世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

義足は語る

2021年08月15日 23時58分20秒 | Weblog
10時に起床。
また今日も雨かよ。近所の川の水位が心配。

あのお寿司の味が忘れられなくて、今日もそそくさと近所のお寿司屋さんへ。
店内に入ると、今日も90年代ヒットソングが淡々と流れていた。
大将はきっと私と同年代に違いない。
「おぼっちゃまくん」「キン肉マン」「シャイダー」を見て育ち、小学校高学年でバブルの絶頂期を迎えた我々世代。
大将の目の前のカウンター席に案内されたのだが、小心者の私は今日も話しかけられなかった。

前回同様、「上寿司」をオーダー。




今回は寿司下駄に次々と並べられてくる。
左側のトロから齧り付く。う!ま!い!口の中でとろけていく…。

ネタはどれも新鮮。シャリもふっくら。言うことなし。また来よう。
明朗会計1,100円というのも嬉しい。



電車で九段下へ。
徒歩1分の「しょうけい館」に行った。
数年前に一度来たことがある。

企画展「義足は語る~戦争で足を失った戦傷病者の歩み~」





開催趣旨(HPより)
 本展は、戦争によって足に障がいを負い、“立つ”“歩く”という行為を「義足」とともに歩んで来られた5人の戦傷病者のパーソナルヒストリーを見つめるものです。義足は、どのような経緯で作られ、戦傷病者の足となり、最後に当館へやってきたのでしょうか。
 兵士が足を失うという負傷の原因は、戦闘行為によって銃弾や爆撃が当たるという直接的なものだけでなく、医薬品の不足によって引き起こされる感染症、行軍中の事故や凍傷などもありました。戦争という過酷な体験の中で、足を失ってしまった方が多くいました。
 足を失った負傷兵は、身体の傷が癒え、治療が終わると、次は社会復帰のためのリハビリを始めます。義足を用いて、立つことから始まり、歩く、そしてその足で生活をし、働く、これらの行為が如何に難しいものであったのか、義足使用者のそれぞれの思いと共に労苦を振り返ります。戦争で身体の一部を失う「喪失」の経験、義足という新しい身体を装着する「出会い」、その後の義足と共に歩んだ人生を見つめます。


以前、漫画家の水木しげる氏が戦時中に麻酔なしで左腕を切断したことを知った。
それからずっと、負傷兵の苦しみについて知りたいと思っていた。


多くの義足を前にして絶句した。

物言わぬ義足たち。
だけど、戦争の悲惨さ、持ち主の絶望を静かに語っていた。
同時に、社会復帰する持ち主の「希望」でもあったのかなと思う。

麻酔や薬がない野戦病院での手足の切断の手記など壮絶すぎて目を反らしたくなったけど、しっかりと胸に刻んできた。

【心に残った短歌】
百雷の一時に落ちし音のして既に脚の砕けしを知らず

麻酔うちうつろの内に骨をきるノコギリの音聞きつ眠れり

手榴弾かかへて自爆せし兵の苦しみ誰か責められるべき




大隈重信氏の義足も展示してあった。
この義足は、当時世界最高と言われた、アメリカのA.A.マークス社製のもの。
大隈重信氏が右足を失ったことを今日初めて知った。


今日は終戦記念日。
私の祖父(母方)は76年前の今日、宮古島にいた。
満州、沖縄本土を経て宮古島で終戦を迎えたのである。
数年後に栃木に帰り、母が生まれた。
母がいなければ私は生まれてこなかった。
なので終戦は私にとって決して縁がないことではない。
大きな負傷はしなかったが、心の傷は癒えることがなかったのか、あまり戦争のことは喋らなかった。

普段は戦争のことを頻繁に考えずにいられるほど平和に生きている。
隙あらば寿司とか食べに行っちゃっている。
これって本当に恵まれたことなのだと改めて思った。



しょうけい館のカウンターで今回の企画展のパンフレットをいただいた。
クリアファイルも同封されている。

一見、写真かと思いきや、絵画である。
戦争で右腕を負傷した海洋船舶画家の上田毅八郎氏の作品。

大切に使わせていただこう。


しょうけい館を出て正面にある建物が風情があって素敵。



北の丸公園の蓮。
お濠は一面の緑。


そそくさと帰宅。

昨日入浴させたチェジュちゃん。
やっと乾いた。
すっかり綺麗になりましたとさ。

今日は抱っこして眠れる。

先週に引き続き、今週も土日は雨ばかりだった。
でも涼しくて凌ぎやすいので体は楽だった。
モデルナワクチン(2回目)による副反応は僅かな痒みだけが残っているが、クマ医師に処方してもらった薬で何とかなっている。

来週も恙なく乗り越えられますように。


盆提灯は知っている

2021年08月14日 23時44分08秒 | Weblog
10時に起床。
昨晩は冷えピタシートを腕に貼りまくって寝たせいか、ワクチンの副反応の腫れはだいぶなくなっていた。
カップラーメンの朝食を摂り、一服。そしてまた布団にリターン。雨の休日は私と布団との親和性を高くする。

すると母ヨーコたんからLINEの着信が。
昨晩も1時間ぐらい話したのに。どうしたのか?誰か親戚が倒れたとかかな?
そう思いながら電話に出てみると、お菓子のリクエストであった。
この前、両親が上京した際、うちの近所にあるディスカウントストアに行き、幼少期に食べていたお菓子が破格で売られていたとのこと。
それが母には蠱惑的なことに思えたらしく、この前の帰省の際に私は3つほど買って行った。とても喜ばれた。
勿論、実家の近くのスーパーにも同等のものが売られているのだけれども、こっちで買うより3割ほど高い。
こういうとき、節約家の母は絶対に買わない。他人と同じことをしていてはお金は貯まらないというのが彼女の口癖である。

今回のお盆は実家に帰らないが、涼しくなったら帰る予定。
LINE通話の内容は、また買ってきてくれという内容だった。
ちなみにそのお菓子は「マコロン」という。

マコロンの素晴らしさ、美味しさを熱くプレゼンし終えた母は、お盆の恒例トークを展開しはじめた。

そう、母はお盆の時期になると、かつて我が家で繰り広げられた嫁泣かせイベント・お盆の話を滔々とする。
何度も同じことを聞いているが、「ああ、それ前も聞いたよ」とは言わないようにしている。
というか毎年このネタで我々母子が盛り上がっているのも事実なのだ。

