夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『 るろうに剣心 』(2)

2016-02-29 22:59:12 | 宝塚観劇つれづれ

せっかく関西まで✈️行ったのですから、『 るろうに剣心 』も観てきましたよ (^o^)
今回もお友達が付き合って観劇してくれて、楽しかった~、美味しかった~、お世話になりました o(^▽^)o
ありがとうございました!


さて、約三週間ぶりに観たわけですが……もちろん熱演なのだけれど、よい具合に力が抜けて、より上質のエンターテインメントに仕上がっていたと思います。
この三週間の間には、(インフルエンザで?)休演者続出 →代役公演というアクシデントがあり、新人公演もあったのですよね。
(今回の休演者が最高だった日は何人でしょうか? 余談ですが……新型インフルエンザが流行った年の『カサブランカ』では確か最高で1日に9人が休演したような……リックのカフェのお客が少なくなったり、舞台上で自動車を運転する役ー一舞台上といえども運転経験のある生徒でないとだめなのでーーを誰にするか困ったり、そんなエピソードがあったのもひと昔前のオハナシになりました。)


以下、ネタバレしています。
また、全くの私感なので、感じ方考え方が違ってもスルーしてくださいね (´・人・`)

で、良い感じに肩の力が抜けていたのは、翔くんでした。翔くんも休演した(涙)のですよね。
咲奈ちゃんと逆転しちゃって焦っていると思うのですよ。でも、武田観柳という悪役を憎めない悪人キャラに育てたと思いました。加納惣三郎も悪キャラですが、被っては意味がないし、なんと言ったらいいか、あまりずる賢くない小物感のある愛すべき観柳、とでもいう感じでしょうか? 阿片の密売とか阿漕なことに手を出しているけれど、悪人としては正統派というか……ムダにキザっているのもご愛嬌^_^;

で、正真正銘のワル、のぞさま。(だいもん、ではなくて、ここはもう、“のぞさま”呼びでしょう。)大人の色気がUP!髪を切り落とすところなぞ、ぞくっとします。のぞさまの悪人っぷり、したたか感にも磨きがかかっておりました。のぞさまが歌うと説得力がありますね~。惣三郎は絶対生きていて、もう一度、剣心の前に姿をあらわすに違いない!!と思わせる幕切れですね。

そして私の中の存在感がとても大きくなったのが、蒼紫の月城かなとくん。キャラの再現率が100パーセント以上?二次元の画面の美しいキャラがそのまま抜け出て三次元に生まれかわったような感じです。きっと人気も上がりますね (*^o^*) 上級生たちを従えても全く違和感のない、氷の刃のような蒼紫さまでございました。かなとくんは、男役としては顔立ちも芸風も正統派だと思うので、先が楽しみですね!かなとくんの日本物が好きなので、このまま雪組で育てて欲しいけれど……どうなるでしょう?

咲奈ちゃんは、今まで、私としてはかわいいイメージが強かったのですが……一皮向けた感じでオトナでした。新撰組時代からちゃんとくわえ煙草なのね。

永久輝せあちゃんの剣心の影が、すごくスッキリとして見えました。舞台上では、ちぎちゃんの剣心がいっしょに居るわけですが、影としてすっとあらわれて、吐露される剣心の心情のじゃまにならない存在感。と言って、うすい存在でもなく。でも、剣心とふたりでの立ち回りは迫力がありました!友人によると、新公主演して剣心を演じたので、立ち回り(の見せ方)がとても上手くなったそうです(^o^) セリが降りてさっと消える仕掛けの演出が上手いなあ。

その他、男役さんでは、真那春人くんと久城あすくんが雪組の大事な戦力になったなぁ、と感じました。
まなはるくん、翔くんの代役お疲れさまでした。本役と言ってもいい出来だったそうですね *\(^o^)/* 元気で明るい瓦版売りと不気味な式尉、間逆の役なのにどっちもはまっていました。
あすくんも、新聞売りと火男の間逆の二役でしたが、ちゃんと存在感がありました。急遽、新公にも出演したのですよね。
このふたりに限らず、次の、さらにその次のトップさんを助けてくれるだろう生徒さんを、劇団は大切にしてくださいね~!

