村山市の山深いところに、この観音堂はある。
昔はさぞやー、と思ふ深山の中である。
今では、小型車は入れるほどの道があり、不動明王が迎へてくれる。
山門には、名物の大ワラジがかかり、
一寸漫画チックな仁王達が守ってゐる。
(確か、この街のワラジが、浅草の大ワラジとして奉納されてゐたはずです)
境内は人ひとりをらず、蝉時雨のなかに、逝った者と、これから逝く者との会話が錯綜する。
手入も行き届いてゐて、こころ安らかになる場所でした。
昔はさぞやー、と思ふ深山の中である。
今では、小型車は入れるほどの道があり、不動明王が迎へてくれる。
山門には、名物の大ワラジがかかり、
一寸漫画チックな仁王達が守ってゐる。
(確か、この街のワラジが、浅草の大ワラジとして奉納されてゐたはずです)
境内は人ひとりをらず、蝉時雨のなかに、逝った者と、これから逝く者との会話が錯綜する。
手入も行き届いてゐて、こころ安らかになる場所でした。