Garnetの部屋

たそがれGarnet の 独り言
(つれづれ日記より)

98歳 報道写真家 笹本恒子さん

2012年09月27日 | 鑑賞 贈り物


  テレビ番組 「徹子の部屋」

可なり掘り下げて聞き役に徹するこの番組が昔から好きで、
在宅の時は必ず見ることにしています。1時20分から始まる
この番組に合わせて、買い物に行っても急ぎ足で帰ってくるほどの
お気に入りチャンネル 5 です。

9月25日(と思います)偶然外出の予定もなく、ゆっくりと
報道写真家「笹本恒子」さんに会うことが出来ました。

「年だから、、、」
「疲れたあ~、、」 は禁句。

体操をする。    明るいものを着る。 おしゃれをする。
毎日肉を食べる。ワインが主食!ですって。

そして、驚くことに、近く芸術家達だけが住む老人ホームを取材するために
パリに出かけるそうです。(もうすでに実行中かしら?)

98歳でこの若さ、可愛らしさ!(でも、例外中の例外と、ワタシ思います)
お召しになっている紺の布地、生前に 沢村貞子 さんから頂かれたもの。
ペンダントは帯留めから作られたとか。



このアクセサリーも全部ご自身のハンドメード (尊敬~)



生前取材をされたお一人 宇野千代 さん。(懐かしいお顔ですね)



同じく 沢村貞子 さん。(しゃきしゃきしたしゃべり口、好きでした)



「徹子の部屋」から彼女(笹本恒子さん)と親交のあった思い出の番組の再放送。
写真掲載させていただきました。


今年の春、彼女の「好奇心ガール」を読んだのを思い出しました。
2012年4月15日の つたないGarnetのブログです。




** 「好奇心ガール、今97歳」

笹本恒子 1914年(大正3年)東京生まれ

日本初の女性報道写真家


写真集に、「きらめいて生きる明治の女性たち」
     「昭和を彩る人びと」等、多数

この本には、昔懐かしい、顔ぶれが多く出てきて、その時現役で写真を撮り、相手から話を聞き、まとめて発表するフォトジャーナリストの彼女の活躍ぶりが描かれていて興味深い。60年安保闘争、指揮者、山田耕筰、作家、井伏鱒二、歌手、越路吹雪、藤山一郎、明治、大正、昭和、平成を生きた加藤シズエ、宇野千代等。 92歳で「日本の昭和史」をパリ大学で講演、驚き!です。

「やりたいことが沢山あると、神様が生かしてくれる」
「苦労は顔に出さないほうが賢い」
「陰で泣いても明るくしていた方が人も運も明るい所に集まる」
そして、最後に「人間あきらめないことですね!」と言っています。

少なからず私たちに希望と夢をもたらします。97歳でこの本を出版、年齢に万歳です。

(わたくし的にはそこまで生きることさえ 難しい!?)

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余暇を愉しむ

2012年09月19日 | なんとなく、、、
暑かった連日でしたが、それでもこの所の雨が秋を一歩づつ
運んできてくれるのでしょうか。
朝夕の今までと違ったひんやり感にほっとします。

庭の片隅のススキも揺れ始めました。  
昨夜半からの激しい雨でそれらをふくむ植物たちもぐったりしていました。

それでも 秋 を探し、さがしてまとめてみました。

活ける

主枝にススキ、副枝に紫式部、添えにバラ、
その他バラヒップ、百日紅、ハツユキカズラ、メドーセージ等



食べる

吉祥寺の東急2階にある、「Afternoon Tea」で出している 
”サラダ・サンド”美味しいんですよ。
まねて作りました。
野菜サラダの中に焼いたパンを一口大に切り、(トースト1枚位)
その他、茹でたポテト、カボチャ少し、焼き豚、木の実のスライスなんか
いっぱい入ってます。ドレッシングが美味しい。 多分黒酢、バルサミコ?
オリジナルで作ると楽しいかも。これ一人分です。器はかなり大きいもので。



作る」1  

食事会に合わせて、作ってみました。
ユザワヤで30%引きの布。3500位でした。



作る」2

ランチョンマット8枚。
この魚が可愛いので、大阪の妹から使い古しのランチョンマットを
一枚譲り受けました。その1枚に8尾の魚が泳いでいました。
切り抜いて、ミシンでガチャガチャ、、出来上がり。(クリックで後の4枚)

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秋、、、そろそろ?