そして、ちぎちゃんのことを書かないわけにはいきますまい。
剣心の「おろ?」っとコミカルな部分が、けっこう前面に出てきたと思いましたが、それは、静かにめらめら燃える隠されている心情との対比がより際立ってきたわけで、ちぎちゃん剣心に、親しみと凄みをよりいっそう感じました。友人も言っていましたが、ちぎちゃんはいつも全力疾走!!咲妃みゆちゃんの薫との会話も微笑ましいです(≧∇≦)

相変わらず、簡潔な文章が書けなくて……(-_-;)
娘役さんたちのこととか、もう少し書きたいこともあるので、また後日、書こうと思います m(._.)m
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現代能 『 安倍晴明 』

2016-02-28 23:08:10 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

大阪フェスティバルホールで、
現代能『安倍晴明』を観てきました。
2月27日、ただ一回だけの舞台です。

観にいくかどうか、けっこう迷ったんですよ~(´・_・`) 決め手となったのは、退団後のゆうひさんの舞台でいちばん好きなのが、『 天守物語 』なのですね。その系譜に繋がりそうな題材なので、やっぱり行こう!と決めたのでした。でも、その時はすでに一般発売が始まっていたので、良いお席はもうありませんでしたけれどね……でも、オペラグラスを駆使してしっかり観ましたよ。

はい!ということで、ゆうひさんの出演舞台なのです (⌒▽⌒)

🌸 現代能 『安倍晴明』
出演 安倍晴明……野村萬斎
榊の前、葛の葉 (晴明の母)……大空祐飛
蘆屋道満……梅若玄祥

他の出演者としては、晴明の式神として、初姫さあやちゃん(ご結婚おめでとうございます!)と琴音和葉ちゃんがご出演でした。
能と現代劇のコラボレーションということで、手妻(イリュージョン)も登場して、わかりやすく楽しめる舞台になっていました。

晴明との妖術比べに敗れた蘆屋道満が、黄泉の世界(この言い方は間違っていると思いますが……(・_・; )から榊の前を呼び出し、晴明の命を脅かす……とざっくり言うとそういう話です。← ざっくり過ぎ‼️
所作とか難しいことは全くわかりませんので、書けませんが……ゆうひさんについて言えば、たおやかで凛々しくもあり、それと“ 女の業 ”とでもいうどろどろした感情を吐き出すところなど、見応えがありました。
榊の前は晴明の父の前妻で、自分から夫を奪った葛の葉を、さらにはその子である晴明を怨んでいるのです。
葛の葉が実は狐の化身というのは、わりと知られていますよね。
般若の面、緋の長袴、打ち掛け、蜘蛛の糸で晴明を搦めとろうとする様子、異形というか人外の者がゆうひさんにはよく似合います。
榊の前は、道満によって葛の葉に化けさせられて、晴明の前に姿をあらわすのですが……晴明に見破られてしまうのですね。それでも、たとえ化身であっても葛の葉に会えた晴明が最後に、「母上とお会いできて嬉しゅうございました」というように呟くのが、晴明の人間くささをあらわしているような気がしました。

こういう舞台では、台詞はどう伝えるのだろう?と思っていましたら、胸もとにワイヤレスマイクを付けていました。本当はもっと小さなハコで、生声でやるのがいいのでしょうね。

そんなに長い時間ではなく、ただ一回だけの舞台でしたが、ゆうひさんが出演しなければ縁がなかったであろうジャンルの舞台を観れて良かったです (*^_^*)


PS
フェスティバルホールの前に流れている川は、土佐堀川でした。
また大☆生命のビルも目の前にあって、中では、広岡浅子展をやってたみたいです。
肥後橋駅には「『あさが来た』発祥の地」みたいな看板がかかっていて、田舎もんには嬉しい驚きでした(^◇^)
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雨水 2016 @ひとりごとな《 Diary 》

2016-02-20 00:27:17 | 日々のつれづれ

寒さの底は、立春を過ぎてからでした。
春~🌸 というような暖かい日もありましたが、見事に寒は戻って、立春過ぎても寒いさむい (・_・;
ところが、また春~🌸 のポカポカ。
で、天気予報を見ると、また来週は雪がちらちらと?

