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緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

中国地方ローカル線の旅(序)

2022-10-23 23:16:22 | 旅行
9月下旬に遅い夏休みを使って中国地方のローカル線の旅に出かけてきた。



今までの旅行記(一部未完のもの有)と同様、自分が見て感じたことをそのまま克明にメモしたものを出来るだけ忠実に記すことにしたい。
今回の旅行はかなりの分量のメモを取ったので、10回以上に分けて記事にすることになるかもしれない。
以前の旅行記と同様、完成させるのに半年以上はかかるだろう。



今日はもう夜遅いので、ルートの概要を振り返ることにとどめることにする。

9月23日
自宅⇒東京⇒広島 可部線乗車:広島~あき亀山 往復
広島⇒三次 芸備線乗車

9月24日
三次⇒府中⇒福山⇒神辺 芸備線・福塩線乗車
神辺⇒総社 井原鉄道乗車
総社⇒新見 伯備線乗車
新見⇒備後落合⇒三次 伯備線・芸備線乗車

9月25日
三次⇒備後落合 芸備線乗車
備後落合⇒木次⇒宍道 木次線乗車
宍道⇒出雲市⇒出雲大社 山陰本線・一畑電車乗車
出雲大社⇒出雲市⇒米子 一畑電車・山陰本線乗車
米子⇒富士見町 境線乗車

9月26日
富士見町⇒境港 境線乗車
境港⇒米子⇒出雲市⇒大田市 境線・山陰本線乗車
大田市⇒石見銀山⇒大田市
大田市⇒浜田 山陰本線乗車

9月27日
浜田⇒益田⇒長門市⇒下関 山陰本線乗車
下関⇒小倉 山陽本線





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境港はゲゲゲだらけだった

2022-09-26 20:43:07 | 旅行

今日は朝早く、境港線の富士見町駅から終点の境港まで行って来た。

下の写真は富士見町駅のホームのワンマン用バックミラーに写った朝焼け。

 

 

何と、列車から町並みまでゲゲゲの鬼太郎だらけ。

列車の古ぼけた染みのついたシートにさえねずみ小僧がプリントされていた。

ホテルで今日の夕方のニュースを見ていたら、この境港線の踏切で死亡事故があったようだ。

ゲゲゲの鬼太郎は私が小学校1年生か2年生の時に見た番組。

今でも人気があるのか?。

 

その後は石見銀山に。

電動自転車乗ってひんやりした坑道に入ってきた。

 

 

今、外の音の全く聞こえない浜田近くのビジネスホテルで、心理学の本を読みながら思索にふけっている。

 

今日、心に残った一節は下記。

「自分か傷つかないようにするにはどうすればいいいのでしょうか。あなたはこれまで他人の言葉や態度によって傷ついた記憶があるので、自分が傷つくのは他人のせいであると勘違いしていますが、実は他人の態度を契機として、あなたの内面にある否定的価値観が表面意識にあがってくることによって、あなたは傷付きます。あなたを傷つけ続けているのは、あなたの否定的価値観です。他人の態度があなたの手放すべき考え方を教えてくれているわけです。」

 

何かちょっとしたミスや失敗が起きたとき、それを見た人から「ウヒャヒャヒャ」と嘲笑された時、怒りや不快感を感じたとしたら、それは「自分は人から馬鹿にされて当然の人間だ」という否定的価値観が顕在意識に昇ってきて、自分で自分を傷付けたことの結果であったと認識したい。

 

 

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乗って良かった木次線

2022-09-25 21:30:52 | 旅行

今いるのは米子から境線の2つ目の富士見町という駅の近くのビジネスホテル。

和室の6畳。

 

今日は、芸備線の三次→備後落合、木次線の備後落合→木次→宍道と、山陰のローカル線に乗ってきた。

木木次線の備後落合→木次間は素晴らしかった。

山奥深く入っていき、ピークの箇所で何とスイッチバック。

こんな過疎地帯を走行するローカル線はかぞえるほどしかない。

乗って良かった。この路線は絶対お勧め。

その後出雲大社にも行ってみた。

 

しかし宿は静かだ。

エアコンの音しか聞こえてこない。

日本酒を飲みながらいつもバイブルのように読んでいる心理学の本を読み、思索にふける。

これって最高に気持ちいい。

 

 

心理学の本に書かれていた一節で心に残ったメッセージ。

「あなたの抱いている全ての、善し悪しの価値観を手放して下さい。あなたの疑うことのない正しさに対極する価値観を探し、価値をバランスさせ、ニュートラルにして下さい。」

 

人を咎めたり、責めたりする生き方って辛い生き方だと思う。

どんなことでも人のいい面に自然に目を向けられるようになれれば、生きることが楽に、幸せに感じられるのではないか。

人はマイナスを体験して、反転してプラスを体験する。プラス・マイナス、イコールゼロ。

程度の差はあるにしても、こういう生き方になるように人間はプログラミングされているのではないか。

 