父は5人兄弟。次男だが家を継いだのでお盆の時期はとにかく人が多く来訪していた。
伯父・伯母・従兄弟たち…。なぜか伯母の姑まで来る始末。ちょっとした田舎の小学校1クラス分ぐらいの人々がやってきて、祖母を囲んで大賑わいの様相を呈する異常事態が起こっていた。
うちの家系は飲んでナンボな人々が多く、朝から深夜1時ぐらいまで親戚がだらだらと居座って飲むんである。
嫁である母が接待をし、エンドレスな耐久レースに強制的に参加させられていたのを幼心に覚えている。

お線香、酒、男たちが吐き出す煙草、煮物、それらがミックスされた宴会のにおいが八畳の間に充満していた。
尚且つ、酔った男たちの大声と彼らの妻たちによる高らかな笑い声がこだましていた。

父と結婚をしたばかりに、盆と正月(あと彼岸とか法事とか)に飲兵衛の相手をしなくてはならなかった母の苦悩はいかばかりであっただろう。私と同じぐらい一人の時間が好きな人なのに。

母の苦悩は消えることなく、飲兵衛な伯父たちが次々と他界し、平和なお盆を満喫している今でも、毎年琵琶法師のように語りだす。
墓の掃除を手伝うわけでもない私は、こうして母の心情に寄り添って笑いに昇華するのが親孝行なのかなと思っている。

このお盆ネタで我々母子はエッセイ1冊ぐらいは上梓できそう。
「お盆ぼんぼん 嫁泣かせ」「因習への憎悪ーある嫁の独白ー」「盆提灯は知っている」とか。
CDもリリースできるかも。
「世界で一番暑いお盆 TK REMIX」とか。
オリコン30位ぐらいはいくかもしれぬ(小室さんプロデュース)。


通話を終え、じゃあマコロンを買いに行くかと昼下がりに出かけた。
ど~ん!


どんな味なのか、私は知らない。
あればあるだけ食べてしまう両親の様子を見ていると、きっと中毒性の高いものだと思われる。
アヘン戦争って昔あったけど、マコロン戦争も勃発してもおかしくないのかもしれない。

これを次回の帰省の際に持って帰る。
嗚呼、なんだか自分が壮大なサンプルリターン計画の主人公・小惑星探査機はやぶさ、はやぶさ2になった気分になる。
このマコロンはイトカワ・リュウグウの砂ってことだろうか。地球は両親。


小腹が空いたので喫茶店へ。
雨の日の喫茶店って、なんだか好き。落ち着く。
いつも定食やパスタを頼むが、今日はフレンチトーストにした。


メディアでも取り上げられている味。

たまごを一晩浸けこんでいるらしく、パンの中までしっとり。
ナイフが要らないほど、柔らかい。ふわふわで甘くて昇天。

この喫茶店の本棚には雑誌と新聞が置いてあり、すかさず「女性自身」を拝借。(本当は「女性セブン」が好きなのだけれども)


ふ~。満足。

帰りにマツキヨで買い物。
割引クーポンを持っていたので、つい多めに買ってしまった。
雨の中「重い!重い!!」と文句を言いながら帰宅。

夏はリポビタンDがないと越せない。
店員さんに違うもの(ヘパリーゼ)を進められたが、「小惑星探査機はやぶさのオフィシャルドリンクなのでこれでいいです」と言って断った。

リポビタンDと
小惑星探査機「はやぶさ」のストーリー


リポD SPACE PROJECT



一旦帰宅し、商店街へ。
ここの甘味処の太巻きが好きなのである。ラスト1にありつけた。ラッキー。穴子巻も気になる。



けっこうぎっしりとご飯が詰まっているので3つ食べたらお腹一杯に。残りはあるの朝(昼)に食べよう。
具の味付けが上品で母ヨーコたんも美味しいと言っていた。


食後、シロクマなのに最近少し黒くなっているチェジュちゃんを風呂に入れた。
チェジュちゃんは高慢ちきなので「ちゃんと洗ってちょうだい」とか言う。丁寧に洗い、今、エアコンの下に干して乾かしている。


風呂上がりに、また母とお喋り。
どんだけ仲良しなんだろう。
で、またお盆トークで盛り上がる我々であった。
マコロンよりもお盆トークの方が、中毒性が高いに違いない。


心の虫眼鏡

2021年08月13日 23時39分35秒 | Weblog
今日も引き続きワクチンの副反応が出ていた。
熱は35.5℃に戻ったが、倦怠感は依然として我が身をジャックしており、就業時間が長く感じた。
また腕の腫れと痛みと痺れがひどい。前回のモデルナアームのとき(接種後1週間)と同じぐらい辛い。
心療内科医クマ医師が出してくれたアレルギーの薬を飲み、冷えピタシートを上腕部に貼ってやり過ごした。
前回同様、どうせまた一週間後に盛大に腫れるのだろうからと帰りに冷えピタシートを買いに行ったが多くの薬局で品切れだった。
奇跡的に「冷えデコシート」なるものを発見し、即買い。
冷えピタのバッタもんっぽさは否めないが、この際、冷えれば何でもいい。

パッケージのイラストの緩い雰囲気も憎めない。

夕御飯は長崎ちゃんぽん。野菜不足解消。


パリパリした麺と野菜たっぷりのあんかけが、ぐちょぐちょに交じり合うか否かのタイミングこそが食べごろだと思う(個人的に)。


ふ~。お腹一杯。
いつもホールを担当なさっている店員さんがロン毛男子なのを前々から知っている。
今日、彼が髪の毛をアップにしてて、そのうなじに見惚れてしまったのはここだけの秘密。
…俺は男子か。
7:3分け男子も良いが、ロン毛の男子ってのも神秘的で良いよな。

満腹の腹をさすりながら喫煙所で一服。油モノを食べた後の一服って最高に美味い。

帰宅したらポストに大学時代の友人から暑中見舞いが届いていた。
情緒あふれるブリキ製の金魚の如雨露の絵柄に胸キュン。この如雨露を以前持っていた。錆て捨ててしまったけれど。懐かしいな。


