世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

オフィス街とイケメン

2013年04月22日 22時45分18秒 | Weblog
後輩男子ししゃも君とお出掛け。
一月に彼が異動してきてから、まだあまり話したことがない。
年下のイケメン男子となんて何を話していいか分からないのだもの。

今日は寒かった。彼はコートを着てこなくて寒そうだった。
「私が温めてあげ…」と言いそうになり、押し留めた。
変態キャラを演じようか、それともまだ素は出さぬ方がよいのか、まだ判断がつきかねている。
というのは、やはり彼が妻帯者で一児の父だからである。
そして、やはりイケメンだから。いや、ほんと、イケメン怖い。小学時代、中学時代にモテなかったり、暗かったりすると、こんな陰な性格になるのだな。恐らく。

ちょっとしたハプニングがあり、二人で、日本橋をさ迷うことになったが、彼にとっては楽しかった模様。
お姉さんは嬉しいよ。

凍てつく寒さの中を歩く二人の影が、初夏の透き通った日射しにより、オフィス街のアスファルトに深く映った。

そうそう、彼は山形出身で、私の好きな作家、奥山貴宏の高校の後輩だ。
最近、奥山さんの命日があり、そのことをブログに書こうとしていた矢先。運命を感じてしまう。

今日一日で後輩男子ししゃも君と少しだけ距離が縮んだ。
生意気なところもあるが、可愛い。
ひたすら可愛い。
宇都宮隆の「少年」の「私」の気持ちだ。

「屈託のない その瞳に
 母性をくすぐられて
 つい我が侭 聞いてしまう女性
 たぶん 私 ひとりじゃない」



そんなめんこい彼の為にお昼ご飯をご馳走した。


ぱくぱくと食べる姿はどう見ても高校生にしか見えない。
上下するまだあどけない頬の流線。



歳を取るのも悪くない。
ふと、思った。

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