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乗って良かった芸備線

2022-09-24 19:22:25 | 旅行

昨日から山陰地方のローカル線、4泊5日の旅に出た。

今。、広島県の三次に連泊している。

昨日は可部線、芸備線(広島・三次間)に乗車。

今日は芸備線→福塩線→井原鉄道→伯備線→芸備線(新見・備後落合・三次)と乗ってきた。

感動したのは芸備線の新見・備後落合間。

後で記事にしようと思うが、晴天ということもあってか本当に乗って良かったと思わざるを得ない路線だった。

多くの鉄道フアンが乗っていた。

鉄道フアンのなかでも、ローカル線に乗るのが好きな人って、独特ですね  。

基本的に単独行動だし、おとなしい。

なんとなく分かるものだ。

 

明日も芸備線に乗って木次線だ。

お次は境線だ

 

昨日、今日と泊まっているビジネスホテルのバスルームと椅子に前の客が残したと思われるおびただしいとまてはいかないが、結構な数の髪の毛が。おまけにバスルームのカーテンに黒かびが。ヒャーだ。

 

 

夕食後は日本酒。

昨日は三次の地酒、美和桜の純米酒。

写真、スマホで撮り忘れた。

 

これはいい酒だ。1本空けても殆ど酔わない。

いい酒はそういう傾向がある。

今飲んでいるのが三次の地酒、山岡酒造の三年ものの純米酒。

これはやや甘口だが、いい酒だ。おすすめ。

 

明日も朝早いから早く寝ることにしよう。

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磐城・常陸・磐越地方ローカル線の旅(6)

2022-09-19 20:37:25 | 旅行
(前回からの続き)

スープも麺も残らず完食した。
さてお次はどこへ行こうか。時間があまりないので奥の方(蔵のたくさんある場所)には行けない。





ここはあらかじめ調べておいた、2つの酒蔵を訪れることにした。1軒は大和川酒造。大きな酒蔵で古い歴史のある蔵。江戸時代(1700年代)創業だと言う。







蔵の中に見学コーナーがあって、古い酒造りの道具や器、瓶などがたくさん展示してあった。
また酒造りの工程や基礎知識も解説してあり日本酒の基礎を学ぶのであれば、ここに来れば十分に成果が得られるであろう。
出口手前には試飲コーナーがあり、6つほどの銘柄の酒を試すことが出来た。この喜多方でも最も大きな酒蔵らしく、サービスは十分に行き届いていた。

試飲して最も旨かった純米酒1,260円(720ml)を1本、みやげに買った。見学の最後に酒造りに使うという、湧き水を飲ませてもらった。
まろやかでおいしい。水道水とは全く違う。
酒造りには水も重要な材料であることが分かる。

次に訪れたのは、清川酒造。





店は小さい。商店という感じだが、中は暗い。人もいない。何か嫌な感じがよぎったが、あらかじめ決めていたので迷わず中に入った。
中に入ったら、店に誰もいない。すると私の気配を感じたのか、1人の老人が出てきた。なんか怖そうな感じがした。
「試飲できますか」と恐る恐る訊いたら、無表情、不愛想に「そこにある」とひとこと。
3本、試飲用の瓶が並んでいた。ややぶっきらぼうな不愛想な声で「酒をつぐときは、おちょこを持ってついで」と言われた。
客がこぼすのを嫌がってのことであろう。
ヤフオクの決まり文句「神経質な人は入札をお控え下さい」に該当する輩だ。
純米酒と古酒(3年もの)と吟醸の3種類を試す。2つ目の古酒が独特の味で旨かった。
店の中の商品を見ると、20年ものの古酒があった。確か3千円だったと思うけど、これを買えばよかったかな。買ったのは3年物の1,700円のやつ。
店主は愛想が悪いが何か素朴さを感じるいい店だと思った。飾り気、商業主義的な雰囲気は全くなかった。
1軒目の酒蔵とは全く対照的な店だった。

いい時間なので駅に向かって歩いた。
駅に着いたら、記憶していた時刻の列車が掲示案内板に無い。「あれ、変だぞ}。
手帳の時刻を確認したらなんと1時間早く見ていた。次の列車まであと1時間もあるのだ。これは失敗だ。これだから普段から用意周到に抜け目なく準備しておかないからこういうことになるのだ。
仕方ないので荷物をコインロッカーに預け、再び、ラーメン街の奥の方まで行くことにした。

(次回に続く)

【追記】

帰宅してから大和川酒蔵と清川酒造の酒を飲んだが、清川酒造の3年物の古酒がとてもおいしかった。
アマゾンなどで通信販売していないかネットで調べたが見当たらなかった。
この酒を飲もうと思ったら現地に行くしかないのか。それとも電話して注文したら送ってくれるかな。
(ただ、あの不愛想で怖そうな老人に電話をするのは気が引けるな)


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