緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

山田洋次監督 映画「家族」を観る

2020-03-28 22:11:01 | 映画
今日、山田洋次監督の映画、「家族」をレンタルDVDで見た。
初めて見たのは小学生の時。
40数年振りだ。
山田洋次監督。主演、倍賞千恵子、井川比佐志、笠智衆。

舞台は1970年。
長崎県五島列島の伊王島、それは炭鉱の島であったが、この島の生活に見切りをつけ、北海道の中標津の酪農家に転身するために、船や汽車を乗り継いで長旅をする道中を描いた映画である。
これは素晴らしい映画だ。
1970年、映画を見ていると、この時代の人びとはまだ貧しかったが、とてつもなくいい人たちがいたことが分かる。
この時代が日本で最も幸福な時代だったのだ。

懐かしい風景、乗り物、家並み、日用品。そして人のやさしさ。
この時代ほどいい時代はなかった。

この映画はストーリーは淡々と進んでいくが、人間にとって真に何が必要なのかを問いかけてくれる。
何十年も忘れることの出来なかった名作である。

この時代のバス




最高の電気機関車:EF58




貧しかった伊王島での生活


初代新幹線


昔の上野駅


今は無き青函連絡船。中学と高校の修学旅行で4回乗ったことがある。


この映画で最も印象に残ったシーン


幼い子供をを亡くした悲しみ






北海道の気動車








北海道の日本酒「北の誉」






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