やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

『ヒトラー政権下の人びとと日常』

2010-09-12 | 本や言葉


余りの暑さに、この夏は幾冊もの本が頓挫してゐた。

やっと涼しくなり、最後を読み終へた。

『ヒトラー政権下の人びとと日常』(原書房)。

ふんだんな当時の写真から、”ヒトラーを支持した普通の人たち”の姿が浮かんでくる。
とても面白かったのは、ヒトラー政権の青少年対策と農業対策、だった。
結局、全ては数年の先に破綻はしてしまふのですが、その、妙な理想主義は、ベジタリアンだったといふアドルフの絵画のやうに、妙に取り澄ました古典的な匂ひがする。

そして、思ふのは、戦時下の日本の軍部の農業政策は如何なるものだったのか、といふこと、です。ただ、庭先にサツマイモを作れ! といったものだったのではー。

お洒落、です

2010-09-09 | やまがた抄


八甲田山に登山に行った知り合ひから、土産を頂く。

最初は、何だらう? と思ったが、太宰治の作品集を模したクッキーのケース、でした。
第七巻で「津軽」。
他にも、「人間失格」や「斜陽」もあるのだらうか?

青森は、昔、通過したことはありますが、降りたことはありません。
探しがてら、一度行ってみるのも一興かー。

秋の頂き物

2010-09-07 | 大岡山界隈
我が家は、とても貧しいので、見かねてか、色々なものを頂く。

この一週間は、葡萄に、桃に、そして、新潟から採れたてのアワビが届く。
刺身でも食べられるほどの新鮮さでしたが、小生はバターで炒めて食す。
とても軟らかく、二つ三つと頬張る。








9月になって…

2010-09-05 | やまがた抄
九月の最初の日曜日は、さう、山形市の日本一の芋煮会フェスティバルの日です。

連日の猛暑の下、数時間も並ぶ気はしませんが、東沢地区の六地蔵を探す道すがら通ってみましたが会場近くへも行けず、唐松観音の近くで余生を過ごす初代鍋太郎の姿をご披露のみー。

二代目の鍋は直径6mですが、初代は5.5mほどだとかー。
唐松観音近くでも芋煮会が始まってゐましたが、本格的なシーズンはこれからー。
仲間内でも、早くも皆の調整が難航してゐます。






今年の日本一の芋煮会フェスティバルのHPは、こちら、です。



9月になれば…

2010-09-02 | やまがた抄
例年ですと、お盆を過ぎると目に見へて涼しくなるのですが、今年はさうはいきません。

何でも、ここ百年で最暑の夏だったらしいとかで、むべなるかな。

でも、僅かに季節は動き、夕方の空も秋らしく、我が家の庭先にも半日陰を好む花がやっと咲き始めてゐます。
松の根元には、元気一杯の花もありましたがー。