彼女とはこの前zoom飲みをした。
たまにLINEもしている。
それに加え、こうしてアナログ通信もしあっている。
大学時代から毎日キャンパスで会っているのに手紙を交換し合っていた。
決して陽キャな皆さんが送るような明るい大学生活ではなかったが、地味に楽しかった。
こうして今も続いているって奇跡だと思う。
奇跡の醸造のような彼女の筆跡を読み終え、返信の内容を頭で練りながら湯船に浸かった。



一日を回想しつつ、こうしてブログに書いてみることを「心の虫眼鏡」だと思うようになったのは何時の頃からだろうか。

気温は低かったが、梅雨を思わせる暗い一日。体調も悪く、一見、ダメな一日であった。
でも「心の虫眼鏡」で探してみると、上記のように玉虫のような「きらめき」の瞬間があることに気付く。
この発見がブログの醍醐味なのかなと思う8月の半ば。

暑中お見舞い、申し上げます。


モヤモヤアーム

2021年08月12日 22時50分57秒 | Weblog
モデルナワクチン接種2回目・2日目。昨晩は早めに寝た。9時間ほど寝た。中途覚醒が2,3回あり、都度検温をした。大体37℃ぐらいで今朝の検温でもそれぐらいだった。
明け方、熱にうなされたのを覚えている。シルクのヘアキャップは頭から脱げ、腕に貼っていた冷感ジェルは背中にずれていた。寝ながら激しく動いたのだと思う。

1回目のときは発熱しなかった。なので今朝は高温を示す体温計を前にいったいどうしたらいいのかわからず、とりあえずと思って解熱剤を飲んだ。頭痛もする。合コンの二次会のカラオケ店の安い酒を飲んだ翌朝のような鈍い痛みである。腕の痛みは前回同様にエグい。

仕事はどうしてもワンオペの業務があるので休めない。お店の人に迷惑が掛かってしまう。出勤途中、電車内でこっそり行った検温では37。3℃。うーむ…怠いぞ。

グループLINEで会社の先輩が「えー熱あるのに出勤していいの?副反応だからいいのか笑」という大変呑気なコメントを寄越してきた。読んだ途端に脱力を覚える。怠さで怒る気もなれない。他の先輩が優しくフォローしてくれたので落ち着いた。

スーパーで100円で買っておいたポカリを携えての出勤。机に置いておいて、喉が渇くとゴクゴク飲んだ。

出勤したからにはいつもと同じパフォーマンスを出さないといけない。お金をもらうとはそういうこと、と自分に言い聞かせる

きっと実家の両親ならば私のことを心配してくれるのだろうが、会社にはそんな人はいないし、それが間違いとも思わない。
世の中、そんなもの。

切ないほどの孤独感と諦念を抱きつつ粛々と業務をこなす私に、他部署の後輩が声を掛けてくれた。
「〇〇の業務、手伝いますか?副反応でつらいでしょうから」と。
1回目の接種後も彼女はそうだった。嬉しくて涙が出そうになった。お礼に机の中のキャラメルをあげた。

また別件でモヤモヤすることがあったので元上司の吉熊上司にLINEで相談。
宥められて落ち着いた。

体調が良くないからか、今日は些細な事でも感情が揺すぶられる日であった。疲れる。

モデルナアームもひどい。
一日中、腕を使うたびに「いてて…」と唸るあやしい人になった。
2回目のモデルナの副反応、パネェ。

腫れてパンパンの腕には冷感ジェルシートを貼った。
幾分楽になる。


解熱剤(リングルアイビー)をOD並に飲んで定時になったらすぐに退勤。
いやー、辛かった。時間が進むのを今日ほど遅く感じたことはない。1時間が3時間の長さに感じた。


夕食はくら寿司。
さっぱりしたものが食べたかったのでチョイス。


エビとアボガドのお寿司はおかわり。


お皿5枚で1回挑戦できるビッくらポン。
今日も安定のはずれ。

吉熊「どうしてそんなにくじ運がないのかな(呆れ顔)」


昨日、池袋で買った林真理子先生のエッセイ「Go To マリコ」、とても面白い。
風呂の中でつい読みすぎて、すでに半分ぐらい読んでしまった。
独特の感性、武骨な気風がかっこいい。
林真理子先生がコロナ禍で見たもの、感じたことが淡々と書かれている。

装丁の「Go To マリコ」の部分、マスクになっているのな。凝っている。


さて、今夜も早々と寝てしまおう。
現在熱は36.8℃。上がるなよ。




ワクチン接種(2回目)

2021年08月11日 20時42分50秒 | Weblog
有給取得。
モデルナワクチン2回目接種@妹の会社。


このオブジェの人、よく耳を澄ませると何か歌っている♪


元々注射が苦手なので前回同様、抗不安薬ソラナックスをモリモリ飲んで挑んだ。
ちょっとしたオーバードーズ状態で意識朦朧。

待ち合わせの場所に妹登場。
レッツゴー。
係員さんに書類の確認をしてもらい、お医者さんと面談。
1回目の後、モデルナアームに苛まれたことを報告。
お医者さんは「あまり心配することはないです。副反応が出たらすぐに心療内科でもらったアレルギーの薬を飲んでください」と仰っていた。

接種するブースに通された。
ちょっちドキドキ…。
これも前回同様、打たない方の手で吉熊を握りしめる作戦を決行。
注射が苦手だと言ったら、今回は横になっての接種をすすめられたのでそのようにした。

「打ちますね」と女医さん。
針が腕に触れるのを感じたと同時に「吉熊、かわいいな。かわいいんだからもう。全俺が震撼するほど、か!わ!い!い!」とマスクの下でブツブツ唱えていたら終了。
やはり今回も不気味なほど痛くなかった。

