古いフランス映画で「金色の眼の女」という作品がある。
この映画の題名を初めて知ったのが、中学2年生の時。
初めて買ったクラシックギターのLPレコードの解説に載っていた。
このレコードはナルシソ・イエペスの6弦時代の録音を集めた最もポピュラーなものであったが、解説は確か小原安正氏だったと思う。
このレコードのおかげで私はますますギターに熱狂していった。
解説の中で、イエペスが映画「禁じられた遊び」の後で音楽を担当した映画として「金色の眼の女」という題名の映画が書かれていた。
時が経ち就職して間もない頃、小原安正氏のレコードを買った。
その中に「金色の眼の女」の演奏があった。
この時この曲を初めて聴いた。
暗く悲しい曲であった。
でもいい曲だと思った。
この曲を弾きたくなって、東京目白のギタルラ社に行って楽譜を探したが売り切れだった。もしかして絶版だったのかもしれない。
その後この曲のことは何回か思い出すだけで長い時が経過したが、数年前にこの曲を再び弾きたい衝動にかられ、楽譜を探したが絶版だったのか手に入れられなかった。
しかし先週この楽譜をやっと手に入れた。
再版したのであろう。
意外にも現代ギター社のインターネットショップに在庫があった。
作曲は「Narciso Yepes et Salvador Bacarisse」とある。
ナルシソ・イエペスとサルバドール・バカリッセの共作である。
バカリッセの名前を初めて知ったのが大学時代だったと思う。
イエペスの弾く「パスピエNo.2」という曲を聴いた時だ。
30代初めにバカリッセの「ギターのための組曲」というギター独奏曲と「ギター小協奏曲イ短調」が収められたCDを買った。
演奏はイエペスである。
この「ギターのための組曲」はなかなかの曲である。
とくに「間奏曲」がとても美しい。イ短調の暗い曲であるがとてもインパクトのある曲だ。
この曲を弾きたくなって楽譜を買った。
公団に住み始めた頃で、アセンシオの「バレンシア組曲」の楽譜と一緒に買って弾いたのが思い出される。
「ギターのための組曲」の最終曲は「パスピエ」だが、「パスピエNo.2」の元となった曲だ。
「パスピエ」には最後の速弾きパッセージとハーモニックスは出てこない。
イエペスの「ギターのための組曲」の録音は「パスピエNo.2」で弾いている。
また組曲のうち弾いていない曲もあるし、曲順も変更している。
(「パスピエ」と「パスピエNo.2」の譜面)
バカリッセは「バラード」というギター独奏曲も出している。
これもイエペスの録音がある。
「金色の眼の女」の演奏はYoutubeで聴くことができる。
オリジナルのサウンドトラックでイエペス自身の演奏だ。1962年。6弦での演奏。
しかし芯のある強い音だ。ギターらしい音。
ヴィラ・ロボスの前奏曲第1番の録音を聴いた時に感じたが、イエペスはかなり張力の強い楽器を使っている。
前奏曲第1番は既に10弦での演奏であったが、6弦時代の張りの強い楽器を使っている。
この音は今の時代に聴けない。
ギターらしい音とはこのような音のことをいうのだと思う。
何でこのような音が時代遅れだと廃れ、無機的でぺらぺらした軽い音が主流になってしまったのか。
BO : La Fille aux yeux d'or (Narciso Yepes)「金色の眼の女」
Salvador BACARISSE, "Suite" for Guitar, NARCISO YEPES 「ギターのための組曲」
Narciso Yepes - Balada (Bacarisse)「バラード」
この映画の題名を初めて知ったのが、中学2年生の時。
初めて買ったクラシックギターのLPレコードの解説に載っていた。
このレコードはナルシソ・イエペスの6弦時代の録音を集めた最もポピュラーなものであったが、解説は確か小原安正氏だったと思う。
このレコードのおかげで私はますますギターに熱狂していった。
