世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

モヤモヤアーム

2021年08月12日 | Weblog
モデルナワクチン接種2回目・2日目。昨晩は早めに寝た。9時間ほど寝た。中途覚醒が2,3回あり、都度検温をした。大体37℃ぐらいで今朝の検温でもそれぐらいだった。
明け方、熱にうなされたのを覚えている。シルクのヘアキャップは頭から脱げ、腕に貼っていた冷感ジェルは背中にずれていた。寝ながら激しく動いたのだと思う。

1回目のときは発熱しなかった。なので今朝は高温を示す体温計を前にいったいどうしたらいいのかわからず、とりあえずと思って解熱剤を飲んだ。頭痛もする。合コンの二次会のカラオケ店の安い酒を飲んだ翌朝のような鈍い痛みである。腕の痛みは前回同様にエグい。

仕事はどうしてもワンオペの業務があるので休めない。お店の人に迷惑が掛かってしまう。出勤途中、電車内でこっそり行った検温では37。3℃。うーむ…怠いぞ。

グループLINEで会社の先輩が「えー熱あるのに出勤していいの?副反応だからいいのか笑」という大変呑気なコメントを寄越してきた。読んだ途端に脱力を覚える。怠さで怒る気もなれない。他の先輩が優しくフォローしてくれたので落ち着いた。

スーパーで100円で買っておいたポカリを携えての出勤。机に置いておいて、喉が渇くとゴクゴク飲んだ。

出勤したからにはいつもと同じパフォーマンスを出さないといけない。お金をもらうとはそういうこと、と自分に言い聞かせる

きっと実家の両親ならば私のことを心配してくれるのだろうが、会社にはそんな人はいないし、それが間違いとも思わない。
世の中、そんなもの。

切ないほどの孤独感と諦念を抱きつつ粛々と業務をこなす私に、他部署の後輩が声を掛けてくれた。
「〇〇の業務、手伝いますか?副反応でつらいでしょうから」と。
1回目の接種後も彼女はそうだった。嬉しくて涙が出そうになった。お礼に机の中のキャラメルをあげた。

また別件でモヤモヤすることがあったので元上司の吉熊上司にLINEで相談。
宥められて落ち着いた。

体調が良くないからか、今日は些細な事でも感情が揺すぶられる日であった。疲れる。

モデルナアームもひどい。
一日中、腕を使うたびに「いてて…」と唸るあやしい人になった。
2回目のモデルナの副反応、パネェ。

腫れてパンパンの腕には冷感ジェルシートを貼った。
幾分楽になる。


解熱剤(リングルアイビー)をOD並に飲んで定時になったらすぐに退勤。
いやー、辛かった。時間が進むのを今日ほど遅く感じたことはない。1時間が3時間の長さに感じた。


夕食はくら寿司。
さっぱりしたものが食べたかったのでチョイス。


エビとアボガドのお寿司はおかわり。


お皿5枚で1回挑戦できるビッくらポン。
今日も安定のはずれ。

吉熊「どうしてそんなにくじ運がないのかな(呆れ顔)」


昨日、池袋で買った林真理子先生のエッセイ「Go To マリコ」、とても面白い。
風呂の中でつい読みすぎて、すでに半分ぐらい読んでしまった。
独特の感性、武骨な気風がかっこいい。
林真理子先生がコロナ禍で見たもの、感じたことが淡々と書かれている。

装丁の「Go To マリコ」の部分、マスクになっているのな。凝っている。


さて、今夜も早々と寝てしまおう。
現在熱は36.8℃。上がるなよ。