隣り組で不幸があり、今日と明日はすべてそれへの手伝ひと参列に追はれます。
旧街道に面した旧い町並みですので、色々なしきたりも複雑で、
小生は長老の方に従ってついてゆくだけですが、
ある意味、”地域”とは、こんなことだらうと、ブルーベリーの紅葉が綺麗な
隣家での事前の打ち合わせに参加しながら感じてゐました。
日々、重なるやうに報じられてゐる、
親が子を殺し、子が親を殺す事件や、
自分の子供に、ゴミを食べさせたと云ってはばからないやうな母親の姿や、
率先して生徒を自殺に追ひやる教師の姿や、
それら、確実に欠けた歯車を強引に回してゐる、
ギーギーと音を立てながらも回してゐる今の日本の姿が、
一方の姿として浮かびあがってきます。
それにしても、
今年は、不幸の多い年になってしまひました…。