解説の中で、イエペスが映画「禁じられた遊び」の後で音楽を担当した映画として「金色の眼の女」という題名の映画が書かれていた。
時が経ち就職して間もない頃、小原安正氏のレコードを買った。
その中に「金色の眼の女」の演奏があった。
この時この曲を初めて聴いた。
暗く悲しい曲であった。
でもいい曲だと思った。
この曲を弾きたくなって、東京目白のギタルラ社に行って楽譜を探したが売り切れだった。もしかして絶版だったのかもしれない。
その後この曲のことは何回か思い出すだけで長い時が経過したが、数年前にこの曲を再び弾きたい衝動にかられ、楽譜を探したが絶版だったのか手に入れられなかった。
しかし先週この楽譜をやっと手に入れた。
再版したのであろう。
意外にも現代ギター社のインターネットショップに在庫があった。
作曲は「Narciso Yepes et Salvador Bacarisse」とある。
ナルシソ・イエペスとサルバドール・バカリッセの共作である。
バカリッセの名前を初めて知ったのが大学時代だったと思う。
イエペスの弾く「パスピエNo.2」という曲を聴いた時だ。
30代初めにバカリッセの「ギターのための組曲」というギター独奏曲と「ギター小協奏曲イ短調」が収められたCDを買った。
演奏はイエペスである。
この「ギターのための組曲」はなかなかの曲である。
とくに「間奏曲」がとても美しい。イ短調の暗い曲であるがとてもインパクトのある曲だ。
この曲を弾きたくなって楽譜を買った。
公団に住み始めた頃で、アセンシオの「バレンシア組曲」の楽譜と一緒に買って弾いたのが思い出される。
「ギターのための組曲」の最終曲は「パスピエ」だが、「パスピエNo.2」の元となった曲だ。
「パスピエ」には最後の速弾きパッセージとハーモニックスは出てこない。
イエペスの「ギターのための組曲」の録音は「パスピエNo.2」で弾いている。
また組曲のうち弾いていない曲もあるし、曲順も変更している。
(「パスピエ」と「パスピエNo.2」の譜面)
バカリッセは「バラード」というギター独奏曲も出している。
これもイエペスの録音がある。
「金色の眼の女」の演奏はYoutubeで聴くことができる。
オリジナルのサウンドトラックでイエペス自身の演奏だ。1962年。6弦での演奏。
しかし芯のある強い音だ。ギターらしい音。
ヴィラ・ロボスの前奏曲第1番の録音を聴いた時に感じたが、イエペスはかなり張力の強い楽器を使っている。
前奏曲第1番は既に10弦での演奏であったが、6弦時代の張りの強い楽器を使っている。
この音は今の時代に聴けない。
ギターらしい音とはこのような音のことをいうのだと思う。
何でこのような音が時代遅れだと廃れ、無機的でぺらぺらした軽い音が主流になってしまったのか。
BO : La Fille aux yeux d'or (Narciso Yepes)「金色の眼の女」
Salvador BACARISSE, "Suite" for Guitar, NARCISO YEPES 「ギターのための組曲」
Narciso Yepes - Balada (Bacarisse)「バラード」
記事にした録音をお聴き下さりありがとうございました。
ここ1週間、夜は結構寒く、小さな石油ストーブを点けた日もありました。
ただ部屋の中は乾燥しており、過ごしやすいです。
このところ音楽鑑賞に時間を当てられず、ギターばかり弾いています。
明日はマンドリン合奏の練習に行ってきます。
ギターも毎日弾いていると、響きが良くなるものですね。
Tommyさんのブログも時々読ませていただいております。
今度の記事はシュテファン・ラックという人のギター曲に書こうかと思っています。
暖かくなって少しはギターを弾くのも楽になるかと
思っていましたが、そこは高齢初心者の悲しさで
一向に上達しない日々を過ごしています。
その分をいろいろな人の生演奏や録音を聴かせて
頂いております。今回も滅多に耳にすることのない
曲をご紹介いただきありがとうございます。