せっかく関西まで✈️行ったのですから、『 るろうに剣心 』も観てきましたよ (^o^)
今回もお友達が付き合って観劇してくれて、楽しかった~、美味しかった~、お世話になりました o(^▽^)o
ありがとうございました!
さて、約三週間ぶりに観たわけですが……もちろん熱演なのだけれど、よい具合に力が抜けて、より上質のエンターテインメントに仕上がっていたと思います。
この三週間の間には、(インフルエンザで?)休演者続出 →代役公演というアクシデントがあり、新人公演もあったのですよね。
(今回の休演者が最高だった日は何人でしょうか? 余談ですが……新型インフルエンザが流行った年の『カサブランカ』では確か最高で1日に9人が休演したような……リックのカフェのお客が少なくなったり、舞台上で自動車を運転する役ー一舞台上といえども運転経験のある生徒でないとだめなのでーーを誰にするか困ったり、そんなエピソードがあったのもひと昔前のオハナシになりました。)
以下、ネタバレしています。
また、全くの私感なので、感じ方考え方が違ってもスルーしてくださいね (´・人・`)
で、良い感じに肩の力が抜けていたのは、翔くんでした。翔くんも休演した(涙)のですよね。
咲奈ちゃんと逆転しちゃって焦っていると思うのですよ。でも、武田観柳という悪役を憎めない悪人キャラに育てたと思いました。加納惣三郎も悪キャラですが、被っては意味がないし、なんと言ったらいいか、あまりずる賢くない小物感のある愛すべき観柳、とでもいう感じでしょうか? 阿片の密売とか阿漕なことに手を出しているけれど、悪人としては正統派というか……ムダにキザっているのもご愛嬌^_^;
で、正真正銘のワル、のぞさま。(だいもん、ではなくて、ここはもう、“のぞさま”呼びでしょう。)大人の色気がUP!髪を切り落とすところなぞ、ぞくっとします。のぞさまの悪人っぷり、したたか感にも磨きがかかっておりました。のぞさまが歌うと説得力がありますね~。惣三郎は絶対生きていて、もう一度、剣心の前に姿をあらわすに違いない!!と思わせる幕切れですね。
そして私の中の存在感がとても大きくなったのが、蒼紫の月城かなとくん。キャラの再現率が100パーセント以上?二次元の画面の美しいキャラがそのまま抜け出て三次元に生まれかわったような感じです。きっと人気も上がりますね (*^o^*) 上級生たちを従えても全く違和感のない、氷の刃のような蒼紫さまでございました。かなとくんは、男役としては顔立ちも芸風も正統派だと思うので、先が楽しみですね!かなとくんの日本物が好きなので、このまま雪組で育てて欲しいけれど……どうなるでしょう?
咲奈ちゃんは、今まで、私としてはかわいいイメージが強かったのですが……一皮向けた感じでオトナでした。新撰組時代からちゃんとくわえ煙草なのね。
永久輝せあちゃんの剣心の影が、すごくスッキリとして見えました。舞台上では、ちぎちゃんの剣心がいっしょに居るわけですが、影としてすっとあらわれて、吐露される剣心の心情のじゃまにならない存在感。と言って、うすい存在でもなく。でも、剣心とふたりでの立ち回りは迫力がありました!友人によると、新公主演して剣心を演じたので、立ち回り(の見せ方)がとても上手くなったそうです(^o^) セリが降りてさっと消える仕掛けの演出が上手いなあ。
その他、男役さんでは、真那春人くんと久城あすくんが雪組の大事な戦力になったなぁ、と感じました。
まなはるくん、翔くんの代役お疲れさまでした。本役と言ってもいい出来だったそうですね *\(^o^)/* 元気で明るい瓦版売りと不気味な式尉、間逆の役なのにどっちもはまっていました。
あすくんも、新聞売りと火男の間逆の二役でしたが、ちゃんと存在感がありました。急遽、新公にも出演したのですよね。
このふたりに限らず、次の、さらにその次のトップさんを助けてくれるだろう生徒さんを、劇団は大切にしてくださいね~!
そして、ちぎちゃんのことを書かないわけにはいきますまい。
剣心の「おろ?」っとコミカルな部分が、けっこう前面に出てきたと思いましたが、それは、静かにめらめら燃える隠されている心情との対比がより際立ってきたわけで、ちぎちゃん剣心に、親しみと凄みをよりいっそう感じました。友人も言っていましたが、ちぎちゃんはいつも全力疾走!!咲妃みゆちゃんの薫との会話も微笑ましいです(≧∇≦)
相変わらず、簡潔な文章が書けなくて……(-_-;)
娘役さんたちのこととか、もう少し書きたいこともあるので、また後日、書こうと思います m(._.)m