夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

【ライヴ中継】花組『巡礼の年』

2022-07-17 22:57:05 | ライブビューイング・配信
ライヴ中継で見てきました。
配信でもいいけれど、アーカイブがないし……大きなスクリーンは魅力✨
にしても……ライビュの料金がB席よりも高いってどうよ?!という不満はあります🙄


🌼『巡礼の年 ~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~ 』

作・演出は生田大和センセイ。
興味のあるテーマだったので、楽しみにしていました。
リストの心情の変化と、パリの1848年2月の革命への道程を絡めて、物語は進んでいきます。
この時代の音楽家のエピソードとしては、ショパンとジョルジュ・サンドの恋が有名ですが、リストについては「超絶技巧!弾くのは難しくて手が出せない、88鍵では足りずに大きなピアノを作らせた」くらいの知識しかありませんでした。
だから、どこまでが史実で、どこからがフィクションなのかはわかりませんので、細かなことには拘らずに、見ていました。

柚香光さんのリストはまず美しかった✴️✨
弾き語りもして、れいちゃんの多才なこと。
名誉欲が限りなく大きくなって、マリーとの間に溝が出来てしまう、リストの精神が(端から見ると)暴走してしまう、あたりの展開が、見ていて切なかったです。

マリー・ダグー伯爵夫人の星風まどかちゃん。
駆け落ち先のジュネーブでの白いドレスのマリーの無邪気さもよかったけれど、パリに戻って社会活動を始めてからのほうが、いきいきと見えました。
まどかちゃんは寄り添い系の娘役さんではなく、ストーリーの流れの一端を担うほうが似合う娘役さんですね。

ジョルジュ・サンドは永久輝せあさん。
純粋に芸術を愛する心はあるけれど、名誉を手にするためのしたたかさも垣間見られるジョルジュ。
そんな感じがよく出ていて。
男装の麗人とドレス、ひとこちゃんファンとしては、眼福でした。

そんなジョルジュを変えていったのがショパン。
水美舞斗さん。
すごくきれいになったと思いました。
いや、元々きれいなマイティですが、元気溌剌ではなく、影のある雰囲気が美しい。

マリーの夫、ダグー伯爵の飛龍つかささん。
最後のお役がお髭のおじさまでしたが……やっぱり上手いし包容力を感じます。
「私の知らない顔をしていた」みたくマリーを語るときの演技とか。
退団が惜しまれます!

リストのパトロンのラプリュナレド伯爵夫人は音 くり寿さん。
娘役から女役にシフトして、守備範囲が広がってきたなぁと感じました。
歌は文句なく上手いし。
だけれど、退団なのですね。
こちらもとても残念です。


オルレアン公、ルイ・フィリップが王位に就いている時代ですね。
王政復古したとは言え、貴族たちの衣装はあそこまで革命前のアンシャンレジーム期のスタイルではないと思うのですが……
それは、「芸術家たちのパトロンとして存在する貴族社会」を強調したかったのかな?と感じました。
一方で、革命の機運が高まると、芸術家たちに「貴族たちの庇護なくして芸術は成り立たない」みたいな事を言わせていたのも印象的でした。
リストとショパンの曲をもう少しじっくりと聴きたかったかな~

リストを主人公に据えてはいますが、マリー、ショパン、ジョルジュ・サンドらの群像劇で、なかなか面白く見れました。
ここには書ききれなかった下級生の男役、娘役さんたちも適材適所で活躍されていたと思います。

公演休止に見舞われることもなく、完走できて、千秋楽を迎えられておめでとうございました🎉
コメント (2)
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【映画】「アポロ13」「ライトスタッフ」見ました

2022-07-11 07:12:19 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
宇宙開発に関する旧い映画を2作品、見てきました。
どちらにも思い出があります。
以前はVHSのビデオを持っていたのですが、もう見れません。
地元のシネコンで上映するというので、これは良い機会と思い、見にいきました😃
2作品とも、懐かしさや時代の空気は感じましたが、古さは全く感じませんでした。
デジタル処理されているので画面もキレイ。