前回は何の考えもなしに右腕に打ってもらった。
利き腕だったのでしばらく不便で大変だった。
今回は左腕。
打ったあとすぐに左腕が怠くなった。今も痛い。

ワクチン打つと5Gに接続できるってマ?ネットで見たんだけど。


よし田で妹とステーキランチをした。
シックな店構え。





久々に二人きりでゆっくりと話せた。


早い時間帯に並んだので、眺望が良い席をゲット。


新国立競技場が見える。


ステーキ御膳は安定の美味しさだった。


松坂牛、最高。


サラダも新鮮な野菜を使っているのか、シャキシャキしている。そしてボリューミー。


ご飯もふっくら。



実は今日はむしろ松坂牛のステーキランチがメインであった(自分的に)。
ワクチンは付属だったりする。
普段、平日ランチなんて行けないもの。
こういう日の醍醐味だろう。

妹は仕事があるので食後、すぐに帰宅(在宅勤務)。


池袋駅で下車して喫煙できるカフェ「蔵」にてまったり。前々から気になっていたお店だ。


久々のアイスコーヒーと煙草を楽しんだ。


気の向くまま、ぶらぶらと買い物をして帰宅。
読みたかった林真理子先生のエッセイ「Go To マリコ」、常用してる香水「ルナ ブロッサム」、そしてまた東武百貨店で「ニューヨークパーフェクトチーズ」を購入。
ほくほく。



なんだか怠い気がして明るいうちに夕食(コンビニの冷やし中華)を摂り、そして風呂に入った。
接種した部分がだんだん腫れてきたのでアレルギーの薬と解熱剤を先ほど飲んだ。

吉熊、お疲れさま。今回の接種も付き添ってくれてありがとう。



そして妹。
妹のお陰でワクチンにありつけることができた。
感謝してもしきれない。ありがとう。

あ、熱が出てきた。
今夜はもう寝よう。


富士山が見えた日

2021年08月10日 23時24分25秒 | Weblog
定時後、非常階段の喫煙所から富士山が見えた。
普段あまり見られないので、見ると得した気分になる。


夕飯は、さっぱりしたものが食べたくて、前々から気になっていたサイゼリヤの期間限定メニュー「カプレーゼ風冷製スパゲッティ」にした。
店内は安定の混雑っぷりなので仕方がないと言えばそうなかもしれないが、注文してから20分後に来た…。
平日の20分ってけっこうウエイトが高い。

でもすごく美味しかったので満足。
弾力性の高いチーズは噛みしめるとミルクの風味が口内の隅々まで広がる。
それとあっさり目のたれを絡めたパスタを一緒にモグモグする…う~ん、昇天!!
私は濃い味付けが好きなので、オリーブオイルの塩をバシャバシャかけて食べた。





待たされなければ、また食べたい。


帰宅後、マンションのエントランスにある宅配ボックスで宅配物をピックアップ。
ネットでポチったマニアックなヘアトリートメント剤である。
髪の毛には一番お金を使ってるかもしれない。

うん、ちょっとした税金だと思ってるYO!\(^o^)/
ビバ!租庸調!!




艶出し剤は長崎県の美容室からのお取り寄せ。


エルコスのCMCは美容師の弟も良いと言っていた。


R2は縮毛矯正で傷んだ部分を補強してくれる。


けっこうな投資額である。
しかし、美容室のトリートメント施術を日常で気軽に行えること、そして半年は持つので、コスパはいいのかもしれない。


今日もとても暑く、日中、他部署に行く際に辛さを覚えた。
玄関のドアを開けた瞬間、強烈な日差しとドライヤーの熱風のような風を全身に感じて、げんなり…。
でも他部署の同僚たちと少しだけだが話せてよかった。
内容は、夏休みの予定、モデルナアームについて、など。
世間話はちょっとした息抜きになる。

そしてまた熱風と日差しの中、自分の部署に戻った。


8月9日という日

2021年08月09日 23時32分27秒 | Weblog
朝からひどい豪雨で、会社に到着する頃には全身びっしょりに…。お昼休みになると急に晴れだして、喫煙中、えげつないほどの強風で飛ばされそうになった。きっと台風のせいだ。だから夏は嫌いなんだよ。可及的速やかに冬になってほしい。
それにしても先日上司から旅行のお土産にいただいた今治タオルの吸収率の高さよ。びっしょりになったワンピースをタオルでポンポン叩いたら、あっという間に乾いた。今治タオル、バンザイ!さっそく上司にお礼を述べた。


76年前の今日、長崎に原爆が投下された。
今日は出勤日だったのだが、投下された11時02分、祈りを捧げた。



8月9日にというともう一つ。今日はglobeのデビューした記念日だ。26周年、おめでとうございます。「破竹の勢い」ということでこの日を選んだと小室さんが言っていた。1995年、当時私は高校3年生。発売当日にデビューシングル「Feel Like dance」を自転車で買いに行ったのを覚えている。それまではCMで流れるサビの部分を録画して何度も聴いていた。シングルCDを入手してからは好きすぎて何度も何度も聴いた。大学生になっても社会人になっても、そして今も気づくと口ずさんだりカラオケで歌ったりしている。前向きな歌詞と一目で(一耳で?)小室さんの作曲だとわかる曲調が好き。高校3年生になり、東京に住むことに憧れを抱き始めていたときにヘビロテしていたということで、この曲は上京のテーマソングとしても有名(自分的に)。特にここ10年ぐらいは、「(上京・就職したときの)初心忘れるべからずソング」にシフトしている(自分的に)。

globe / Feel Like dance



ファンクラブの会報はたぶん一生捨てられない。



さらにもう一つ。

5年前の今日、妊娠初期の妹が出血をし、会社を休んで産婦人科に付き添った。病院で「特に問題はない」と診断されて二人で安堵したのを昨日のことのように感じる。念のため処方された薬が出されるのを薬局の待合室で待っていた時、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典の映像が待合室のテレビで流れていた。あの時、私は思った。「今後、この日を忘れることはないな」と。その後、赤ちゃんは無事に生まれてきて、4歳になった彼は私に対し「リョーコ、好きだよ」「リョーコ、あそぼ」「リョーコ、一緒にトイレいこ?」「リョーコ、きらい(殴る)」と主張するぐらい健やかに成長している。時々イラっとするがとてもかわいい。

