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世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

鼻から煙を出したい夜

2006年09月05日 | Weblog
どうして、あの人は私のやる気を損なうようなことを平気で言うのだろう。
しかし、そのぐらいで損なわれる私のやる気なんか、果たして初めから価値がないのではなかろうか。

…別に、職位を気にして仕事をしてきたつもりはない。
この日常をベストな状態と考え、その中で自分のやるべき事を見付だして消化していきたい。…そんな現象が恒常的に、そして永遠に続くことを毎日祈っているだけだ。

しかし、女だからという理由のみで「下の男の子に抜かれるじゃん」だなんて、他人の口から堂々とは聞きたくないのである。

男性器がないと、そんなに不利な場所のだろうか。会社って。

悶々としながら、会社近くの飲食店に立ち寄る。
とんでもなく飲みたい気分だった。
注文をし、鼻孔から煙を「ぷはぁー」と吐き出していると、メールが来た。
他部署の先輩からである。
「お前さぁ、鼻から煙出すなよ」と記載されていた。
見渡すと遠くの席で、彼が手を振っていた。

会社の人に仕事の愚痴を言うということは、私の美意識から外れたことだ。
あまりしたくはない。
しかし、酔っていて、つい甘えてしまった。

「職位なんて、関係ないと思うよ。お前にしかできない仕事をすればいいじゃないのかな。」

私の仕事の付加価値を高めることが生き残りの秘訣、職位なんて後からついてくる、ということをうちの会社バージョン風味に噛み砕いて説明してくれた。

私でなくてはできないこと。
それって何なんだろう。
…とりあえず、明日の朝の会議に書類を届けることかな。

つまらない言葉に惑わされず、そんな小さなことからコツコツとやっていこう。


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