新聞の一面広告にのせられて、小学館発行のヴィーン・フィルのCD付マガジンを買ひました。1号だからといふよりも、全50巻を見渡しても、その半分以上はすでに棚にあるやうですし、残りの分には食指が動かないし、唯一動いたのが小澤征爾のドヴォルザークの9番でした。
1991年の録音だとのことで、ある意味、のちに小澤氏がヴィーン歌劇場の監督になるきっかけの演奏らしい。
それほど小澤氏の演奏は好きではありませんが、なるほどこの演奏はそのはつらつとしたスタイルと、ブラスや打楽器の強調で、面白い演奏です。
そしてやはり、なによりも、ヴィーン・フィルの音色の素晴らしさに感服してしまひます。
あまり面白くなかった以前のボストン響とのマーラー全集でしたが、ヴィーン・フィルあたりといくつか再録音されると嬉しいのですがー。
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