嗚呼、8月9日。
きっと来年の今日も同じことを書いているに3000点。はらたいらに3000点。倍率ドン。

ご高齢の方が同じ昔話を何度も話すのと一緒だ、きっと。


今夜の夕食は王将の天津炒飯。


たれはいつも甘酢。
超絶美味なので秒で完食。


最近よく駅まで一緒に帰る経理マンも王将ユーザーらしい。
彼おすすめの八宝菜を次回は食べてみようかと満腹のお腹をさすりつつ、喫煙所で一服。


明日もとても暑いらしい。
気を引き締めて乗り越えよう。



雨の日曜日

2021年08月08日 23時21分10秒 | Weblog
10時に起床。
今日も雨。

身支度をして野暮用のため、お出かけ。
太陽光線がなくて比較的涼しかったのだが、でもやはり蒸し暑い。
ベトナムのハノイを思わせる陽気だ。

電車に乗車中、貨物列車と平行走行の瞬間があった。
貨物列車の孤高なところが好き。いつも見かけると凝視してしまう。



池袋でお買い物をしていたらナンパをされ、怖くなって逃げた。
先週は銀座で見知らぬ人にスカウトされるし、地味にモテ期が到来してる模様である。

もっと見たい店などがあったのだが、上記の件で気分が萎えてしまい、そそくさと地元の駅に帰って来てしまう。

空腹を覚えたため、久々にタイ料理店でランチをすることに。
暑いと南国の料理が食べたくなるのは私だけだろうか。
今日は米粉を使った麺・パッタイにした。
付属のサラダもスープもスパイスが効いていてとても美味しい。
マンゴージュースは恐ろしく甘い。吉熊がこれを気に入っている。私はアイスコーヒーが飲みたいのだが。



タイ人の店員さんに「最近来なくて心配していたよ」とか言われグァバジュースをサービスしてもらった。
やはりモテ期なのだろうか。


あー、お腹一杯。
あと二口というところで、久々に「もう食べきれません」という気分になった。
完食したけど。お腹がパンパンになった。

来週は二回目のワクチン接種がある。
モデルナアームを危惧し、薬局で冷えピタを買おうとしたがどこのお店でも売り切れていた。
3軒目でマツキヨのオリジナルブランドのものを発見して購入。腫れませんように。

…何だろう、パッケージの「熱いビジネスに」って。謎過ぎる!!


そうそう、池袋の東武百貨店で奇跡的にニューヨークパーフェクトチーズをゲットできた。
これ、私の大好物なのだが、いつも売り切れている。
今日もお店の前には大行列ができていて、人気があることを実感した。

一生食べ続けていたい美味しさなのである。

夜は大学時代の友達と一年ぶりのリモート飲み会。
話が盛り上がり3時間半、語らった。みんな変わらない。

乳歯がまだあると友達が告白。そこから「その歯はまだモラトリアムの途上にあるに違いない」という話に発展とか。
あと、この前海外に渡航した友達の話とか。彼がその際に撮った無人の成田空港の画像が切なかった。

そんなことを、出会った25年前と同じテンションで語り合った。

みんな、日々、それぞれの持ち場で頑張っている。
話を聞いていると私も頑張ろうと素直に思える。

そして唐突に「亮子ちゃん、係長昇進おめでとう」と祝ってもらい、ちょっと涙が出そうなぐらい嬉しかった。


お伴は北海道の網走ビール。フルーティーでとても美味しい!
青い色が、フランフランで購入したオーロラカラーのグラスと相性抜群でうっとり。ゆめかわ~。




21時半にお開き。またね!!


真っ青なビールにシンクロする感じで、今夜の入浴剤はクナイプ。



明日からまた仕事。
モデルナワクチンの副反応がどう出るかわからないが、余裕のある業務計画を立てておこうと考えている。


オリンピック

2021年08月07日 23時57分52秒 | Weblog
10時に起床。
曇りだったので布団カバーとシーツを洗ったが、干そうとした瞬間に雨が降ってきた。
雨女過ぎるだろう、自分。

ティーカップをハイターに浸けたり、Amazonで買い物をしていたら、あっという間に夕方。
そうそう、マニキュアも塗りなおした。


お誘いを受けて今夜も妹宅へ。
焼肉をご馳走になった。


母が「宮のたれ」を再現。美味しい!!


甥っ子はずっと私を待っていたのだが、寝てしまっていた。残念。
と思いきや、むくりと起き、洗い物をしている私のお尻をペチペチと叩くではないか。
これにはさすがの妹も「駄目だよ」と叱っていた。


その後、両親と妹と一緒にオリンピック(野球)を観戦。
ルールなどよく分からなかったが両親や妹の解説があったので楽しむことができた。
優勝、すごい!


次回のオリンピックも両親と観られたらいいな。
元気でいてほしいと切に願う。

今日の野球の会場は横浜スタジアム。
1998年、globeのライブで行ったスタジアムだ。
母と一緒に行ったっけ。懐かしい。

globe「globe tour 1998 "Love again"」ダイジェスト




幸せに感謝

2021年08月06日 23時16分44秒 | Weblog
広島の原爆投下から76年。今日は投下された時刻8時15分に黙とうを捧げた。毎年出勤途中なのだが、一分間をあの原爆で命を奪われた方々に祈りを捧げている。
去年、ネットで知った広島の原爆投下で孤児になった3歳の男の子の話を思い出す。

ヒロシマの空白 被爆75年 帰れぬ遺骨 <10> 県北の集落で

>男児は親とはぐれたようで、名前は分からない。救護に当たっていた四平さんにすぐなつき、ついて歩いた。ふびんに思った四平さんが9日、許可を得て家に連れ帰った。額や胸に傷を負っていたが、おいしそうにご飯を食べ、刀を提げた軍人が描かれた絵本を「お父ちゃん」と指さした。馬を見て「ススムもほしい」と喜ぶのを聞き、名前を仮に「進」とした。

