やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

何という幸せ!

2011-02-18 | 音楽を
孫娘のために、YouTubeからTDLのパレード集を作ってやって以来、ダウンロードやディスク作成の仕方がわかって、すっかりはまってゐます。

ジャズ関連と、中森明菜!(DVD4枚分にもなってしまった…)を巡り、やっとクラシック関連を探索してゐます。

そして、
なんと、ミシェル・コルボズのモーツァルトのレクヰエムに出逢へた。



なんという、モツレクでせう!!

劇場的な演奏が多いなかで、コルボズのレクヰエムは、喚くことも、嘆くことも、哭く
こともなく、ひたすら、静謐な音楽に終始する。
かつて、フォーレやモンテヴェルディやバッハでみせた、軽やかで浮遊感があった夢のやうな演奏は影をひそめ、日本刀のやうに鍛えられたローザンヌの合唱団からは、その刃の先から落ちる一滴のやうに、練り上げられた声が、深く、静かにモーツァルトを歌ふ。

賛否はあるのでせうが、こんなモツレクは、コルボズ以外には決して真似の出来ない、畢生の演奏です。


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