夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

松尾芸能賞・優秀賞!!

2011-02-23 00:38:00 | 観劇の周辺

おめでとうございます

ゆうひさんが、第32回松尾芸能賞・優秀賞を受賞されました

贈賞理由は、

「『カサブランカ』の世界初のミュージカル化に演出家の期待通りの好演、平成22年は『誰がために鐘はなる』を32年ぶりに上演し成功する。『銀ちゃんの恋』など宝塚らしからぬ役も独自の表現方法で新しい男役として創造し、今輝いている男役である。」(抜粋です)

とのこと。

ストイックなまでに真摯に、男役に向き合い続けてきた姿勢を、外部から評価していただけたわけですから、男役冥利に尽きるというものです。
辺境の一ファンではありますが、とてもとてもとっても嬉しいです

本当に、おめでとうございます


松尾芸能賞とは、文化や芸能の保存および向上に寄与する人に贈られるもので、母体となる財団は、劇場芸能の助成と振興を目的としている、とありました。

現役の生徒さんでは、第25回に初めて安蘭けいさんが、第30回に柚希礼音くんが新人賞をいただいています。
OGでは、鳳蘭さん、上原まりさん、麻実れいさん、大地真央さんらが受賞されていました。


もう一度、

おめでとうございます


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どこかで春が生まれてる @普通の日々の《Diary》

2011-02-20 23:46:25 | 日々のつれづれ
昨日、2月19日は雨水でした。
この時期になると、少しずつ春に向かっていることを実感します

この冬は寒かったので、ほとんどパンツスタイルでした。
しかも、全然おしゃれじゃなくて、同じような格好ばっかりしていたなぁ
そして、ユ●クロのHEATTECH にはお世話になりました~(まだまだお世話になりますけど…)
いくら田舎のおばさんとはいえ、そろそろ春だし、もう少しおしゃれしなくてはねぇ



芥川賞受賞作の『きことわ』を読みました。

作者の朝吹真理子さんの名字を目にしたとき、フランス文学の翻訳家の朝吹登水子さんを思い出したのですが、やはり縁戚関係にある方たちでしたね。
(今は遠い昔の大学時代、私は朝吹登水子さんが訳されたサガンが好きで、何冊も読みました。)

『きことわ』は、とにかく文章がとても綺麗です。
美しい日本語とは、こういう文章をいうのだと思います。
時に行き過ぎ感のある美文で彩られた小説は多々ありますし、そういうのも嫌いではないのですが、『きことわ』は、簡潔で美しいのです。
読後感としては、小説自体よりも(作者にとっては不本意でしょうが)しみじみと日本語の美しさと奥深さを味わえて良かったと思いました。
タイトルの『きことわ』とは、貴子と永遠子というふたりの主人公の名前から。
このふたりが25年振りに葉山の別荘で再会する話なのですが、“きこととわこ”ではなく『きことわ』なのかが、最後まで読んで、私なりに少しわかった気がしました。
(でも、Kiko et Towako と小さくタイトルが入っていますから、そんなに深い意味はないのかも)

こういう本との出会いは、とても嬉しいですね


今度は美しくない話

以前から、芳名帳やのし袋に筆ペンで自分の名前を書くときの、自分の字の下手さ加減に嫌気がさしていました
とにかく、筆ペンが紙に着地すると、ミミズが踊り出すという‥‥
自分で本を買って練習するのは、続かないとわかりきっているので
某通信教育に申し込んでみました。
4回の添削で終了~という短期間のにしてみました。
上手くなれるかな?

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愛と青春の宝塚 μ

2011-02-18 19:18:43 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
青山劇場で『愛と青春の宝塚』を観てきました。

08年の初演を観て、かなり感銘を受けたので、再演が決まったとき、「また観に行きたいな今度はわたるくんではなく、まみさんの出る日に行ってみよう」と、かなり早い段階でチケットを某所の先行に申し込みました。
XB列が当たって「2列目だぁ~」と喜んで劇場に行きました

そうしたら、上手ブロックだったので、XA列がなく、最前列でした
目の前の通路を、かしげちゃんが走り抜け
真ん前の舞台上で、まみさんが、かしげちゃんが、るいちゃんが芝居をし
マイクに乗らないアンサンブルさんの生声が聞こえてしまう…という至福のお席でございました。
それにしても、かしげちゃんの細いこと、細いこと

という訳で

真琴つばさ@嶺野白雪、星奈優里@星風鈴子、貴城けい@橘伊吹、紫城るい@紅花ほのか、のメインキャストの組み合わせで観てきました。
その他の女性の出演者は、全員OGです。


幕開けにレビューシーンはあるものの、戦中の宝塚歌劇団を描いているので、華やかな舞台ではありません。

髪の毛も黒で、娘役さんたちは当時の髪型を再現しています。(男役もそうなんだろうけれど、あんまり古い感じはしませんでした。)