そんな毎日ですが、とにかく雨水です。今年は2月19日。
日の入りがどんどん遅くなって、寒くとも、それだけで嬉しいです。

そんな季節に明るい話題 (^o^)
『 ガイズ&ドールズ 』に続いて、『 Love & Dream 』もDVD発売が決定しましたね^_^
どちらも、著作権にガチガチに縛られていて、DVD発売はほぼ諦めていたので、とても嬉しいです。著作権が厳しいものは放映は頻繁にできないでしょうから、これはDVDは買っておく方がいいかなぁ。『 Love & Dream 』は、特に2部のアレンジが好きなのですよね (*^_^*)

今から10年近く前になりますが……私は月組の『 ガイズ&ドールズ 』のビデオを買いそびれておりました。祐飛さんのファンとしては、是非手に入れたいところです。そうしたら、某ヤッホー(笑)のオークションに出品されているではありませんか‼️入札して、時々チェックして、大丈夫そう(^_^)v と安心したのも束の間、油断していて、手に入れ損なった Σ(・□・;)という苦い思い出もありました。

話は戻って……
アレンジといえば……
昨年の春あたりから、ずうっと好きな曲があります。
「 何度でも花が咲くように私を生きよう 」
この長いタイトルだけだと(・・?)かも知れませんね。
資☆堂のシャンプーのCMソングで、ご存知、福山雅治さんの作詞作曲。
ダウンロードではなく、CDを買ってしまいました (o^^o)
歌詞が素敵だなぁ、と思ったのが第一でしたが、アレンジもいいのです。
バックにビバルディの「春」を模したメロディーが流れていて、アレンジャーの発想に感心したのでした。
歌詞はというと……著作権に引っかかるのでここには書けませんが……
憧れた人生はもう手に入れられないかもしれないけれど、それでも、毎年春が来て、同じ春は二度となくて、新しい花が咲く🌸 という、後半戦の人生の応援歌です。


さて、面白い、楽しい(^^) サイトを見つけました。
「オトコの別腹」。
各界の男子(笑)が主にスイーツについて語っています。
で、ワタクシが東京駅で買って気に入ったお菓子を、吉野圭吾さんがご推薦~ (*^_^*)
かなり嬉しくなってしまったのでした (^_^)☆

宙組の東京公演が始まりましたね。
まぁさま🎩✨好きなのに~ 来月は観にいきます‼️


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「 さらば あぶない刑事 」 ~ 映画を見ました。

2016-02-18 21:22:04 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。

「 さらば あぶない刑事 」の映画を見てきました。

TVの放映当時は、日曜日午後8時の放映だったので、その時間帯は大河ドラマを見ていることが多く、熱心な「あぶデカ」ファンという訳ではないのですが、その後に再放送を見たり、映画がTVで放送されるのを見たり……やっぱり懐かしいし、「 さらば 」と銘打っているし、で、気になって?映画館まで行きました (^O^)

タカとユージがあと5日で定年!という設定に、先ずは長い時の流れを感じてしまいました。実際、舘ひろしさんも柴田恭兵さんも、還暦超えして何年も経っていますしね……それなのに、あの若々しい肉体というか、若者顔負けの体力はすごい‼️そして、ふたりの軽妙洒脱な( 昭和な表現ですねぇ。チャラいというのは違う気がするのですよね。いい言葉が思いつかない(泣))相変わらずの掛け合いも楽し、懐かし、でございました。
相変わらずといえば、浅野温子さんの弾けっぷりというか、コスプレも、ヴァージョンアップしていたような。「あぶデカ」のTV放映が終わったあたりで、W浅野ブームになったのでしたっけ?そして、「101回目のプロポーズ」が来るのでしたっけ? と、曖昧な記憶 σ(^_^;)
そして、木の実ナナさんは、変わらずナイスボディ。
仲村トオルさんは、年下感というか、チームの下級生感がありあり。もうベテランの俳優さんなのにね。

