世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

あの階段

2022年04月04日 22時35分35秒 | Weblog
今回の山梨桜紀行は、北杜市にある実相寺の神代桜と身延山久遠寺の枝垂れ桜を見に行った。
それはそれは見事な桜であった。

神代桜はここ数年毎年訪れていている。
樹齢2000年。支えられて、吊るされながら、健気に咲いていた。






境内は水仙などの花も咲いていて極楽の様相を呈している。






夜、男友達の運転でわに塚の夜桜見物もできた。


甲府のビジネスホテルで一泊。

翌日訪れた身延山はあいにくの雨。
でも、とても綺麗だった。
雨に煙るピンク色もいとおかし。





今日は肉体疲労がひどかったが、気持ちが清々しかった。
「なぜだろう?」
自問する。

「そうだ!あれだ!」
と合点。

身延山久遠寺の三門を抜けると、あちらのほうに「壁」みたいなのが見えてきた。
よく見ると階段じゃね?


ああ、やっぱり階段だ。


美延山には思い付きで行き、前情報がほぼない状態だったので突如現れた階段の下で躊躇すること1分。

横の看板には「やめときなよ」的なことも書いてあるし。


「やめときなよ」と言われると「なんだよ、登ってやるよ!」とカッとなる性格の私。
体力的根拠を確認しないまま、足が勝手に登り始めていた。



高さは104メートル、段数は287段。
1段が30センチ以上ある。




最後の10段のところで、息が上がり、「はぁはぁ」と壇蜜さんみたいな息遣いになっていて、それが山中にこだまする有様。

喫煙者だからだろうか、激しい動悸と息切れを感じつつ、やっと登り切った時は達成感で涙が出た。
上から様子を見ていたおばちゃんたちに「偉いわ」「よく頑張ったね」と褒めてもらい、心の底から嬉しく思った。





色々な綺麗な桜を見たのに、その淡い薄紅色の記憶がこの強烈な階段で上書き保存されてしまいそう。

あんな大変な階段を登りきれたのだもの。
上司のパワハラなんてクソだよな、と思えるようになった。実際クソなんだけどな!!
なので今日は比較的フラットな気持ちで仕事に臨めた。
ソラナックス4錠ほど飲んじゃったけれど。(意識が朦朧としていた…)


今日は寒いのでなか卯のカレーうどんにした。体のためを思ってサラダも付けちゃった。





帰りに薬局へ。
ハルシオン(睡眠導入剤)が足りないので、金曜日の診察で追加してもらった。
今日は新人の薬剤師が担当したのだが「飲みすぎないでくださいね」と軽々しく言われ、ぶっ殺したくなるほど腹が立った。
こっちだって増やしたくて増やしてるわけじゃないのにー!!
あまりに腹立ったので「うるせーよ、ブス」とマスクの中で言っちゃった/(^o^)\てへぺろ


こんなことで腹を立てるのはやはり疲れているからなのだろう。

早く寝てしまおう。
旅ブログの詳細は週末に書こうと思う。