 四平さんに背負われ、毎日救護所で傷の手当てを受けていたが、15日に容体が急変。「お父ちゃん」「お母ちゃん」と泣き叫びながら息を引き取った。

のちにこの男児は元軍人のお父さんが名乗り出て、藤田奬(すすむ)さんだと判明した。

多くの悲惨な原爆体験を見聞きしたが、この奬くんが私にはどうしても甥っ子に思えて仕方がない。
生前の様子や壮絶な亡くなり方を想像すると涙が出てくる。
お父ちゃん、お母ちゃんに会いたかっただろう。怖かっただろう。苦しかっただろう…。
やはり原爆は忘れてはならない、次世代に伝えなくてはならないと思う。
そうじゃなければ、奬くんや多くの被ばくされた方々の苦しみが報われないじゃないか。


そんな想いで出勤。

夏休み明けの上司が今日から出勤。
お土産をいただいた。
ふわっふわなタオル。ありがとうございます。旅行話も興味深く拝聴した。


昼休みは公園を散歩。暑いのに。でも青い空が気持ちいい。蝉しぐれで頭が痺れそうになった。





そうそう、今日は亮ちゃん大好きLaisse Passe(レッセパッセ)のおニュー(死語)のワンピースで出勤した。
なんつーのかな。…いいね。


サイドのボタンとレース部分が気に入っている。


お嬢様ちっくなテイストのLaisse Passe(レッセパッセ)…大好き。

帰り際、他部署の女子たちに「〇〇係長、いつも素敵なワンピース着ていますよね。今日のも素敵すぎます」と褒められて照れてしまった。
彼女たちの方こそいつも雑誌から抜け出してきたかのようにいつもトレンディーな装いをしている。
そんな彼女たちから褒められるだなんて光栄すぎる。
「あなたたちもいつも素敵じゃない。今度人事部女子3名で三つ子コーデにしてきてよ」とリクエストしたら笑っていた。



退社後、今夜も両親滞在中の妹の家にお邪魔した。
妹が作るハンバーグは超絶品。
添えられているとうもろこしは、妹の同僚の実家・岡山産。甘味が凄くて美味しかった。

ご馳走様でした。

サラリーマンでギターが趣味な妹の夫を囲んで、ちょっとしたプチライブ会場と化した妹の家。
両親もとても嬉しそうだった。

甥っ子は毎回私の来訪を一番喜んでいてくれている。
私が来る前、雨が降りそうだと大人たちが話していると「リョーコ、傘持ってるかなあ?」と心配してくれていたそう。
か!わ!い!い!


帰宅後は洗髪後の濡れた髪をタオルで拭きながらLINEで中学時代の男友達の恋バナに付き合った。
彼は途中から学校に来なくなっていて在学中は一度も話したことがなかった。
3年前の同窓会で再会。たまにLINEしあっている。
「あー、これ人生最後の恋かも」「恋に終わりが来るのが怖いんだ」だってお!
のろけまくりやがって。こんにゃろめ!
でも幸せな気持ちになったよ。頑張れ。アラフォーおじさんの恋。


なんだか内容が盛りだくさんの一日だった。
充実していたということだろうか。
それにたくさん笑った。今日一日で、笑いじわが増えたかもしれぬ。


戦争の話を見聞きすると、今、いかに自分が恵まれているのかを強く実感する。
今ある幸せに感謝しなければと改めて肝に銘じた。



毎日暑い

2021年08月05日 23時20分32秒 | Weblog
今日も酷暑であった。
40℃になるかもしれないと報道があった山梨。
甲府に住む男友達が軽く熱中症になったもよう。
「現在、体温39℃!笑」という画像をLINEで送ってきた。
どこかの店のモニタータイプの体温計での自撮りである。
彼はコロナワクチン打たない派なので副反応ではないはず。
「大丈夫ですか?」とLINEを送ったが反応なし。
ちょっち心配。



仕事中、気温35℃の炎天下、他の部署がある建物に行ったのだが暑くて溶けそうだった。
勿論日傘をさしていたのだがマジで身の危険を感じた。
日傘だが、最近、男性も普通に使用しているのを見かけるようになった。
大人だけでなく子供も。
老若男女、暑いものは暑いのだから当たり前と言えば当たり前。

30年前、私が小中学生の時の夏ってこんなふうに暑かったっけ。

過去の天気を調べてみる。

https://weather.goo.ne.jp/past/


今よりも若干低いが、最高気温はだいたい30℃超え。
なのにあの頃の夏休みは毎日夕暮れまで外で遊んでいた。
近所の子たちと中線踏みをしようものなら、如雨露でアスファルトに引いた水が30分もしないうちに蒸発した。
それほど暑かったのに誰かの家の中で遊んだ記憶があまりない。
毎日外で遊び、のどが渇くと誰かの家の軒先で麦茶をごちそうになる程度だった。
ただの麦茶だが家々の個性があったのを覚えている。濃かったり薄かったり。砂糖を入れる家もあった。

我が家ではエアコンなんてものは年に4回ほどしか稼働していなかった。
倹約家の母が嫌悪していたからだ。それを当たり前だと思っていた。
今では天気予報でも「適度にエアコンを使いましょう」と言っているが、当時はまだ嗜好品だったような気がする。

なんであの頃は暑さを感じなかったんだろうな、と毎年不思議に思う。

ヒートアイランドが加速する東京に住むようになったからだろうか。
一人暮らしをして何のお咎めもなしにエアコンを使えるようになり、その快適さに体が慣れ切っているからだろうか。

毎年考えるけれども、秋を迎えるころにはそんなこと、どうでもよくなってしまう。




朝食はこの前買った銀座の木村家のあんぱん。
上品な甘さがクセになる。


出勤時に見た百日紅。
鮮やかできれい。


退社後、今日も銀座の「どさんこプラザ」へ。
ポテトのチーズ焼き、コロッケ、カニクリームコロッケが美味しかったのでリピった。


その後、妹宅へ。
「どさんこプラザ」で買った物をお土産にした。

妹の夫が体調を崩してしまった(PCR陰性)。
家事、育児、看病、仕事をワンオペでやってる妹が大変そうなので両親が応援に来ている。

夕食をいただきマンモス。
茄子も餃子も枝豆も美味しかった。
母の手料理は天下一品。








弟からディズニーシーのお土産を母経由でもらった。
ロールクッキーだそうだ。
お菓子の箱、かわいくて捨てられないよな。ありがとう。
右にある薔薇の硝子の置物は、以前、妹から貰ったもの。
妹も弟も私の好みを熟知している。





