Garnetの部屋

たそがれGarnet の 独り言
(つれづれ日記より)

ささやかにクリスマス

2011年12月24日 | 余暇を愉しむ
3/11日の東日本災害から9か月余りが過ぎました。
年の瀬を少しでも暖かく、少しでも笑顔が多くと
心に念じています。

昨日のテレビを拝見し何度も被災地を訪れてお言葉を
かけられる両陛下に心打たれ、頭がさがる思いでした。
「生きていてくれてありがとう!」の美智子さまの言葉を
胸に「前に進むことが出来ました」とある女性の言葉も
耳に残ります。  
多くの被災者の皆様にどうぞ、幸あれと祈る今年の暮れです。

クリスマス、、、。毎年カードを交換している人たちから11月に入ると
少しずつ届きます。あわてて私も作成したいのですが、
今年はいつになく、心が弾みません。でも頂くと嬉しい!

手作りのカード、イギリスの伝統的なカード、雪をかぶった
動物、等々。しばらく眺めて明日が終われば片付けます。


今年は中々アイデアが浮かばず、遅れがちになりました。
白紙のカードに手描きしました。描きかけると夢中になり夜中まで。
文字はラベルマイティで変化させて。


国内の人にはカードと共にちょっとクッキーも作りました。
(これは忙中閑ありを利用して)今年はバラ型に進歩?


玄関も「今年はやめ!!」、、、と思いましたが
ありあわせをアレンジし、これは生ではないので毎年使うことにします。
リボンをもう少し大きくしたら良いですか?


今年一番うれしい Get品 フルーツTeapotです。始めて出会ったのは
10年くらい前の八ヶ岳の柳生博さんの庭でした。あれ以来欲しかった物です。
先日仲間の集まりでそんな話をしたら、偶然、下のキャンドルウオーマー
だけあるから上げるって! 上は割れたのですって。ガラスの中にバラが
入っています!Mさまありがとう。上はすぐに軽井沢から取り寄せました。


詳しくはこちら⇒軽井沢の店(ネット訪問だけでも楽しいですよ!)




明日からは又お正月の準備が始まります。年々、スローダウンしていきます。
ブログもよく続いたと思っています。
訪問してくださった皆様ありがとうございました。又会えますことを念じつつ。
よい新年をお迎えくださいませ。
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断・捨・離

2011年12月11日 | Weblog
今年も残り少なくなりました。
年の初めに目標としてあげた 断・捨・離 果たして
どれくらい実行できたかしら?

仏教語では「少、欲、知、足」欲を少なくして足ることを知る。
ものを断ち、ガラクタを捨てることにより執着も離れていく?
精神的なものの断捨離? 一番大切な時間と若くないエネルギーを
どこまで有効に使っていこうか?なんて、、考えつつ一年が終わ
りそうです。
そしてあまり進歩もなく年齢だけが重なっていく悲しさ。

でも、かなり捨てたつもりです。3/11の地震の後、二階にあった
大きめの スチール机。この重たい机が階下に落ちてきたら、、?
(私も往生際が悪い! やはり下敷きになりたくないのですよネ)
この机はデスクトップのパソコンが置いてあり、以前は夫が設計図面を
描いたりしてて、長い間お世話になりました。
その後、小さめの木の机に変えて(別室にあったもの)何とかパソコンの
所在も確保しました。 狭い部屋もちょっとすっきりしたのです。

衣類、本、雑貨、半端もの食器、手紙類、捨てると決めたものをごみ袋に
入れ、決して二度とひっくり返して見ない!  これが鉄則です。(笑)
食器類は、庭に使えるものは結構使います。汚れたら惜しげなく捨てます。

引出もすっきりして、ゆとりが出ました。意外と処分したものは忘れて
いるから不思議ですね。なければ無いで済みそうです。
でも、どうしても、決断出来ずに埃をかぶっている、毛皮、、。以前
流行りましたから、きっと皆様も持て余していらっしゃるでしょ?
はい、あのエンバです。これが捨てられたら私、完璧です!

執着心、完璧じゃない私は悩みます。すっきりした引出を見ると、又
セーターの一枚も買いたくなるのです。いけませんね! でも本能って
ものも生きてる限りありますし、、。あ~ァ 生きるって難しい~
断捨離って難しい~   人間、完璧じゃないほうが人間らしい??

持て余していて、そして捨てられない厄介物
    

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親鸞とバラヒップ

2011年12月03日 | 読書
    
今年も12月に入り、今日3日は昨夜からの雨が朝まで降り続いて
雨戸をあけると冷たい雨のしずくをいっぱいに受けて、それでも赤く、
野バラの実、ヒップが鮮やかに目に飛び込んだ。

何の脈絡もないのだけれど、数日前にやっと読み終えた「親鸞」から
解放された安ど感と共に日頃ながめているその実とはまた格別に美しい
鮮やかさで私の目を楽しませた。




 「親鸞」

五木寛之(1932年 福岡生まれ)

代表作、「さらばモスクワ愚連隊」
    「蒼ざめた馬をみよ」
    「大河の一滴」
    「朱鷺の墓」


『親鸞』(浄土真宗)
1173年、京都市伏見区に生まれる。本名「忠範」(ただのり)
9歳で慈円のもと得度し、最初の名前を 「範宴」(はんねん)と称しました。
彼の夢である仏道、文化の最高学府である比叡山で20年の難行、苦行に挑戦修業するのですが、真の仏に出会うことが出来ず、山を去り聖徳太子が建立したとされる六角堂に100日参籠、95日目に聖徳太子の化身に出会う。のちに妻となる紫野(恵信)とも、ここで出会う。 お告げにより東山吉水の法然上人を訪ね、彼の説を聴聞する。(法然もかっては比叡山で修業した人物)やがて法然の弟子となり念仏門(阿弥陀仏)に帰命し33歳で「綽空」(しゃっくう)と名乗る。所説によると恵信との間に4男3女を得たとも。その後「親鸞」を名乗り東国にて20年の布教を行う。宗教の弾圧により、後鳥羽上皇から法然上人と共に流罪、妻、恵信の故郷越後に去り、1263年頃、89歳で亡くなる。現在もなお、報恩感謝のため祥月命日に「報恩講」が営まれている。



『阿弥陀仏』あみだぶつという仏様はこの世に生きる哀れな者たちを決して見捨てない、愚かな人々を一人残らず救う。罪おおき我らを必ず抱きとめてくださる。
『十悪五逆の悪人も念仏で往生できる』すべての学問、修業、その他を捨てて(断、捨、離)ただ、念仏を唱えよと、、、? 私なりに解釈したのです。上巻、下巻合わせて、800ページ足らずの読書でしたが、繰り返しては読み、さかのぼっては読みしました。内容が完全に把握できたか疑問ですが、宗教にチョット興味がわいてきました。、、、ですが、次の本、佐藤愛子のわが老後最終版 「これで、おしまい」早く読みたい!!
コメント (2)
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