世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

幸せ

2005年04月28日 23時59分51秒 | Weblog
会社帰り、河童天国へ。
平日なのでガラガラ。経営不振で閉館されないことを思わず祈ってしまう。
ひと風呂浴びた後、食堂の座敷席でアグラをかきながら梅サワーとコロッケの夕御飯。
…すっかりオヤジである。オヤジギャルなんて言葉があったなぁ。
うまい造語だと思いながら、オヤジ亮子は煙とアルコールを交互に摂取。
体が冷えてきたので、もう一度、風呂へ。

今日は風が強い。
露天風呂で半身浴していると風が心地良く上半身に当たる。
ガード下の露天風呂だが、便利なマイ脳内妄想をフル活用し、
箱根や草津の露天風呂だと信じ込みながら湯船につかる。

その後、わたオススメの無印オリーブオイルを肌に塗り、マッサージ。
オリーブオイルマッサージは速攻性があり、驚異的な効果が出る。
憧れの餅肌になれるのだ~。
特に腕の内側が。
忘れかけていた、「肌が水を弾く感覚」カムバックである。

そして剃刀で脛毛を丁寧に剃る。
普段は剃らないふくらはぎの後ろなど、ジョリジョリ黙々と剃る。
このような作業は自宅の狭い風呂場だとやる気が出ない。
広々とした浴場でのんびり自分の手入れって楽しい。ひとりエステ。
かなり自己満足&自己陶酔である。
ひとりエステの極めつけはヘアケアである。
最近、ストレートパーマが落ちてきたので、髪が広がりやすい。
アジエンスのトリートメントをしっかり毛先まで擦り込み、サウナへ。
こうすると熱で髪の内部までトリートメントが浸透する…気がする。

サウナでは相変わらずテレビ放送を観ながら、すっぴんになり年齢不詳になった数人の女性達が熱に耐えていた。丁度、脱線事故のニュースが放送されており、前に座っていたオバチャンが「かわいそう」と呟いていた。初めての海外旅行に行く朝、脱線事故によって命を落とした若い女性とその遺族。
連日のニュースを見る度に本当に気の毒に思う。

休日前の夜。合コンもデートもなく、独りでサウナにて熱に耐える自分。
でも、やっぱり生きているから、それだけで幸せだと思う。

誰に見せるわけでもない裸でも、ふとした時に触れた腕の内側がモチモチツルツルだったら幸せ。
目を瞑れば、妄想でいつでも草津温泉に行ける幸せ。

幸せを自分だけで感じられる…そんな自分はやっぱり幸せ。