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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだに なきぞ悲しき」

2017年04月22日 | Weblog
華原朋美さんのコンサートの抽選が当選した!
来週、チケットが手元に来る予定。
嬉しい!!


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今年は今までのコンサートであまり歌わなかった自曲も歌うとのこと。
何だろう・・・「さがしもの」かな。以前この歌をカラオケで歌ったら、妹・芋子が泣いてしまったぐらい切ない歌。
でも私はけっこう好き。
あと「あなたのかけら」が聴きたいなあ。
そして毎年の夏旅のBGM「daily news」も!!
ああ、楽しみ!!
早く朋ちゃんにお会いしたい。


今日は野暮用があったので午前中に起きて後楽園へ。
曇っていたのでおどろおどろしい写真に・・・。


幼児の後は、駒込で降りて六義園へ。
年間パスポートを最大限に利用しなくては!

桜のシーズンが終わったので閑散としていた。
すでに新緑が目に眩しい。









桜の木の前で、偶然、曲芸に遭遇。



お姉さんの語りが可愛くて、そして芸が素晴らしくて、暫し見入る。

鍛錬の結果が多くの観客を笑顔にさせていた。



山吹の花が可憐に咲いていた。


山吹は通っていた高校の中庭に咲いていて、古典の先生が「あれは山吹っていう花でね」と教えてくれたことを思い出す。

「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき」

若き日の太田道灌が蓑を借りるべくある小屋に入ったところ、若い女が何も言わず山吹の花一枝を差し出した。
道灌は怒って帰宅。
後に山吹には「七重八重花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞ悲しき」の意が託されていたことを家来から教わる。

『実の』と『蓑(みの)』をかけ、『お出しできる雨具はございません』という断り。

道灌は無学を恥じたという有名な話をしてくれた。
山吹を見るとY沢先生を思い出す。






七重八重、七重八重・・・とぶつぶつ口にしながら歩く。

私がその若い女だったら「ないっす」で終了なのだが。
奥ゆかしいというか、なんというか。素敵。


少し奥のほうに歩いていくと、つつじゾーンに突入する。
一面、真っ赤。


ぽこぽこしててキュート。


燃えるような彩が鮮烈で、じっくり眺めた。








幼少期、スイミングスクールに通っていた。ええ、今となっては廃墟になってしまった宇都宮の報徳スイミングスクール。
バスのロータリーにはこの花が円状に植えられていて、とても綺麗だったのを覚えている。
たかだか5歳ぐらいなのによく覚えているなあと我ながら思う。


一人で散歩をしていると、目に飛び込んできた情景が起因して、様々な思い出を横に携えてしまう。
そんなのんびりとした散歩が、私は好きだ。



池のほとりで休憩。
けっこう歩いた。




夕食は、お弁当屋さんの「瀬戸内産しらす弁当」。
なんと三日連続!
どんだけ好きなんだ、自分。

量もちょうどいいし、味もいい。お値段もまずまず。


明日は晴れるらしい。
日曜日はやっぱり晴れじゃないとね。