
シロさんと両親の関係とか、シロさんとかよこさん(田中美佐子さん)一家とのさばさばした関係とか、また別のゲイのカップルのエピソードとか、見所満載でした。(山本耕史さんの役もかなり新鮮でした。)

ジルベールが符丁のように使われているのには、納得というか、笑ってしまいました😛
(書くまでもないことと思いますが、ジルベールとは『風木』のあの彼ね✌️)


さて、お料理。

シロさんいわく「麺つゆと顆粒だしと中華スープのもとで乗り切っている」という、ごくごく庶民的で、コストパフォーマンスのいい料理の数々なので、気軽に真似したくなるものがたくさんあります。
生姜もチューブ入りを使っているし😁

パスタを家で作ると具沢山に作れるからいい😃というのは、まるっきり同意。(外で食べるパスタも、家ではあまり使わない食材を使っていたり、具材の色合わせがすごくきれいだったりして、美味しいけれどね😊)

それと、野菜を何種類もたっぷり入れて作る袋のラーメン🍜(これはケンジが作って、スマホの着信も無視して一気に食べていた🌀)

蕪の葉や茎を使った炒め物やパスタ。

お手軽に作れてしまうちらし寿司。

こういう野菜で作れてしまうのね、という目から鱗の簡単な一皿の数々。

等々、真似したくなって、作ったものもあります😁

これは絶対太るよね❗️のミルクティー風味のジェラートは初夏に食べたい🍨


原作の漫画も読みたいのですが、現在16巻まで進んでいるようで・・・どうしましょう🥺

(よしながふみ先生の作品では『大奥』はここ何年かはリアルタイムで追いかけています。こちらはそろそろ終盤。あのパラレルワールドがどういうふうに着地するのか興味が尽きません。)


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