新聞に、そら恐ろしい記事が載ってゐた。
東電の福島の原発が爆発した場合、本州の東半分が強制避難地域になる想定を国がしてゐた、といふ。
あれはよその国の話です、と嘯いてゐた、チェルノブイリの規模にラップさせると、そんなとんでもない規模になるといふ。
なんと、山形県はほぼ全域が入ってしまふ。
一時期は1万5千人前後の方が避難された山形県で(その数は最多です)、現在も1万数千人の方が不自由な、つらい生活を余儀なくされてゐる。
それは、なによりも、隣県であるからで、しかし考へてみれば、それゆゑの危うい場所でもあるわけです。
もしそんな事態になってゐたらー、と考へると、先日の新年会で、昨年の秋は山栗を沢山食べたと云ったら、放射能も沢山摂取したらう、などとの笑ひ話ではすまなくなる話です。