🚀「アポロ13」
1995年の作品。
1970年4月、三度目の月面着陸を目指して飛び立ったアポロ13号でしたが、酸素タンクの爆発事故に見舞われます。
地球に戻るための酸素も電気も足りなくなる中で、いかにして地球に戻るか、戻すか、危機的状況の中で、3人の宇宙飛行士たちと地上の管制官たちの、手探りのミッションが繰り広げられます。
のちに《成功した失敗》と言われたアポロ13号の帰還までを描いた作品。

🚀「ライトスタッフ」
1982年の作品。
のちに「マーキュリー7」と呼ばれたアメリカ初の宇宙飛行士たちの物語。
1947年、音速の壁を越えるべくパイロットたちは凌ぎを削っていた。
そんな時に、ソ連に遅れをとるまいと、有人宇宙飛行の計画(マーキュリー計画)が持ち上がり、宇宙飛行士の選抜が実施される。
最初は15分間の飛行だったのが、地球を22周するまでに技術は進歩し、1963年、マーキュリー計画は終了する。
ライトスタッフは戸田奈津子さんによると〈正しい資質〉と訳されています。
ノーカット版なので3時間超えでしたが、ずっと大画面に見入っていました。
壮大なマーチ風のテーマ曲がすごく好き。
時々、ホルストの『惑星』のメロディーが挿入されているのも、とても効果的でした。


どちらも、事実をもとにして、できるだけ忠実に、でもエンターテイメント色は失わずに描かれた作品です。
雄大なカリフォルニアの砂漠🌵での飛行実験の様子、ロケットの発射台や管制室の様子、宇宙飛行士たちの訓練の様子、等々、映画とは思えないほどとてもリアルでした。

国家規模のプロジェクトの成功のために力を尽くすという大テーマはあるのですが、私がより深く感じたのは、チームやファミリーのあり方でした。
〈絆〉という陳腐な言葉しか思い付かないのですが、意見の食い違いや衝突はあるものの、絆が深まっていく様子は、気持ちよかったです。

また、当時のアメリカの中産階級の家族の様子も、興味深かったです。
たぶん、宇宙飛行士の選考基準が、学歴や個々の能力の他に、人格も考慮されて、〈結婚していて一人前〉という当時の価値観があったから全て妻帯者になったとは思うのですが、戦後の日本人が憧れたアメリカンファミリーがそこにありました。
宇宙飛行士たちは公の場には必ず妻を伴い、妻たちはカラフルなスーツかワンピースにハイヒール、帽子と手袋を身につけています。
公の場でなくても、きれいな色のワンピースやブラウスやスカートや、当時のファッションを見るのが楽しかったです✨

そして、メカニックや管制室には女性はいません。
有色人種もほとんど登場しません。
WASPが合衆国を牽引している、そういう時代の空気を深く感じました。

とにかく……
大きな画面で思い出深い映画を見れて楽しかったです✨


🎬️午前10時の映画祭
https://asa10.eiga.com/
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メロンめろんメロン

2022-07-10 10:20:26 | 日々のつれづれ



先日、立派なメロン🍈をいただきました。
Mさま、毎年、どうもありがとうございます😆💕✨
銚子のメロンだそうです。
箱から取り出そうとしたら、キチキチに詰まっていて取り出すのが大変なくらい大きいです。
まだ食べ頃ではないから、常温で様子を見てね🎵とメールをもらっていたので、毎日、様子見👀



で、数日後、めでたく腹におさまったのでした😃
甘い。
ジューシー。
色がきれい。
どうもごちそうさまです😆💕✨

毎年書いている気がしますが、メロン🍈はスーパーでみかけても買いません。
「今年もMさまが贈ってくれるだろうなー」と期待して、Mさまのメロン🍈を堪能した😋あとは、ひたすら西瓜🍉の季節となります。
このご縁が続きますように😺


今日は、暑くなりそうです🥵
ここ2、3日は最高気温が30℃に届くくらいだったので、比較的、過ごしやすかったのですが……
投票所に行かねば。
期日前投票しておけば良かった~
にしても、最高気温が30℃で過ごしやすいって?!
地球🌏️はどうかしている😵
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【映画】「メタモルフォーゼの縁側」見てきました

