やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

感謝

2011-06-12 | 雑記


過日、山梨へ出掛けたとき、深夜の東北道の走り心地がいつになく悪いなぁー、と感じてゐました。
車も旧いゆゑ、そのせゐかしらん、と思ってゐました。

帰路、福島の須賀川あたりからの道路の状況をみて驚きました。
3月の地震の傷跡がすさまじい。
まさに、満身創痍の高速道路、でした。

いたるところで路面もガードレールも大きく歪んでゐて、修理部分は数百メートルごとにある有様ー。
法面は崩れ、防音壁はいたるところで崩落し、けれどまだ手付かずのところも多数ー。
走り心地が悪かったハズです。

それにしても、応急処置のやうな路面のその復旧状態に、一ヶ月ほどで幹線高速道を再開通させた道路マンの意地を見た思ひで、そして、頭が下がりました。
おそらく平常時であればOKは出なかったかもしれない舗装の仕上がり具合、しかし、おそらく、最優先されたのはまず開通させることだ!、といふ思ひだったのでせう。
当然、昼夜違はずの工事の末に、あれだけの距離の、あれだけの箇所のチェックと修理がなされたのだ、と思ひ、いつもは通行料が高い! と文句ばかりの小生ですが、その意地に、感謝の思ひ、です。

そして、それにつけても、較べるほどに、国を司る人々の、情けないほどの、拙い言動に、哀しく虚しい思ひが募ります。




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