世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

季節の巡り

2017年02月08日 22時57分27秒 | Weblog
昼休みに外を歩いたら、春の匂いがした。
ふと視線を上げたら。梅の花が咲き始めているではないか。


昨日は北風が冷たくて春の「は」の字もなかった。
立春を過ぎたあとの寒さを「余寒」と言うらしい。
今日はそうでもなかったが、昨日みたいな寒さに耐えながら咲く花をいじらしく思う。

今週の会社の花も負けじと綺麗だ。


黄色の花は一瞬トルコキキョウかなと思ったのだが、茎を見たらトゲトゲしていたので、薔薇だと確信。

お昼ごはんは、あんかけ中華そばにした。
受け取ったときにその重さをひしひしと感じ、食後はその重みを胃袋で感じた。



喫煙所で、昔のシングルCD(8センチCD)の話になった。
今日いたメンバーは、みんな世代的に一緒、90年代に青春期を送った人々なので盛り上がった。
あの縦長のケースに入ったシングルCD・・・。家にいっぱいある。華原朋美はもちろん、globe、トーコ、X JAPANなど。

私「うちにたくさんありますよ。シングルCDって買い取ってくれないらしいですし、どうしましょう・・・hitomiのCDとか」
N係長「・・・♪Do you want Do what you want CANDY GIRL! 明るい明日を~」

ぎゃあ~。まさかの「CANDY GIRL」じゃないですか。高校時代に流行ったやつだ。懐しい。懐しすぎる!!

と、まあ、盛り上がった。90年代を懐古するトーク@喫煙所。

この手の話をすると90年生まれのほっしーは付いてこられないのだけれども、今日は不在だったので大盛り上がりであった。



帰宅して母と電話で話した。
今日、スーパーで高校時代の担任のK先生と遭遇したらしい。
先日、私がお正月に高校時代の友達と飲んだことを話したら、懐しそうに喜んでいたそうだ。

高校時代ってほんのちょっと前のことだと思っていたけど、20年も前のことなんだよな。
この20年で、シングルCDを買うのが当たり前であった時代から、スマホやパソコンで物理的に見えない音楽を購入して買う時代になった。当時の私が聞いたら信じられないって驚くだろう。

季節の巡りはゆったりとした速度だと感じるのに、年単位の時の流れはやけに速く感じる。
不思議だ。






北風ぴゅうぴゅう

2017年02月08日 00時04分14秒 | Weblog
今日のお昼はヒレカツ弁当だった。
冷たかったのでレンジでチンして食べたら物凄く美味しかった。


雑費の予算作成を終え、最後の砦「消耗品費」に取り掛かろうとしたところで、定時。
そそくさと帰社。
今日は心療内科デーなのである。

北風が吹き荒れる中、マッハで駅へ。
電車から降りて、おむすび屋でおむすび3つを買い、心療内科へ滑り込む。
あれ?今日は患者さんが少ない。

物陰でおむすび3つを食し、持参した小説に手をやる。
今日はまず佳境に入った角田光代の「笹の舟で海をわたる」を読む。
風美子が経験した学童疎開でのいじめ・孤独・空腹の描写は凄まじくて、・・・泣いた。
通常、角田光代の小説で涙ぐむことはあっても泣くことはなかったのであるが、かわいそうでかわいそうで苦しかった。
そんなどん底の中で、東京大空襲で家族が亡くなったことを知り、戦後は人買いとおぼしき農家でこき使われた風美子。
あと100頁。
時間さえあればつるんと読了できそうなのだが、もどかしい。

今日は待ち時間が短かったので(それでも4時間)、野ばら先生の小説は読めなかった。

さて診察。
今日は確認が主だった。
でも診察時間がいつもの3倍。

導かれるように話すことによって、考えが整理できる。
心理療法、おそるべし。

最近、逆流性食道炎がひどくて胃酸が喉までせり上がり、オカマ声である。
胃酸を抑える薬を希望したのだが、クマ医師、忘 れ て や が る 。

明日は心療内科が休診なので、近隣の薬局が開いている。
ありがたい。

薬をゲットして、また北風が荒れ狂う中を帰った。