2012年09月10日 | 京のおばんざい
昨日8日、所要があって、八重洲の地下街まで行きました。
地下街を散策するのは、ずいぶんと久しぶりの事。
方向音痴も甚だしく、めざす靴屋さんにたどり着くまで
20分もかかった。(う~ん東京駅って広いのね~)
暑いので、駅構内からは一歩も出ずにお茶をして吉祥寺まで
直帰。なんと、吉祥寺は秋祭りでした。

何年か前も遭遇したことがありました。私、お祭りは大好きなんですよ~。
汗だくで担ぐ男の人、勇ましくて無邪気で好きですね~。
群衆の中にも「わっしょい、わっしょい!」って手拍子してた人いました。
これまた、微笑ましい風景です。

アトレで さんま 買ったので長居が出来ず、バス停を探して
帰って来ました。
ここでも、バスの係りの人が、あっちに走ったりこっちに来たり、汗だくで、
バスの乗り場案内で駆けずり回っていました。この一生懸命も好きですね。

 ”秋祭り” (吉祥寺バス停前)
携帯で黒山の人たちの頭の上から、とに角の2枚です。





”秋の味覚”
 さんま(一尾180円)
焼いた後、背開きにして大根おろしをたっぷり! 特大です。



”おかぼの炊いたん” (カボチャの煮物)



”イタリアンマカロニサラダ”



”シュウメイ菊” (いつの間にか咲いていました)
菊と名前にありますが、キンポウゲ科  アネモネ属
花が終わったら、切り戻す。多年草、半日陰を好む。(うっ! つま先)



先ほど帰ってきた夫の賞品。30人中の7位。
私は「籠ゴルフ」と称していつも賞品を楽しみにしています。
ここしばらく、ご無沙汰でした。嬉しい秋の味覚です。



待てど暮らせど、暑さは去らずに、いつまでこの陽気が
続くのでしょうネ。 皆さま御身大切にされて下さいませ。
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贈り物と読書 (瀬戸内寂聴)

2012年09月04日 | 読書
過日、M さまから嬉しい贈り物が届きました。手作りのTシャツとイタリアの塩、
読書家の彼女から、回し読みの 本 。これは早めに返さないと、、、。


 **「烈しい生と 美しい死を」 最新版 1400円 

瀬戸内寂聴 1922年徳島生れ  作家、僧侶

ほぼ100年前の女性の生きざまを、現在形のごとく書いていて興味深い。 名前は頭の上をかすめる程度で詳しい事実を知らないことが多い。 主にこの本の主要部分を占めている アナキスト(無政府主義者)の 大杉栄 と内縁の妻 伊藤野枝 の生きざまを知り得たことは興味深かったと言える。 

2人は 大杉38歳、野枝28歳 (この生涯で彼女は夫との間に2人、大杉との間に5人の子をもうけている)の若さで、共に関東大震災後のドサクサの中、大杉の6歳の甥を巻き添えにして虐殺されている。 (甘粕事件)

その他、岡本一平、かの子 平塚らいちょう、神近市子等赤裸々な、そして自分の信念を世間に堂々と主張しながら生きた女性たちの人間模様が描かれていて今更ながら、人との関わり、複雑さが延々と今につながっている不思議さに気づく。


大杉栄 1885~1923   伊藤野枝 1895~1923





 **「利他」 (人は人のために生きる)

偶然、息子が 「読んでみる?」と置いて行った本です。息子は 稲盛さんを。私は 寂聴さんを。得度された人同士の対談。どんなおしゃべりなんでしょう?

帯の裏側に次のように書かれている。

ある老師によると、地獄と極楽は、見た目ではそれほど違いはないという。
どちらにも、大きな釜に美味しそうな「うどん」が煮えており、みんなが1mもある長い箸を持っている。 地獄の住人は、われ先にと食べようとするが、箸が長すぎて自分の口にうまく運べず、他人の箸の先のうどんを奪い合うようになり、結局、みんなが飢えて、痩せ衰えていく。

一方、極楽では、誰もが箸で掴んだうどんを、向かい側の人に先に食べさせてあげている。 だから全員が満ち足りているのだ、、、。


贈り物と本  (クリックで中身)

コメント (6)
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慈雨 待ちに待った雨、、。

2012年09月01日 | 京のおばんざい
今日から、9月である。

5時に起床。空はうすい雲でおおわれていました。
案の定、5時30分前から、ぱらぱらと雨の声。次第に
強い雨足とともに2.30分も降ったでしょうか。

東京はカラカラ天気が続いて、我が家の小さな庭も
地面は砂漠さながらの水に飢えた状態でした。

この雨で、地面の中の根っこにまで、いくらかは
しみ込んだでしょうか?

久しぶりに地面を濡らした ”慈雨”



雨のシャワーを受けて バラヒップとチェリーセージ




「京のおばんざい」 ハスの梅肉炒め



ハスは皮をむき、2.3mmの櫛形切にして酢水につける。
ショウガ焼き用の豚肉は一口大に切り、酒、塩で下味を
つけ、片栗粉をまぶす。

別に梅干の種を取り細かく刻み、みりん、酒、醤油を
よく混ぜてたれを作る。(ハスの分量によって、適宜)

サラダ油を熱して、豚肉を色よく炒め、ハスを入れ、油が
にじむまで炒める。歯触りを残すくらいに炒めたら、梅干しの
たれを回し入れ、出来上がり。庭のシソを刻んで上に飾る。

食欲のない時、ハスも梅干しも食欲をます材料です。
あまり普段使わない 梅干し の消費にも役立ちます。

 **クリックで画像(スケッチも)は少し大きくなります)**
コメント (4)
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