夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『BIG FISH』

2017-02-15 23:09:06 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

日生劇場にて観劇。


エドワード・ブルーム … 川平慈英
サンドラ(エドワードの妻)… 霧矢大夢
ウィル(エドワードとサンドラの息子)… 浦井健治
ジョゼフィーン(ウィルの妻)… 赤根那奈(=夢咲ねね)

幕が下りたあと家族と話したくなるーーーー温かくて美しい愛の物語。

エドワードは自らの体験談をあり得ないほど大袈裟に語り、聴く人を魅了するのが得意。
ウィルはそんな父の話を、成長するにつれて、作り話としか思えなくなって、いつしか父と素直に向き合えなくなっていた。
ある日、母サンドラから父が倒れたという知らせを受けて、ウィルは身重の妻ジョゼフィーンを連れて故郷に帰る。
そこで父の故郷の登記簿を見つけ、父の真実の姿を知ることとなる……


というのが大まかなストーリー(← かなり大雑把💦)

きりやんも浦井くんのお母さん役をするようになったのね…と感慨深く観に行ったら、きりやんは学生時代からおばあちゃまになるまでの、長い人生を演じていたのでした。
エドワードとサンドラはサーカスで知り合ったという設定なので、ショースターのきりやんも観れたし 😄
圧巻は、エドワードがサンドラにプロポーズする一幕最後の、舞台にいっぱいの水仙の花 ‼️
水仙はサンドラが大好きな花。
本当に舞台全体が見事に水仙の黄色で、その場面にしか登場しないのがもったいない美しさ。
きりやんはアメリカンなママンが似合いますね。
映画の吹替えとかやったら嵌まるのでは?😀

川平慈英さんは、アメリカンなパパそのもの。
このミュージカルの主役は、川平さんだったのでした。
エドワードの友人たちとの面白い青年時代、サンドラに恋してプロポーズするまでが、けっこうていねいに描かれていました。

では浦井くんは?というと。
1幕では父親にはよそよそしく、自分とジョゼフィーンの結婚式であり得ないスピーチをしそうだから、乾杯の挨拶はしないでくれという息子。
2幕になって父親との精神的距離が縮まっていきます。
エドワードのお葬式に集まってくれた、かつて父の話の中でだけ聞いていた人々と実際に会って言葉を交わし、ウィルは父の本当の姿を垣間見たのでした。
ごくふつうの青年の浦井くんは珍しいかも?
浦井くんの舞台を観るのっていつ以来かしら?
3年前にシアタークリエでコメディを観たのは覚えているけれど……

赤根那奈の名前で活動するのは今作が最後?のねねちゃん。
ふつうに等身大の若い妻。


父のエドワードがなんでも大袈裟に語ってしまう、という事はあるにしろ、ふつうの家族の物語。
だから、ストーリーは共感できるのですけれど、印象的なミュージカルナンバーがなかったことが残念かなぁ。
それなりにみんな歌っているのですけれど……
観終わって、しみじみと……爽やかでした ☺️

タイトルの『BIG FISH』。
エドワードがウィルが生まれた日に大きな魚を釣り上げた、というところからきているのでしょうか。
それもまた、エドワードが示す大きさと、ウィルが示す大きさには3倍くらいの違いが(笑)
CGで大きな魚を舞台上で泳がせていました🐟
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