チェコのギタリスト、ウラジミール・ミクルカのライブ録音で、ニキータ・コシュキンの「王子のおもちゃ」とシュテファン・ラックの「タレガ讃歌」を弾いたものがYoutubeの投稿で見つかった。
Youtubeには1980年と記載されていたから、もしかすると両曲とも初演の時の演奏なのかもしれない。
それにしても、ミクルカの音が魅力的だ。
私が理想とする音、力強く、芯のある男性的な音。
楽器から、その楽器の持つ能力が最大限に引き出された音だ。
このような音を出せるギタリストは現在の時代にはいない。
楽器はフレタか河野の可能性があるが、フレタではないかと思う。80年代初めにミクルカがフレタを使っていたという記録がある。
5弦開放の響きが素晴らしい。
コシュキンの「王子のおもちゃ」は80年代前半の頃、現代ギター社から出版された。
しかし、あまり注目されなかったようだ。時代はすでに前衛音楽から軽いソフトな音楽に移行していた。
ミクルカの本領は現代音楽であろう。
彼が最も活動的であった1970年代後半から1990年代半ば頃は現代音楽が下火となった時代だ。
とても高い実力の持ち主なのに、十分に才能が開花させられなかったような感じを受ける。
「王子のおもちゃ」と「タレガ讃歌」の両方とも、コピー譜であるが手持ちの楽譜があった。
「王子のおもちゃ」は現代ギター社版ではなく、ロシア版だ。
Vladimir Mikulka: live concert playing Koshkin & Rak
Youtubeには1980年と記載されていたから、もしかすると両曲とも初演の時の演奏なのかもしれない。
それにしても、ミクルカの音が魅力的だ。
私が理想とする音、力強く、芯のある男性的な音。
楽器から、その楽器の持つ能力が最大限に引き出された音だ。
このような音を出せるギタリストは現在の時代にはいない。
楽器はフレタか河野の可能性があるが、フレタではないかと思う。80年代初めにミクルカがフレタを使っていたという記録がある。
5弦開放の響きが素晴らしい。
コシュキンの「王子のおもちゃ」は80年代前半の頃、現代ギター社から出版された。
しかし、あまり注目されなかったようだ。時代はすでに前衛音楽から軽いソフトな音楽に移行していた。
ミクルカの本領は現代音楽であろう。
彼が最も活動的であった1970年代後半から1990年代半ば頃は現代音楽が下火となった時代だ。
とても高い実力の持ち主なのに、十分に才能が開花させられなかったような感じを受ける。
「王子のおもちゃ」と「タレガ讃歌」の両方とも、コピー譜であるが手持ちの楽譜があった。
「王子のおもちゃ」は現代ギター社版ではなく、ロシア版だ。
Vladimir Mikulka: live concert playing Koshkin & Rak
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます