やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

山寺雪景色

2012-01-08 | やまがた抄






山寺の雪を見に、一寸足を向けました。

時間がないので、カメラもないので、山寺駅の前で、携帯で、2、3枚写真を撮る。

夏や秋には多くの観光客が来られますが(概ね、中高年の方が多い…)、やはり、山寺の絶景は冬の雪景色、でせう。

修行の寺に相応しい、人間の侵入を拒む、突き放した美しさがあります。

芭蕉も、もしかして西行も、そして、トミー・リー・ジョーンズも訪れた山寺です。





そら恐ろしい…

2012-01-07 | やまがた抄


新聞に、そら恐ろしい記事が載ってゐた。

東電の福島の原発が爆発した場合、本州の東半分が強制避難地域になる想定を国がしてゐた、といふ。
あれはよその国の話です、と嘯いてゐた、チェルノブイリの規模にラップさせると、そんなとんでもない規模になるといふ。

なんと、山形県はほぼ全域が入ってしまふ。
一時期は1万5千人前後の方が避難された山形県で(その数は最多です)、現在も1万数千人の方が不自由な、つらい生活を余儀なくされてゐる。
それは、なによりも、隣県であるからで、しかし考へてみれば、それゆゑの危うい場所でもあるわけです。

もしそんな事態になってゐたらー、と考へると、先日の新年会で、昨年の秋は山栗を沢山食べたと云ったら、放射能も沢山摂取したらう、などとの笑ひ話ではすまなくなる話です。


正月から、大雪…

2012-01-05 | やまがた抄


穏やかな年末年始と喜んでゐたら、降り出した雪が止むことなく、大雪の予感ー。
信号で止まって横の家を見ると、重なるやうな屋根の雪がこぼれ落ちさうでした。

すでに、朝、仕事先、夜と、雪掻きは3回態勢で、休みの日には5、6回のこともー。
個人的には、雪掻きは好きでして、雪のかけらが残ってゐると気が済まず、時間さへあれば、いつまでもやってゐます。

ひと通り済んでも、また5センチほど積もってしまふのですが、雪捨て場の畑の雪の原をみて、所詮自然には敵ふものではない、と諦め切ると、雪掻きもまた楽し、と思ってゐます。

餅つき

2012-01-04 | やまがた抄
穏やかに晴れた三日、恒例の「山形盛り場研究会」の新年会&餅つき、でした。



昨年は、小生が喪中だったためご遠慮したのですが、結果的に流れてしまったとのことで、今年は何とかー、と師走に女王様よりの強い希望があり、仕事も休みがとれたので、開催です。

マイ臼を持参し、餅の係りは小生なので、前日にもち米を浸し、餅つきの開始です。
今年はドタキャンが多く、10人ほどになってしまひましたが、毎回縁起物といふことで、いつも参加者全員が一度は杵を振るひます。
ただ、この地山形でも餅つきをしたことがない方は多く、結局今回も、作家の先生、建築家、小生の三人が主たるつき手になってしまひました。

小生は餅の返し手に回るので、疲労困憊気味の作家の先生の二番手にTV局のディレクターが登場したのですが、今回もまた餅ではなく臼をうって杵を傷めてしまひ、作家の先生から”戦力外!”の汚名を受けてしまひました(その後、ミニ特訓を受けて、汚名挽回にはなりました!)。

年男の方もおられたので、急遽食紅を買ってきて、紅白の雑煮で新年会を開始ー。
何とか仕上がった餅三昧で、新年の開始を寿ぐ。








謹賀新年

2012-01-01 | やまがた抄
新年、おめでたう御座ゐます



元旦くらゐゆっくりしたいのですが、もともと我が家では昔から女正月の伝統があるので(農家の出ですからー)、小生は朝6時に起きて雑煮やおせちの準備ー。

皆で新年の挨拶をして、雑煮を食べて、里帰りしてゐる娘の要望で(彼女は仕事なのでー)イオンへ福袋を買ひに行かされる。

年末に続き、空は信じられないほどの穏やかな蒼空です。
その空に、皆のスケジュールが調整できず、我が家での初参りは一週間ほど先の予定ですが、この年の無事を願ふ。


雑煮の餅は、昨日、パン焼き器で作ったものです。
娘が、パン焼き器の能力を自慢したくて、都合一升ほどをつきました。
な~んにもすることはなく、機械のなかで、餅が自慢げにクルクル回ってゐました。



馬鹿にはできない仕上がりでした。
時代は進んでゐます。