世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

コンビニで己の老後を見た

2007年12月28日 22時17分48秒 | Weblog
東証で大納会。
取引は午前中で終了。
日経平均株価の終値は15,307円(▲256円)。
5年ぶりに前年末を下回った。恐るべし、サブプラ問題…。


帰り、いつものようにコンビニに寄った。

会計をしている間、レジの隣にて販売されている鏡餅が目に入った。
小さな二段重ねの餅の上に、冗談のようなプラスチック製の蜜柑。
ふと、正月を東京で迎える孤独を考えてしまった。

今は両親も妹も弟も健在だが、いずれ実家がなくなる日が私にも訪れるんだろう。

実家を失った私は正月を東京にて、一人で迎える。

そんな私にこの簡易鏡餅はぴったりだ。
恐らくそれは正月番組を映すテレビの上に置かれる。
まず、クマに「あけおめ。ことよろ」と新年の挨拶をする。
万年床に鎮座し、コンビニのお節をつまみながら朝酒をする。
「孫の絵里花も今年は小学生になります」という友達からの年賀状に目を通す老いた私。

何年後かの自分を年末のコンビニで発見するとは。
なんとも…。



コメント (3)