やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

雪籠もり

2012-01-27 | やまがた抄


一番寒い部屋の窓が、凍ってゐた。

でも、ド・スタールの絵のやうに、一寸、綺麗です。

自然は、非情です。
あれだけの大震災を引き起こしても、この冬は、雪を激しく降らせ、山形でも連日最高気温はマイナスの極寒の冬ー。
すでに、積雪は50センチほどになりましたかー。


そんななか、最近つとに料理の不手際(味付けが極端に変動するー)が目立つやうになった老母が、久しぶりに美味しく豆を煮た。



昨年の夏の収穫分です。
砂糖は少なくしたとのことですが、豆本来の甘味が強く、家人たちも久しぶりに老母を褒め上げ、その老母もドヤ顔になる。

きっと昔は、かうして、深い雪の中に閉じ込められて、保存食を食べて春を待ったのだと実感する。