晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

2008-01-16 19:49:12 | Weblog
 母が老人施設に入所し9ヶ月になる。
不在のままで使わなくなった鏡台が埃をかぶっている。女性には大切な鏡台には年代物の手鏡・クシ・化粧品・・・そんな中に母の香りを思い出させる<椿油>大切に使っていた。アイブローは薄くなった眉を大胆にサインペンで描こうとしていたのを阻止しあわてて買って来た物。この頃から認知症の心配が始まったのだろう。淡いピンク、サーモンピンク、パールのマニュキアはわが家の女性達が母の為に買った物。デイサービスに少しお洒落し楽しんで出かけられるだろうと思い付けてあげた。きっと生まれて初めてのマニュキアだったと思う。
 重さん、90歳過ぎてもかなり”いい女”でした。きっと自分にもそう思っていたのでは・・・・。  

  < ひっそりと 映る鏡が 母語る >

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