世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

甘えと焦燥感

2005年04月27日 23時59分19秒 | Weblog
残業を終え、いつもは煙草が買えるファミマに行くのに、
今日は珍しくセブンイレブンに寄ってみた。
AERAを買おうと雑誌コーナーへ行くと、会社の先輩に偶然会った。
行動ポイントが私と似ているらしく、彼が赤羽に越してから本屋や喫茶店で数回会ったことがある。
喫茶店で小一時間、映画等のお喋りをした。

「anego」を観るべく帰宅。
ナイター延長で30分繰り下げ放送。

今宵もリアルなOLライフが、ドラマ内で繰り広げられていた。
後輩から相談を持ちかけられると断れず、奔走してしまう奈央子。

他人にあまり興味関心がない私からすると、その行動は不可解でもあり、…妬ましくも思う。


他人に信頼され慕われる人間。
そうなりたいと切望しているわけじゃないけど、そういう人間が存在することを見聞きすると…どうしても羨ましいと思う。
自分は自分のことで精一杯だし…って、そう言ってしまえば済むことなんだが。

しかし、世の中には奈央子のように聡明な人間もいるのに…と思うと「本当にこのままでいいのだろうか?」と心の中が微かにざわめく。

このままの自分でいたいという甘えの気持ちと、このままではいけないという焦燥感は、いつもこの胸の中で共存し鬩ぎあっている。
まるでシーソーしているかの如く、どっちかが高くなったり低くなったり…。
最近は、そんな毎日だ。