父とも会話をした。
先般、林真理子先生の「下流の宴」を貸したのだが、面白くてマッハで読了したもよう。
「『8050』より面白かった」とのこと。


もっと細部についても語り合いたかったのだが、明日も仕事なので早々と帰宅した。


明日もまた暑いらしい。早く終わらないかな、夏。
子供の頃を回想して懐かしむだけならばノスタルジックが満載で便利な季節なのだけれども…。
もううんざりだよ、夏。

明日を乗り越えればとりあえず週末。
もうひと踏ん張り、頑張ろう。



夏の尾道

2021年08月04日 23時52分15秒 | Weblog
他部署の若人と話すとびっくりすることが多い。
「すごくよく分かる」「心から共感する」という意味で「わかりみが深い」という言葉を聞いたときは「え?何それ?」と混乱してしまった。

「今日暑いですよね」
「ねー。かき氷とか食べたいですよね」
「あー、わかりみが深いですう」
という感じで。

こうやって自分は時代に取り残されていくのだろう。
ジェネレーションギャップ、おそロシア。


今日は暑かったのでポニーテール。
蝶々がとまるほど、私の脳内はお花畑状態だ。


それにしても、本当に暑い。

10年ぐらい前の夏休みは、毎年尾道に行っていた。
あの町を朝から夕暮れまでひたすら歩いていた。
今考えると信じられない。
若かったというかちょっとした変態である。
35℃ぐらいの炎天下、高低差があるあの町を飽きることなく練り歩いていたのだもの。
当然、ホテルに戻るころには全身にザラザラとした汗の結晶ができている。
それでも懲りることなく毎年毎年、尾道に行くことが楽しみだった。

以来、夏=尾道と脳に刻印されていて、今日みたいな陽気の日は、必ず尾道に思いを馳せるようになった。
細い坂道をに降り注ぐ日差しの香り、ポンポン船のエンジンのにおい。
御袖天満宮を登り切って尾道水道へと振り返ったときの高揚感、そこで感じる風の心地よさ。

暑いのは辛いけれども、あのぐらい綺麗な景色の中に居られるのならば、暑さなんてどうでもよくなっちゃう。
またいつか、あの強烈な「夏」を味わいたい。

ということで今日の曲は「ノヴェレッテ,」

シューマン: 8つのノヴェレッテ,Op.21 1. 第1番 ヘ長調 Pf.藤井隆史:Fujii,Takashi



私を尾道の虜にさせた大林宣彦監督の映画「ふたり」に出てくる。



中学時代に通っていたピアノ教室の先生にこの曲のことを述べたら「なんで知ってるの?」と驚かれた。
「弾きたいならば教えるよ?」と言われたけれども、自信がなくてモゾモゾし、終了。
苦い思い出が蘇る…。


今日は野暮用があり、銀座へ。
20時を過ぎると夕食難民になる。
北海道のアンテナショップ「どさんこプラザ」で総菜を購入。


大幅値下げされていて、美味しさ倍増。

水曜日なのに飲んじゃった。


まだ空腹だったので明日の分だったおにぎりも食べちゃったお!!
具は味噌っぽい何かだった。



明日もきっと暑いのだろう。
日常の中に「尾道み(尾道っぽさ)」を探しつつ、蝶々を宿すほどの脳内お花畑状態であるが与えられた仕事はしっかりこなそうと思う。







やり過ごす

2021年08月03日 23時57分09秒 | Weblog
上質なコーヒーが飲みたくて今日は喫茶店へ。
銅製マグに注がれて冷たいアイスコーヒーを前にして、吉熊も嬉しそう。

深い味わいがたまらない。

ボロネーゼの具は、ほぼハンバーグといっても過言ではないほどジューシーで、噛み締めるとほんのりと甘さを感じる。
こちらも美味しかった。




久々の喫茶店でまったりできた。
お伴は林真理子先生の「愉楽にて」。

家柄、富、教養…すべて兼ね備えた折り目正しいお坊ちゃんのお話。
お坊ちゃんといっても50代なのだが。
なかなか面白い。


喫茶店でまったりしたあとはスーパーに寄って買い物をした。
ワクチン接種(2回目)に備えて飲むゼリー2個(@69円)。
そして900ミリリットルのアイスコーヒーが特価で20円引きだったので3本購入。
さらに2000ミリリットルの水も買ったので重くて大変だった。

そうそう、マンションに帰る前に広場で国際宇宙ステーションを見た。

アークトゥルスのすぐそばを通過する国際宇宙ステーション。
今日は比較的雲が少なかったので、はっきりと見えた。
北西から南の方へ。
見えなくなるまで手を振った。



風呂上がりに面白い記事を発見。

海外記者「最高のコンビニアイスを発見した」 森永チョコモナカジャンボ、ついに世界に見つかってしまう


ついこの前、コンビニで五輪関係者と思しき外国人がチョコモナカジャンボを購入したのを目撃したことをこのブログに書いた。
やっぱりそうなのか。
海外の方々にも人気があるのだな。




毎日暑い。
化粧を落とすとき、指先がザラザラした感触を覚えるのはたぶん汗が結晶化しているからだろう。
指にできた汗疱もひどい。
もうこうなったら「お盆を過ぎたら今よりは涼しくなるから…」と自分を励ましてやり過ごすしかない。
チョコモナカジャンボを食べつつ。

明日は37℃になるらしい。
ううっ…やり過ごせるのか…!?


