晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

同行二人

2009-05-07 22:02:45 | Weblog
 四国お遍路さんはお大師さまと二人連れで歩かれる<同行二人>といわれるようです。
 私の西国霊場巡りのお参りにのズタ袋(山谷袋)にも同行二人が記されており観音様と共にと理解しポセットのように肩にかけての巡礼です。
 大切な私のワンボックスカー・働く車にも<同行二人>ともいえるステッカーです。同乗するのは愛犬ルイコでありますから・・・。
 ここ数日は天候不順により気温もそれほど高くならず先日の朝市で仕入れた麹で作り始めた<ひしお>の熟成が思うように進まず悩ましい日々でありました。
そこで、ついに車中の温度で麹菌に頑張ってもらおうとひしお味噌まで同乗者としての走行です。
出合った友人も”なにーこれー!”と呆れ顔。
<同行三人>となり精進する我が愛車であります。

  < マイカーで 共に楽しむ 旅の連れ > 


 

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みどりの日

2009-05-06 21:45:04 | Weblog
 ゴールデンウイークも最終日。
 成長著しい果樹栽培農家のカレンダーにはゴールデンウイークも日曜日もない繁忙期です。
瑞々しい新緑葡萄の細かい手入れをしながら”毎日がみどりの日だわー!””こうしているとインフルエンザの心配も車の渋滞のストレスもないわー!”と強がりとも慰めとも思えるいつもの呟きです。
 こういう毎日でありながらまんざら悪くないなと思えるのは気分転換に草花の手入れに夢中になり仕事が逸れてしまおうが誰からもとがめられないのは家業である事でしょう。
あれも欲しい、これも欲しいと思っていた果樹苗木も好きなだけ植え付ける事も出来たのでした。
 みどりの日を記念して今年も八重桜(鬱金)までも植樹し地味なゴールデンウイークに大満足の私。
 秋には見事な黄金色に輝やかせる銀杏の木も、今はやっぱりみどりの日。

  < 穏やかに 心も満たす みどりの日 >
 

 

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京橋朝市

2009-05-03 21:24:30 | Weblog
 旭川河川敷で毎月行なわれる京橋朝市へ<地産地消>の学習目標に出かけた。
 もっともらしい口実をつけては何かと出かけております。
 後楽園から県庁へと川下へ京橋たもとまで向かうと早朝からすでにかなりの人でにぎわっております。
若葉で生い茂った木陰では地元、桃太郎少年合唱団のボーイ・ソプラノの歌声が歓迎してくれます。おだやかな流れの川ではカヌーを漕ぐ人々もいます。
 早速、右に左に立ち並ぶテント巡りをしながら焼きアナゴの香りに誘われたり、手づくりパンだのケーキなどの誘惑には弱い消費者です。
出店の人々も早朝から活気のある売り声に商品への自信がうかがえ、生産者はこうでなければ・・・と半人前の生産者の私も元気をもらいます。
 エコ袋ひと提げの買い物。元気なおじさんから元気な地元のレンコンを買ったのです。

  < 買い物は 元気印の 地産品 >
 

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2009-05-02 22:36:01 | Weblog
 五月二日の今日は八十八夜。
 ♪・・・・・・摘めよ摘め摘め・・・摘まにゃ日本の茶にならぬ~♪と唱歌に歌われたようにコツコツと地道な働きがやっと報われ収穫へと繋がる農作業です。
 今日か、今日かと楽しみに待ちわびていた苺がやっと色付きお一人様一個限定で家族分の収穫でした。
 苺を見るとやはり亡き母を想います。苺を育てる事が生き甲斐のようによく働いた母でした。
いつの間にか娘である私達三姉妹は母を真似それぞれに畑でわずかとも苺を育てるおばさんになりました。伝授される事もなく・・・。
 栽培方法も試行錯誤、姉妹はメールで電話で情報交換、指示を受けながら育てやっと実り感動で味わう一粒です。
 今年はミツバチの減少が深刻となり苺栽培には痛手でしたが、こんな世の中になろうとは母には想像も出来ない現象なんだろうと思えるのです。
 苺作りが楽しみで”あと何年作れるかな・・・”とポツリと言った言葉を今もせつなく思い出します。
 ”おかあちゃん!娘はみんな苺作りのおばさんですよ~!”もうあなたの歳を超えてしまいましたよ。

  < 辛も苦も いつか歓へと 続く道 >
 
 
 

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社会見学

2009-05-01 22:00:38 | Weblog
 消費者でありながら、生産者の部分を持ち合わせた主婦歴も永い我々五人組は本日は岡山市民の台所、中央卸売市場に出かけたのであります。
 卸売市場のセリ場の見学が問題視されていた市場もあるようですが、我々は見学許可証を胸に堂々の視察団です。
 青果物の後場セリは短時間で終了。見学者も我々のみ。何だか訳のわからないセリ声はまるで外国にでもいるようです。
しかし、市場でこれは欠かせないと五人の思いもひとつ<海鮮丼>を食べることをまず実行したのですが、この市場ではジェラートも話題でありますからもちろん忘れることなくこれもクリアです。
 なにしろ市場ですから山積みされた商品は主婦にとっては欲しいものばかり。思い思いに買い込みいざ荷物を車に積み込んでみると、いやはや人の乗るスペースがなくなってしまったのでした。
 日ごろ目にすることのない市場で働く人々の活気と生産物の流通をナマで感じたおばさんの社会見学の一日。

  < 主婦の意気 景気回復 見学日 >

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