世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

伯父の葬儀

2018年02月18日 23時46分53秒 | Weblog
昨日は0時に母の隣の布団に入り、1時ぐらいに寝た。
今朝は7時15分に目覚め、支度をする。
外の灰皿に入れておいた水が凍っていて、なるほど、寒いと思う。
-2℃。やはり栃木は寒い。

9時半に葬儀場に到着。
伯父の遺体と対面。安らかな表情で眠っていて、涙が出た。

葬儀は神式。

秘書検定でやったよね、玉串奉奠。
榊を回すアレである。


BGMはピアノの生演奏。
小田和正の「言葉にできない」とともに、生前の叔父の写真が前面のスクリーンに映し出される。
・・・号泣。
公務員になり、情熱的な恋愛をし、子供二人、孫五人に囲まれる伯父はとても幸せな人生を送ったのだと思う。
しかも伯父、2月6日生まれ・・・B型の水瓶座・・・私と一緒だったのな。
物静かで、優しくて、いつもジャンパーを羽織っていた伯父。

喪主は従兄弟。
彼は医者なのだが、「父にはもっと長生きをしてもらいたかった」と泣いていて、会場が涙に包まれた。



神式なので当然神主さんが執り行うんだが、靴が可愛くてまじまじと見てしまった。「浅沓(あさぐつ)」というものらしい。

ロリータさんが履くロッキンホースっぽい。



火葬場で最後のお別れ。
伯父の妻である伯母が最後の最後まで棺にすがっていて、胸が痛んだ。
いつも一緒だったので、さぞかし辛いんだろうな、と。

火葬場は木と大谷石でできた建物で、火葬場とは思えないナチュラルテイストな建物だった。

火葬が終わるまで軽食。
ちょっとした従兄弟会が開催される。

2時間ほどで火葬が終わり、納骨。
骨はたくさん残っていた。
入りきれないので、最後は押しつぶされ、骨壺に納められた。

再び葬儀場へ。

儀式のあとの直会にて、伯母3・4(父の実姉2名)と対面する形で座る。


遠い親戚にいる外務省に勤務していた独身女性の話になり、身を乗り出して聞き入っていたら、伯母4に
「結婚しなくちゃだめよ」
と強い口調で言われてメンタル大打撃。
40歳になって油断していた・・・そういう系の話。
結婚原理主義者って、独身者に対し、虎視眈々とこういう系の話をしだすタイミングを見計らっているので怖い。油断大敵である。
「芋子(私の妹)も家庭を持ったのだし。今は親が存命だからいいけど、これからどうするの!?」
と言われた。
どう答えるのがベストかなと瞬時に頭を回転させてはみたのだが、飲酒をしたのでうまく回らない。
「厭なんですよね」
と答えようとしたのに
「嫌いなんですよね」
と頓珍漢な回答をしてしまう。
そう。
こういう価値観を押し付ける人が私は嫌いだ。というか軽蔑している。
他人を心配するふりして、自己の価値観を押し付ける人は特に。

心配して言ってくれているのはわかるけど、もっとソフトな言い方ってあるじゃんねー。
それに私、しろっていわれると、余計にしたくなくなるの。ごめんあそばせ。
絶対にしてあげませんからね。ざまあみろ。
働いて納税もしているのに、そこまで糾弾される意味が分からない。


だって、したくないんだもの。
同じ部屋に他人が住んでいる状況なんて絶対に耐えられない。邪魔。
無理して結婚したとて、それこそ棺桶に入るとき「私は結婚したくなかったのに、周囲の圧に負けて結婚した。こんなの私じゃない。もう一度人生やりなおしたい。くそ」って思ったらどうするの?私がかわいそうじゃない?


そんなこんなで挨拶をして車に乗り込む。疲れた。


父が飲酒をしたので母の車で帰る。
筑波山が見えた。



帰宅して、少し休む。
葬式って、疲れる・・・。
母があら汁をこしらえてくれた。体が温まる。

甥っ子と遊ぶ。甥っ子はずっと静かにしていて、偉かった。


20時過ぎの電車で東京に帰る。

どんぐり!!


帰宅して荷解きをする。

明日からまた仕事。
頑張ろう。

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