最後の夜

11月の支払いの締めを終え、無事に経理部に提出！！頑張ったぜ、俺。
夕方から返却済みの制服の処理をし、プチ残業の後、書類を片付けていた。


ふと、卓上にある、先日買ったはやぶさ2のクリアファイルが目に入った。
はやぶさのクリアファイルは4年前に相模原で購入済み。
それらを並べてみると、なかなかの感動ものである。
・・・よし。これ、今日のブログの写真にしようっと、と思い、スマホをかざした（こそこそと）。
熱中するあまり、社長が私の名を呼びながら声を掛けていることに気付かなかった。
「ああ、はやぶさですか～」
と社長は私に言い、なぜかお菓子をくれた！
やっべー。みつかっちった・・・。私ってば本当タイミングが悪い・・・。
帰り際、
「先ほどはすいませんでした」
と謝ったら笑っていたけど。

さて。いよいよ明日、小惑星探査機はやぶさ2が地球を飛び立つ。
人類が行ったことが無い3億キロ彼方にある星を目指すという経験をすることになる。
しかし、思えばもうはやぶさ2自体は帰ってこない。
昨日まではワクワク感の方が強かったが、今は「無事に飛びますように」という祈りにも似た思いと、「もう会えない」「今夜がはやぶさ2が地球で眠る最後の夜なんだな」という寂しさが入り混じっている。

夏に相模原市のJAXAに行った際、私とはやぶさ2の機体は大接近をした。
そして明日、はやぶさ2は宇宙を目指す大冒険に出る。6年後、うまくいけばサンプルが入ったカプセルが地球に届く。2020年、はやぶさ2のカプセルの帰還を笑顔で迎えられる42歳の私になっていますように。


「はやぶさ2」相模原から機体出発の様子

こうやって種子島まで運ばれていったんだなあ。


「はやぶさ2」機体 種子島に到着～島内輸送

到着！！


種子島でのロケットの発射というと、自分的に「秒速5センチメートル」の「コスモナウト」を思い出す。
好きな人に告白しようとした瞬間、ロケットが煙と轟音を発しながら天に昇っていくあのシーン。
あれは秀逸だよなー。




そんなことを思いつつ、テキストをパラパラと捲っていたら母ヨーコたんから電話があった・・・らしい。
気付かなかった。
うん、今日はすこぶるタイミングが悪すぎ。