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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

枝ろう!!

2011年03月21日 | Weblog
実家二日目。雨女の私。実家に帰ると大概雨が降る。今朝もしとしと。
お彼岸なので祖父母が眠るお墓にお参りに行く。
母は放射能を気にしてニットの帽子を被っていた。
「あなたはこれを着なさいね」
と雨ガッパを渡されたが、断った。
「気にしすぎだよ、ママ」
と私が笑いながら言うと、母は
「子を守るのが親の勤めなんだよ」
とまじめに言う。

…こんな子ですまぬ。
完全にハズレだったね…。

あの地震で我が家の墓石が少しズレたらしい。仏様もあの揺れじゃ驚いたんじゃないだろうか。
線香をあげて手を合わせながら、「守ってくれてありがとう」と祖父母に感謝した。

近場のガソリンスタンドはどこも長蛇の列ができていた。地元の友達の嘆きは本当だったと実感。
夕方、FKDインターパークへ家族と行ったのだがあまりの空きっぷりに驚いた。店内も薄暗く、とてもじゃないが買い物という気分にはなれない。本当はパンプスが欲しかったのだけれども。

食料売場で母ヨーコたんに救援物資を買ってもらった。東京よりも品物が豊富に置いてあり、お一人様3つまでのカップラーメンを見たときは小躍りしそうだった。他にバナナやお菓子も買ってもらった。どれも東京では入手困難なレアアイテムだ。




帰宅し、茶の間で炬燵に入り、ぬくぬく。
母ヨーコたんは編み物が大変得意だ。
こんな暗号みたいな図を見て何かを数え、頷きながら編み棒を動かしている。不可解な行動である。



「いいんだよ、ヨーコママ!僕にセーターなんて編んでくれなくても」
と、勝手に恐縮する吉熊を母は華麗にスルー。
ターバン吉熊。



ガストで食事をし、いつもより早い電車で東京に帰る。


雀宮駅が立派になっていた。




明日からも、早朝に起きて電車の運行状況を確認する毎日が続く。
職場で計画停電もあるだろう。
様々なことを考えると萎えるのだが仕方がない。
やることをやり、頑張ろう。

そう言えば、頑張ることを「枝る」というらしい。
(そして彼は私と同郷)

Twitter発の新語が誕生! 枝野長官から派生した「枝る」って何?


東北地方太平洋沖地震以降、その働きぶりがしばしば話題になる枝野幸男官房長官。1日に何度も記者会見を行い、不眠不休で働く姿が日本国内のみならず海外でも高く評価されています。
コミュニケーション・サイトTwitterでは、そんな枝野長官の頑張りから新たな言葉が誕生しました。名前1文字を拝借した「枝る」という動詞で、寝る間も惜しんで働くことを意味するのだとか。また、上司に恵まれず必要以上の努力を強いられている場合にも適用できるそう。
例えば、次のような使い方が考えられるのではないでしょうか。
「昨日の夜はちょっと枝りすぎたな~。2時間しか寝てないよ」
「最近、あなたすごく枝ってるわね。どうしたの?」
「うちの会社の上司が最悪でさ、もう枝るしかないよ」
「どれぐらい枝れば、自分の理想に近づけるのだろう」
「枝るのもいいが、たまには息抜きをしたらどうだい?」
「#edano_nero(枝野、寝ろ)」などのハッシュタグも登場するほど、インターネットユーザーらに心配されている枝野長官。まだまだゆっくり休めそうにありませんが、「枝りすぎ」ないように気を付けて欲しいものです。


パワーチャージ完了!!
新しい一週間も枝ろう!!

救援物資

2011年03月21日 | Weblog
東京の店頭ではとんと見ることがなくなったもののひとつに、トイレットペーパーやティッシュとった紙類が挙げられる。
スーパーやドラッグストア、コンビニエンスストアにさえもない。
母ヨーコたんにその旨を伝えたら、
「家にあるのを持っていきなはれ」
と、快く差し出してくれた。
ありがたい。
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帰省

2011年03月21日 | Weblog
宇都宮の実家に帰省。
この連休は帰るつもりはなかったのだが、母ヨーコたんに「帰ってきても良いんだよ」と言われて急遽帰ることにした。
食卓には、私の大好物の正嗣の餃子が並んでいて、嬉しかった。
混ぜご飯も美味しくてモリモリ食べていたらヨーコたんが「食べなね」と、自分の分を私の皿に分けてくれた。
食後、お腹いっぱいになったクマパパは、茶の間でクマのように寝ていた。「食べたあとにすぐに寝ると牛さんになっちゃうよ」と、かつて子供たちを教育していたクマパパも今やこんなふうになってしまった。牛を超越し、クマさんに…。
何でもないこんな日常が今はいとおしくてならない。

家に帰る前、中学時代からの親友あやみちゃん宅にお土産を届けに行った。
東京を発つ前に、mixiのつぶやきで彼女が甘いものを欲しているのを知り、駅前のスイーツ店でお土産を購入した。急いでいたので、ほんのちょっぴり。申し訳ない。

あやみちゃん宅の立派なことといったら!
広い玄関からリビングまでが、劇的ビフォーアフターの匠の技っぽかった。
何ということでしょう!二人のお嬢さんたちも美人さんに成長しているではないか。
長女さんなんて私をクマのお姉さんだと認識していてくれて、
「クマー!」
と言っていた。嬉しかった。

お土産を渡しに行ったのに、逆に鮭をいただいてしまった。
海老で鯛を釣ってしまった。気を遣わせてしまい、すまんそ。
中学の卒業旅行で彼女とは東武動物公園に行った。あれからちょうど18年。各々の環境は変われども、でも絶対に変わらないものってある。
あやみちゃんや学生時代の他の友達と会うといつもそう思う。
大切な宝物だ。
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