晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

これでじゅうぶん。

2014-09-20 22:23:47 | Weblog
 近ごろの人には耳慣れない言葉でしょうが、田舎では同じ信仰をもつ人々が集まり講中としてお付き合いをしています。
葬祭などはこうしたグループにより執り行われているのです。自宅葬儀の頃はこうした講の働きが重要でした。

 今日は講行事のひとつ<お日待ち>です。
今や、田舎であってもご近所で顔を合わすことも少なくなり、この日待ちはコミュニケーションの場となっています。朝の読経を済ませればお昼はランチにしましょう…と話は決まります。

 ご高齢の方もいらっしゃいますから、近くのあそこ。
 岡山の人は誰もが知っているキャッチコピー「岡山で二番目においしい」のお寿司屋さんに決まりです。
 ランチメニュー三種から選ぶ基準がなんとも「量の少ないほうがいいわ」「たくさんは食べきれないわ」でした。
それもそのはず、平均年齢は70歳ぐらいにはなろうかという面々でした。
「足が痛い」「腰が痛い」…年寄りの痛い自慢のような会話ですが、クチだけは元気です。
量の一番少ないランチ1000円は老婆たちには充分。
 ご近所とはいえ、久しぶりに話がはずむひと時でした。
お日待ちで家内安全・五穀豊穣を願い、明日からまた会社・デイケアー・畑・・・へとそれぞれの暮らしの長閑な田舎です。
 
  < 饒舌と 老いも見せない 舌鼓 >
コメント (8)
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