世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

NaCl、母の愛

2023年05月09日 23時57分35秒 | Weblog
今日は晴れ。湿度も低くて凌ぎやすかった

昼休みに公園に出かけた。
初夏の日差しの中で吉熊は気持ち良さそう。勿論、私もリフレッシュした。
たかだか数分だけど、外の空気に触れて青い空を見上げると気持ちがすっきりする。




いつ訪れてもここの公園の花壇は常に綺麗に手入れされている。

どんぐり@公園。





今日は、「これをもし次の人に引き継ぐとしたら」という妄想をしながら仕事をしていた。
「この伝票はここにデータ印を押して経理に提出するの」
「お花屋さんは4週間に一度、清算をしなければならないので、ここのファイルに伝票が入っているからそれをプリントアウトして使って」
など。
いつも無意識におこなっている仕事を見知らぬ誰かに引き継ぎしていると新鮮な気分になる。かつて自分もそうやって教えられてきたのだと20年以上前のことも芋づる式に思い出され感慨深くなった。懐かしく思う。私は覚えが悪いので教える人は大変だったに違いない。

夕食は丸亀製麺のトマたまカレーうどん。無限に食べられる美味しさ。
無料だというのでライスも付けちゃった。




期間限定だそう。また食べたい。



そして気が向いたので、マッサージ店でマッサージしてもらった。
行くのは2回目なのだが、怪しげな雑居ビルにあるので入るのに勇気がいる。
しかし店主の男性は今日も真面目で根気強く私の凝り固まった筋肉をほぐしてくれたのだった。
彼曰く、私の下半身はアスリート並みに引き締まっているとのこと。
「中高、帰宅部でスポーツは苦手なんですけど」と言うが、特にふくらはぎの筋肉が美しいと彼は言う。
けっこう歩いているからなあ。都内ってけっこう歩くんだよな。たぶんそのせいか。

ご機嫌で帰宅。
水筒を洗っている最中、塩のタッパーが目に入った。

帰京の日、母が茹で卵を持たせようと鍋と対峙していた。
「亮ちゃん、茹で卵にかける塩は持ってるんけ?」と尋ねてきた。
私は料理をしないので調味料を買ったことがない。
「ママがうちに来るときに料理をするじゃん?そんときに持ってきてくれた塩が暫くのあいだあったんだけど。殺したいほど嫌いな人への呪いでぜんぶ使ってしまったんだよね」
と言うと、側にいた妹・芋子が「塩で呪いって!?マジウケるんだけど!!」と爆笑。
ということで、一昨日、母がタッパーに塩を入れて持たせてくれたのだった。
母の愛を感じる。

母が持たせてくれた塩化ナトリウム…NaCl…どうか、呪いなんかで使用せずに済みますように。
かといって料理は全くしないしできないし。

母の愛のシンボルとして、飾っておくか。