2022-07-03 10:21:18 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
映画を見てきました。



原作の漫画が話題になっていたことはだいぶ前から知っていましたが、読んだことはありませんでした。
主人公のふたりを芦田愛菜ちゃんと宮本信子さんが演じるということで、きっと面白い映画になっているのでは?と期待を持って、見にいきました。

良かったです😃
穏やかで、あたたかな気持ちになりました。

17歳と75歳。
年の差、58歳のふたりがBL漫画を通して、お互いの世界を緩やかに、でも大きく広げていく様子が、微笑ましく、羨ましかったです。

将来のことを決めかねている高校生の〈うらら〉に対しては、ああ、青春がやってくるね、迷ったりトライしたり失敗したりが当たり前なんだよ、と上から目線💦

書道教室を開きつつ、古い一軒家で穏やかに一人暮らしをしていた〈雪〉に対しては、その歳で新しいことに嵌まり、若い友人が出来るってすてき❣️と憧れの気持ちを抱きました。
自分の年齢的には、圧倒的に〈雪〉への思い入れが強いですから😃

うららと雪もそうですが、その他の登場人物たちも、行間を読んでね的な?(映画でこの表現はおかしいけれど💦)お芝居だったので、最初はちょっと物足りなさを感じましたが、次第にゆったりとした流れが心地よくなっていったのでした。


原作は元々はWeb漫画だったのですね~
紙の本になる前ならば、Web上で無料で読めたみたいで……もったいないことをしました🙄
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『ベルサイユのばら』50周年

2022-07-01 10:21:50 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
今年、2022年は『ベルサイユのばら』連載開始から50周年になります。

それを記念して「ベルばら展」が東京(六本木)と大阪(梅田)で開催されますね。
今回はオスカルとアントワネットを中心にした展示になるということです。
外伝が完結(でいいのかな?)してから、初めての「ベルばら展」ですね。



楽しいTwitterを見つけましたので、貼り付けておきます。(長押しすると開けると思います)


https://mobile.twitter.com/verbaraten


⚜️ ⚜️ ⚜️ ⚜️ ⚜️ ⚜️ ⚜️

私と『ベルサイユのばら』の出会いは、学校の教室に誰かが持ってきた「週刊マーガレット」を読んだことでした。
オスカルがアントワネットを庇って落馬して、フェルゼンに女性だと知られる、そしてアンドレが一生かけてオスカルを守る!と決意する、云わば連載初期の神回でした。
そのわずか5分くらいの出逢いで私は、今風に言うなら、深い沼に嵌まりました。
で、毎週「マーガレット」を買うようになった・・・のではなく、毎週、立ち読みするようになりました😛
(コミックスになったら買おうと思っていた。)
しかし、だんだんとそれではすまなくなりました🙄
だって、理代子先生の絵は週を追って華やかさが増し(改めてデッサンの勉強をされていた頃ですね)、オスカルの懊悩は増すばかり・・・
これでは立ち読みで済ませるわけにはいかない!となりまして、毎週「マーガレット」を購入して読むことにしました🙂
それがオスカルがドレスを着て舞踏会に行く少し前の回だったと思います。
(そして「マーガレット」の購入は『オルフェウスの窓』の第一部が終了するまで続いたのでした。)


私は、今回のベルばら展には多分行かない(行けない)と思いますが、元気な中高年だけでなく、下に続く世代がたくさん足を運んでくれるといいですね。
もっとも、若い世代の方々はリアルタイマーとは読み方、捉え方が違うのだとは思いますが。
かくいう私も、『ベルばら』を〈お仕事漫画〉という視点で読むと、感じかたが違ってくるのかな?と思います。
もう長いこと、通読していないのですが💦

『ベルばら』は実は何種類か持っています🙂
いちばん手に取りやすく読みやすいのが、上下2巻のいわゆる愛蔵版です。
それは南側の本棚に入っているのですが・・・先日、本棚の整理をしようとして久しぶりに手に取ってみたら、なんと紙の劣化というか日焼け?が凄かった!
直射日光に当たっているわけではないのだけれど・・・
それだけオスカルさまとのお付き合いが長くなったということですね💖
コメント (2)
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