世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ぶら下がる思い出

2011年04月20日 23時08分57秒 | Weblog
キリが良かったので今日はノー残業。タイムカードを押す前の、後輩男女、吉熊上司との会話が楽しい。

私の後ろの席にいるオッサンたちの声が大きくて、皆、霹靂している。
3月末から人数が4人から2人になったのに、煩さは2倍になった!密かに反比例しちゃっているではないか。2人して互いの意見を受け入れようとはせず、いつも自分の意見を相手よりも声高に叫ぶものだから、声の大きさはクレッシェンド。終いには、フォルテ・フォルティッシモ(fff)。愛が全てさ、今こそ誓うよってハウンド・ドッグも震撼させる状態になるのである。
定時後、オッサンたちが帰ったあと、彼らについてを後輩男女と吉熊上司とで語り合った。オッサンの物真似とかしちゃって大爆笑。焦って喋るもんだから、ちょっとラップみたいになるところとかを細かく再現しあった。

笑いすぎて喉が痛い。

今日は図書館へ寄ることができた。窓に向かって座るタイプの席に座り、2時間。疲れると窓の外に広がる夜景を見つめた。
オフィスが見える。というか、丸見えである。一日中、図書館ユーザーに仕事っぷりを見られるだなんて大変だと思う。我々の席に背中を向けて残業しているっぽい人(部長?)のパソコンのモニターまでくっきり見える。

私のペンの持ち方はおかしい。グーで握るようにして持つ。中指のペンだこが痛むのでシャープペンシルを長時間使うときは気に入ったものでないと駄目だ。今使っているものは、高校受験の前に、親友わかめちゃんと一緒に地元のファンシーショップで購入したものである。500円ぐらいだった。受験の日は互いのシャープペンシルを交換して試験に挑んだ。試験中も「一人じゃないんだ」と励まされたこととか、18年ぶりに思い出した。

中学時代の自分も今の自分も同一人物なんだよな。
信じがたいけれども。
自分が一本の長い線だとしたら、思い出はそれにぶら下がっているものかもしれない。

帰りに蕎麦屋に寄り、そんなことを考えた。


今日は山菜そば。
山菜は、冬の間、体内に溜まった毒素を出してくれるらしい。美味しかった。


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