ストーリーそのものは、ミナト・ヨコハマを舞台にして、最後にひと花咲かせるぜ‼️的な派手なアクション・シーン満載のものでございました。川を走るボートを追走して走るユージとか、スタント無しでハーレーを乗りこなしながら銃を構えるタカとか、おふたりの強靭な体力に脱帽です‼️

エンディングに今までのTVや映画のワンカットが流れ、タカとユージがジャンプしているお馴染みのエンディングの映像でおわり、「 long good-bye 」のクレジットを見たら、ざざざぁーーっと自分自身の80年代と90年代を想い出して、懐かしせつなし (;_;)な気持ちになってしまったのでした。

これからは、こうやってひとつひとつにお別れしていく年代になったのだなぁ……と改めて気づいたのでした。

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『 Ernest in Love 』(2)

2016-02-17 23:32:09 | 宝塚観劇つれづれ

ブラックネル夫人は悠真倫さん。
2005年には、月・花の両組で出雲綾さんが演じました。出雲さんの力強い「 ♪ハンドバッグは母親とは言えない!母親ではない!」が印象深いです。
まりんさんは出雲さんよりもキーが低いらしいのですが、ちゃんと女役でした。おじさまもおばさまも出来る専科さんは貴重ですよね。
おっとりとした雰囲気の人なので、ひとつ間違えるとものすごく意地悪に見えるブラックネル夫人を、わりとコミカルに演じていたと思いました。でも、アーネストの出自が不明なうちは、依怙地なくらいグウェンドレンとの結婚に反対していて「 アーネストはセシリイの後見人を立派に務めているのだし、そこまで反対することないでしょうに 」 と腹立たしい気持ちになったのでした。←これはあくまで、脚本の問題です。それと、まりんさんの演技が上手いということ。

貴族の血筋や貴族階級の維持が優先で、その窮屈さから逃れるために生み出されたアーネストやバンバリーが巻き起こす騒動、という設定はイギリスならではの皮膚感覚なのでしょうね。
脚本についていえば、ミス・プリズムが “ うっかりして ” 小説の原稿と赤ん坊を入れ替えてしまった……とか、カデュー氏がそのまま赤ん坊の入った鞄を持ち帰ってしまった……とか不自然な部分も目立つのです。
ミュージカルのナンバーがどれも親しみやすいし、アーネストとアルジャノンの絡みとか、アーネストがグウェンドレンに求婚する様子とか、グウェンドレンとセシリイがだんだん仲良くなっていく様子とか、微笑ましい場面がいっぱいあるので、冷静に脚本の流れを考えると「うーーん (O_O)」ではあるものの、楽しく観劇できました。

観る機会のなかったもうひとりのセシリイの音くり寿ちゃん。プログラムでお顔を確認して、メイドや農婦の中から「あの娘かなぁ?」と探しました。まだ研2よね?どんな娘役さんに育っていくのでしょうね?

1幕のグウェンドレンのメイドと2幕のミス・プリズムは、じゅりあさま。
メイドは思いきり弾けたメイクで、ミス・プリズムは知的だけれど可愛らしくて……じゅりあさまを観れるのは嬉しいです。じゅりあさまがいるだけで、花組🌷っていう気がします。雪組のせしるさんはやめてしまいますが、じゅりあさまは副組長になられたことだし、まだまだやめないでね。

『 Ernest in Love 』は、役が少ないのが難点ですね~(-_-#)
下級生が舞台経験を積むには、アンサンブルを揃える場面がいくつかあって良いのでしょうが……
組が分かれる外箱の公演だと役がちゃんとつく中堅どころには、役不足感が否めませんね~。
しかも、次の本公演は、またしても役の少ない『 ミーマイ 』 で当然一本立て。
観ていて楽しい気分になれる、客入りも見込める( しかも役替わり祭り。両方のパターンを観たくなりますよね~ )、間違いのない演目ですけれどね~。( ワタクシは、先ずは、ちなつちゃんのジャッキーのBパターンから狙いますが……Aパターンも興味あります ^o^ )

さて、『 Ernest in Love 』はいよいよ名古屋に上陸❗️新しくDパターンが加わります。
名古屋でも休演者を出さないで、無事に千秋楽まで駆け抜けられますように❗️






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