先日パソコンを預けた義父から、ヘルプ!! の連絡がくる。
将棋対戦のソフトを入れたいが、”シーデー”の扱ひがわからんー、といふ。
トレーの調子が悪かったので無理もなく、春の雪の中をでかける。
久しぶりに立ち上げたPCは、予想通り、セキュリティのアップ・デイトにも無関心で、
”さういへば、何か、下の方に印がでてゐたなあ”と感心され、チェックを済ませてから将棋のソフトをいれる。
小生は、まったく先を読むことが出来ない人生を送ってきたそのままに、囲碁・将棋類はまったくわからず、それでも結構本格的なソフトで、初期設定をすませて義父は対戦を始める。
初心者クラスに設定したのだけれど、数局めには”大手!”とPCに云はれ、義父は”最初の画面に戻すにはー”と笑ひながら再び画面に向かふ。
義母にも、町内会の人にも、”80を過ぎてからパソコンかい?!”と驚嘆の顔をされ、一寸義父は自慢げ、だった。
出張料は、玄米10キロ、ほどー。