世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

もはや夜明けも近づいた

2018年05月21日 23時09分40秒 | Weblog
甥っ子くんが入院したので会社帰りにお見舞いに行ってきた。
見たところ、案外元気そう。
ベッドの柵に囲まれた妹と甥っ子。
二人ともボーダーの服を着ていたので、ちょっとした囚人みたくて、不謹慎なのだが・・・ワロタ。指摘したら妹も爆笑。それを見て甥っ子もケタケタと笑っていた。
幸い、数日で退院できるもよう。

高台にあるこの病院は見晴らしがよく、東京タワーも見える。
なんというアーバンライフ。

ロビーには熱帯魚も。
バブリーである。


妹は仕事があるので、明日は上京してきた両親とバトンタッチ。
で、また退社後に病院へ来るらしい。
両親は妹宅へ。
バックアップ体制がすごい。


高台の病院から下山し、長崎ちゃんぽんを食して帰宅。



今日見た紫陽花。
色が濃くなっていて、梅雨の足音が聞こえてきそうである。


ショッキングなニュースが。

登山家・栗城史多さん死去 8度目のエベレスト挑戦中

テレビ「ザ・ノンフィクション」で取り上げられてからずっとフォローしていたのでショック。

よく登山をなさっているお友達・Kさんが彼のGPSの存在を教えてくれた。
https://share.findmespot.com/shared/faces/viewspots.jsp?glId=0Et1q1UmmcdceTfL97hCsAjr8IzHbFXOq


そうそう、毎年5月20日の夜から深夜までは津山事件のことを考えると決めているのだが、今年は失念してしまっていた。
事件から80年。
とんでもなく凄惨で許しがたい事件なのだけれども、犯人・都井睦雄の遺書「もはや夜明けも近づいた。死にましょう」は胸に来るものがある。

時代やシチュエーションは違うのだけれども、抑圧されたものが噴き出る瞬間という点で「通り魔」(嶽本野ばら)とリンクする。


例年、津山事件を考える夜は生ぬるい風が窓から吹いてくるんだっけ。
今年ももうそんな季節か。