世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

銀座日和

2005年04月29日 23時59分29秒 | Weblog
情報誌「東京働女100」の取材に付いて行く。

ライターのわたと、今年の春からわたにお世話になっている修行中の芋子(妹)。
今日は二人の仕事現場にパラサイトし、銀ブラ取材に同行した。

普段は一人で買い物をするべくプランタン銀座にしか寄らない私なのだが、
今回は散歩の達人であるわたが裏名所を色々案内してくれた。

天気は少し暑いぐらい。午前中集合。
集合前、電車内でピーターフランクに遭遇。
ヒラヒラの服を着て数式解いていた。かなり目立っていた…。

午前中の銀座は空いていた。

お箸専門店や資生堂、和紙専門店等、オツなスポットを取材。
私は観光客なのでフラフラしていたのだが、わたと芋子は終始カメラ片手に取材。
わたがアドバイスし、メモや撮影をする芋子。
小学生時代、私とわたは公園や互いの家でそれこそ毎日遊んでいた。
テレビゲームや縄跳び、中線踏み、鬼ごっこ、どんぐり山の探検…。
芋子も一緒もその一員であった。
私を介して知り合ったこの二人が、今、編集の仕事で師弟関係にあるのを、私は不思議な思いで見ずにはいられない。

鬼ごっこで無邪気に遊んでいた私達…。
あの頃と違った空気が流れており、新鮮だった。
和光のビルを越えると、ふと嗅覚に潮風を感じることがある。きっと海が近いからだろう。
少女時代に感じられなかった三人の空気を潮風と共に浴びた、そんな一日だった。

日が暮れ、夜風に当たりながら有楽町駅のガード下で飲む。
道端に席が設けられ、通行客を尻目に飲める。
店に居付いている猫(さくらちゃん)と戯れつつ、肉豆腐や生の岩蛎等の美味を堪能。
「子供より猫の方が可愛い」というわたの言葉から、アンチ子供の私とわたVS子供大好き芋子の論議が勃発し、愉快だった。

シメは向かい側のビッグエコー♪
相変わらず寒カラである。
寒くて凍えそうだった(笑)。
特にわたの「♪いいわけ」熱唱はウケた。

最近情緒不安定な私は何故か、「♪ナンダカンダ」で涙…。
酔っぱらっていたからかな。でもあの歌詞って良いよね。
大シメはドラゴンボールZの♪チャラヘッチャラ…。
やっぱ寒いぜ。「スパーキング!」の掛け声と共に、銀座の夜は更けていくのであった。