静かな夜に

2021年08月02日 23時20分47秒 | Weblog
今日から上司が夏休みに入ったので少しだけ緊張した。
ということは、無意識のうちにいつも上司を頼っているのかもしれない。
けっこう自分では小惑星探査機はやぶさちっくに自律航行的な仕事を意識しているつもりだけど。
また、月初ということもあり、そこそこ忙しかった。

昼休みには土曜日のうなぎドライブの感想をお兄様たちと述べ合ったりして、それなりに楽しく過ごした。
20年の付き合い@喫煙所なのでお互いの性格は熟知しあっている。とても居心地が良い。


来週はいよいよモデルナのワクチン接種2回目。
1回目のモデルナアームから解放され、やれやれと思っていたのもつかの間。
多くの人が発熱などの副反応を口にしている。
こ、怖い。
私も多分、熱ぐらいは出るんじゃなかろうかと思っている。
辛くなるのを分かっていても打つのか?そんなにドMなのか?自分…。
嗚呼、嫌だ…と思う。
しかし、もう一方で別の気持ちもある。
それは小学生の時に買ってもらって熟読していた学習漫画「世界の歴史 人物事典」に載っていた天然痘ワクチンの開発者エドワード・ジェンナーの想いを身をもって受け取りたいという気持ちだ。
最後に読んでからだいぶ経過するのであまり覚えていないのだが、素直に「すごいな」と思ったのを覚えている。
ここ最近、うん十年ぶりに彼のことを思い出した。
彼がワクチンを開発してからワクチンの質は飛躍的に向上したはず。
そして今回のコロナワクチンも異例のスピードで誰かが作ってくれたのだから、とりあえず受けてみよう。
もしも副反応が辛かったら、俺たちのクマ医師に相談しよう、そうしよう。
解熱剤は買ってある。
あとはポカリとかレトルトのお粥ぐらいは用意しよう。
…あれ?ちょっとしたピクニック気分じゃないか。
おやつは500円以内?バナナはおやつなの?


今日の夕食はてんやの上天丼でキメた。

衣がサクサクしてて超絶美味。
吉熊も「美味しいね」とニコニコしていた。


風呂に入り、母とLINEで会話をし、まったりタイム。
大好きなお香「カリビアンブルー」の香りを室内に充満させる。

清々しい香りに心が落ち着く。


そして大学時代、高校時代の友達、恩師に暑中見舞いを書く。
昨日、銀座の教文館で購入した星野富弘さんの絵葉書で出す。


BGMはジムノペディ 第1番 。
昨日、初めて生演奏をプラネタリウムで聴いてハマってしまった。

ジムノペディ 第1番 / エリック・サティ|Gymnopédie No.1 / Erik Satie


書き終わったら寝よう。


有楽町の休日

2021年08月01日 23時02分08秒 | Weblog
10時に起床。
今日から8月。
カレンダーを見なくとも、本格的な夏の到来を窓の外の日差しを見ればわかる。
そんな陽気だ。

マンションを購入後に決めた月初のルーティンを遂行。
・エアコンのフィルター掃除
・ベランダ掃除
・排水溝の部品の漂白
トランス状態で一気に片付けた。すっきり。


支度を整え、近所のお寿司屋さんへ。
前々から気になっていたお店である。

カウンターに通され、上寿司セットを注文。
キター!!


おお~!お見事。これで1000円。コスパ良すぎ。そして口コミ通りの美味しさである。
お味噌汁のアサリも肉厚で食べごたえがあった。


個人的に店内BGMが目眩く90年代ヒットチャートだったのが最高に嬉しかった。
たぶん大将の好みなのだろう。(ということは私と年代が一緒かな)
「いつまでも変わらぬ愛を」(織田哲郎)が流れてきたときは懐かしさで泣きそうになってしまった…。

良いお店だった。通いたい。

店先の灰皿で一服して銀座へ。


買い物を終え、歩いていたら変なスカウトをされた…。
もっと若い女子がいるだろうに。なんで私に声をかけてきたのだろう。謎。真夏のミステリーである。
丁重に断ったが怖かった…。
上京する際、母が口を酸っぱくして「東京には怖い人がいっぱいいるんだからね。気を付けてね」と言っていた。
本当だね、ママ。やっぱりママが言うことは絶対なんだと確信した。

気を取り直して、本日のメインイベント会場へ。
有楽町のプラネタリウム「コニカミノルタ プラネタリア TOKYO in 有楽町マリオン」で「LIVE in the DARK -CLASSIC-」を堪能。


フランスの星空を見上げながらドビュッシー、サティ、フォーレの名曲の生演奏を聴くというラグジュアリーな体験だった。
好きな作曲家3人と生演奏ということで「これは行かなくては」と前々から楽しみにしていたのだが、想像以上に良かった。
無数の星を見ていたら今ある困難がちっぽけなものに思え、元気が出た。

LIVE in the DARK -CLASSIC- プラネタリア TOKYO in 有楽町マリオン



当日券を提示すれば無料で入れるという星空ラウンジにも入ってみた。
星空の生解説を楽しんだ。
(撮影可能)

星座図のスライドを撮影したのって今日が人生初かも。

嗚呼、楽しかった。
映画も読書もお酒も好きだけれども、やっぱり私はプラネタリウムというエンタメが一等好き。
投影機が映し出す星空は偽物だけど、その奥に無限に広がっているであろう宇宙をわかりやすく感じさせてくれるから。


小腹が空いたので交通会館の「どさんこプラザ」で、夕張メロンとバニラのソフトクリームを食べた。北海道のアンテナショップである。

濃厚な味わい。
背後のポスターで北海道感をも味わえた。

「ローマの休日」のアン王女ばりにモリモリ食べたった。

声を掛けてくれるのは新聞記者(グレゴリー・ペック)ではなく、…怪しいスカウトマンだけど…。

Roman Holiday (1953) | (2/5) | Holiday

スペイン広場、懐かしい。また行きたい。


どさんこプラザで割引になった総菜を買って帰宅。
チーズポテトと骨付きソーセージ。いずれも美味なり。



その前に、月一恒例、マツキヨで爆買い。
割引クーポンを使用し、帰宅後にレシートを見ながらどのぐらい得をしたのかを計算するのが楽しみなのである。
毎回ニマニマしている…!

鎮痛剤(解熱剤)のリングルアイビーは来週のワクチン接種(2回目)に備えて購入した。
発熱しないといいのだが、どうなんだろう。

あとカウンセリング化粧品はポイントが多く付くのでエリクシールのファンデーションも購入した。
2ヶ月に一度、律儀なほどちゃんと底を尽きるファンデーション。


昨日は、「うなぎドライブ」、今日は「有楽町の休日」…盛りだくさんな夏の週末を楽しめた。
アン王女のようにまた日常に戻る。
そう、明日からまた仕事。
月初なのでちょっと忙しいかもしれないが、頑張ろう。