世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

Perfume of love

2005年06月05日 23時15分13秒 | Weblog
FP講座の後、御徒町へ。
御徒町に「香水屋」というお店が出来たので、
一度行ってみたかったのだ。

香水、大好き。

母がずっとディオールのポアゾンを愛用していたのもあり、
少女時代から香りには敏感だった。

嗅覚は人間の感覚の中でも、最も神秘的なものだと思う。
香りから経験したことや
それらに基づいく思ったこと感じたことがリアルに蘇るからだ。

私は埃っぽい臭いをかぐと、中学時代の昇降口を思い出す。
その時好きだった殿方や、文化祭の催し物を作るために遅くまで教室に残ったことを思い出す。

香水をつけるようになってからは、
その時につけていた香水の香りを嗅ぐと、やはり当時を思ってしまう。
切なさや悲しさ、楽しさ、やるせなさ。いろいろな思いが香りと共に私を誘う。

山田詠美の「放課後の音符」で、つけている香水を教えてくれない女子が出てくる。
この小説を読んだ高校時代から
「つけている香水名を他人に教えてはいけないんだ」と刷り込まれた私はずっとその教えを順守してきた。しかし、最近では呪縛が解けたので、この場に於いても公言できる。
私の愛用はサンローランの「Love Again」。

しかし移り気激しい私はその日のその気分で色々浮気をする。
仕事モードの日はエリザベスアーデンの「Green Tea」やジェニロペの「Stil」、
合コンの時は絶対「Baby Doll」…という風に。
今日買ったのは「Green Tea」。
爽やかな香り。
夏場限定でしかつけないが故、この香りを美に纏うと夏を感じる。

衣替えも迎え、心機一転の意味も込めて。
夏が終わるまで。

秋を迎える頃、この香りは私にどんな想い出をくれるのだろう。
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