世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

心療内科の中心でナンパをされた件

2015年04月29日 00時42分29秒 | Weblog
心療内科デー。
待ち時間5時間半。0時すぎに名前を呼ばれたんだが・・・。

今日も小説を持参して読んでいた。
診察室からでっかい外人さんが出てきた。
あ、知ってる、この人。診察室にワンちゃん連れてくる人だよね?前に見た。今日はワンちゃんは連れてきておらず。
ドアから出てきたと思うや否や、私に突進してくるではないか。

「これ、ニセモノ?」
と私のヴィトンのルコを指差して言ってきやがったぜ、このオヤジ。
これはだな、新卒の冬のボーナスで、妹にニューヨークで買ってきてもらったんだYO!
今は廃盤で、修理費用に当時の購入価格の半額弱がかかったんだYO!
と言いたいのをグッと堪え
「・・・本物です」
と答える私。

彼は聞いてもいないのに自己紹介をし始めた。
ナントカ基地で働くイタリア出身なんだとさ。

イタリアっつーと、サイゼリヤか映画「マレーナ」じゃんねー。あの映画、好きすぎて、3回も劇場で見た。そのうち一回は三軒茶屋で遠かったんだよな。あれ以来、三軒茶屋には上陸していない。
マレーナ扮するモニカ・ベルッチにメロメロだった上京したての私。

『マレーナ』 日本予告篇


シチリアで、戦地に赴いた夫の帰りを待つ美人・マレーナに群がる街中の容赦ない口説きっぷりが印象的。

嗚呼、今目の前にいるイタリア人殿方も、その血を引き継いでいるのね。
え?何?have beenとか言ってる。恐らく基地には来た事があるかって言ってるのかな?


他の患者さんもいるので、もう会話は止めたいのだが・・・と思っているとき、普段は大人しい受付のお兄さんが凄い剣幕で、
「ノー!ナンパ、ノー!」
と彼をドアへと促した。
お兄さん、GJ!

「ナンパ?ナンパってナンですか?」
と、しらばっくれるイタリア人を
「だーめですってばっ」
と促し、連行するお兄さん。

ふう・・・。



そんなこんなで診察。
クマ医師、なんだか浅黒くなってるんだけど。どうした?

今日の診察はほぼ90%、仕事の相談だった。
この一年制服の管理業務を行ってきた。
前回の社長面接のあと、「次回の面談では業務の効率化をアッピールせよ」とクマ医師より助言をいただいていた。
その件でのご相談。

「社長はきっと効率化を数字で見たいのだと思います」
と言いながら、コピー用紙を取り出し、前のめりで図解を示す。その際、でっぷりとした恵比寿様のようなお腹がぷるるんと揺れたのを私は見逃さなかった。

「この部分の数字を具体化してお見せして、改善案として提出したらいかがでしょうか?」
と熱く語っていた。
「え?データがないんですか。じゃあ、面談まで1ヶ月ぐらいありますよね。その期間のデータをとってみましょう」
とテキパキと指示を出す。
主治医・上司を通り越して、まるでコンサルな勢いである。
彼と二人三脚で色々なことを乗り越えてきたけれども、もう来るところまで来てしまった感、満載。

マイスリーは、週の後半に断ってみましょうとのこと。

処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散

1時少し前に帰宅。




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