夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『マイ・フェア・レディ』

2021-12-26 23:18:01 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ


12月25日17時開演。
『マイ・フェア・レディ』観てきました。
あの痛ましく悲しい出来事があって、初めて再開された舞台です。
まぁさまが主役でわざわざ地元に来てくれるのだから、観にいきましょ🎵と浮かれていた気持ちも、沈み気味。
まぁさまが、公演再開に向けて発表したコメントやインスタグラムの投稿を見て・・・泣きました。
正直なところ、年内の公演は中止になっても仕方がないと思っていました。(個人的には、まぁさまに年内はゆっくりと休んで欲しかったのです・・・)
まぁさまはじめ、公演に関係する全ての方々の英断のおかげで、客席に座ることができました。



3年前、シアターorbで観た『マイ・フェア・レディ』はヒギンズ教授の人物造形が苦手で終盤はけっこうイライラしていました。
なので、今回は最初は観劇するか迷ったのです。
それで、公演HPの演出家のコメントを読んで、今回はイライザとヒギンズ教授の関係が少し変わったとありましたので、観にいくことにしたのでした。

結果・・・
このイライザとヒギンズ教授の関係はいいな、と思いました。

恋を自覚しているけれど身分の違いから口に出来なくて、自分の意に反して?ヒギンズ教授に八つ当たりばかりしてしまうイライザ。

全くの朴念仁(←死語?)で、イライザが家を出たことで、何で自分がイライラして落ち着かないのかわかっていないヒギンズ。
別所哲也さんのヒギンズは、アカデミックな知識はすごいものの、子供がそのまま大人になったという感じで、特に二幕は微笑ましかったです。

そのふたりを取り持つというか、見守る立場なのが、ヒギンズの母上ですが、前田美波里さんが、上流社会のマダムの雰囲気がばっちり、口跡も良くて素敵でした。

相島一之さんのピッカリング大佐は、前回にもましてイライザへ温かく接し、ヒギンズ教授にたいしてはきちんと忠告もする様子が、とても好感を持てて、でも、やはり支配階級の人間らしい立ち居振舞いが身に付いている紳士という感じでした。

ヒギンズ教授宅の家政を取りしきるピアス夫人は春風ひとみさん。ヒギンズの性格を熟知して事にあたる有能な女性というのが、しっかり伝わってきました。

で、肝心のまぁさま(朝夏まなとさん。)
高音もきれいに出て、演技もぜんぜん破綻しない。
でも、まぁさまってもっと明るく表情豊かなひとだよね、というのが、私の印象でした。
やっぱりギリギリの気持ちで舞台を努めていたのだと思います。
終演後の挨拶では、泣きそうになって声が詰まる場面も😭
「舞台の再開は嬉しいけれど寂しい。さぁちゃんの分まで1月28日の千秋楽までみんなで頑張る」
そのようなことを、話してくれました。

博多座の大千秋楽まで無事に完走できますように、祈ってやみません。

謹んで、神田沙也加さんのご冥福をお祈りいたします。

まぁさまのコメントを張り付けます。⬇️

~~~~~~~~~~~~

いつもインタビューで一番好きなミュージカルは「マイ・フェア・レディ」と言っていた さぁちゃん。(神田沙也加さんをこう呼んでおりました)私の宝塚退団後の初ミュージカ ルが本作品で、さぁちゃんからたくさんのことを教えてもらったり、他愛もない話をした り、すぐに打ち解けて仲良くなりました。生き生きとイライザを演じるさぁちゃんが眩し くて、歌声も大好きでした。今、思い浮かぶのはさぁちゃんの笑顔です。日本で初めて上 演された歴史あるミュージカル「マイ・フェア・レディ」。上演か中止か、どちらの決断 が下されてもきっと様々な方々のお気持ちが複雑に交錯することもあるかと思います。け れどこの作品を愛する皆さまの気持ちも一緒にすべてのカンパニーキャスト、スタッフが 一丸となり「マイ・フェア・レディ」を続けていくこと、この作品を全国の皆さまにお届 けしたい・・・・それがみんなの願いです。カンパニーを代表しまして、心よりご来場を お待ち申し上げます。
朝夏まなと

(引用ここまで)
~~~~~~~~~~~~

終わって外に出たら雪がちらちらと。
ホールの駐車場は青空駐車場なので、出てきたひとたちがいっせいに車から雪払い用のブラシ(スノーブラシ)を出して、車に積もった雪を払ったり窓の氷を落としたり、雪国ならではの光景だったのでした🌨️🚗❄️

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