とにかく、力強い舞台です
個々のエピソードはフィクションであるにしても、史実が下書きにあるので、骨太な舞台です。
でも、やるせなく、せつない‥‥
大劇場が閉鎖される時の、「宝塚歌劇は、今の日本には不要なものです」という台詞、戦争が終わったときの「タカラジェンヌはもう敵国語じゃないんだ」という台詞が、とても印象的です。
歌舞音曲にうつつを抜かしていられる我が身が、しみじみとありがたいばかりです。

男性キャストも含めて、皆さん熱演でした。
(熱演のあまり、超ドライアイのまみさんは、かっと目を見開くとコンタクトレンズが外れるそうです。一公演で3~4個使うのも珍しくないとか←終演後のトークショー情報)


演出面では、一幕をもう少しすっきりさせてもいいかな~とは思いました。
脚本の大石静氏は、『美しき生涯』の脚本を書いてくださっている方ですよね

青山劇場の1階ロビーは、花で溢れていました
写真はその中から。現役生では礼音くんがわたるくんに贈ったのを見つけました
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アンナ・カレーニナ 《一路アンナ・東京千秋楽》 μ

2011-02-08 19:11:16 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
2月5日(土)ソワレ。

一路さんのご挨拶。

「ダブルキャストは初めての経験なので、皆さんよりも一足先に千秋楽を迎えましたので、ご挨拶させていただきます。5年振りのミュージカルの舞台で、今、本当にほっとしています。(共演者の)皆さんは、今日も2回あってお疲れで、明日の瀬奈さんで千秋楽ですが‥‥どうもありがとうございました。」
という感じの、シンプルなものでした。
舞台挨拶は慣れているはずなのに、役に全精力を注ぎ込んで、やり切った感に溢れたご挨拶でした。

一路さんへの想いを、共演の山路和弘さんがご自身のブログで、簡潔にかつ素敵に書いてくださっています
ありがとうございます~


初日から千秋楽までの6週間で、一路さんのアンナは、どんどん綺麗になっていきました。
特に後半に綺麗が加速していったような気がします
舞台マジックだなぁ


あさこさんのアンナは、“自分にもまだいろいろな可能性があるはず”と信じて、恋に溺れていった情熱的なアンナ。


いっちゃんのアンナは、“自分にも恋が出来るなんて‥”と自身の新しい一面を知り、おそるおそる恋に踏み出したアンナ。

新しい世界への喜びよりも畏れの方がまさっている。
ヴロンスキーが傍に居るのに感じる孤独。閉塞感。
それでも、一目だけでもセリョージャに再会出来れば、また世界が開けるかもしれない‥‥
向かったペテルブルグでは、母親は亡くなったと知らされているセリョージャに逢うわけにはいかなかった‥‥
救いがたい絶望!
もうカレーニンの言葉も耳に入らない‥‥

二幕後半は、いっちゃんは泣いていることが多かったです。
千秋楽のカレーニンとの場面の気迫は、凄かったです


『アンナ・カレーニナ』はまだ終わりません。
これから、兵庫(西宮)、新潟、名古屋、大阪(梅田)とまだまだ続いていきます

約1ヵ月後のDCでの公演がどのように進化しているか楽しみ~
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アンナ・カレーニナ 《瀬奈アンナ・東京前楽》 μ

2011-02-06 11:28:27 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
クリスマスからお雛祭りまで続く『アンナ・カレーニナ』も、東京では残るところ、3公演です。


12月26日以来の、あさこさんのアンナの観劇でした。

心なしか、客席が一路アンナの回より若い気がしますよ‥‥

あさこさんと一路さんのアンナの違いだけでなく、周りのキャストのお芝居も違っていて、興味深かったです
一路さんのトークショーの時に春風さんが、「いっちゃんだとアレクシス(=ヴロンスキー)は自分とあまり歳の変わらないアンナに~と思うし、あさこちゃんだと若いから芝居も変えている。」みたいな事をおっしゃっていました。

コスチューム物だけれど、あさこさんのお芝居は、わりと現代的で等身大のアンナだと思いました。
とても分かりやすい芝居をしているとも思いました。
キティ@遠野あすかちゃんとの二重唱は、一路さんよりも声の相性がいいような気がします。
また、カレーニン@山路和弘さんとヴロンスキー@伊礼彼方くんとの三重唱は、とても力強く聴こえて、ヴロンスキーとの恋にぶれないアンナの強い決意を感じました。

ドレスは、一路さんのよりも華やかです
が、デザインが残念だと思ったのが、二幕の最初と最後に着ている深緑?のドレス。オーバースカートにせず、もっとバッスルスタイルを強調したらいいのに、と思います


とにかく、力がよい具合に抜けてのびのびした(悲劇だけれど…)舞台になっていました
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