1月24日
観たいと思っていた映画「沈黙」。偶然お訪ねしたお友達 O さまから
吉祥寺 オデオン座で上映していることを知り、ご一緒させていただく。
もう、何年も前に遠藤周作が連載していたこの「沈黙」を読んでいた記憶が
あった。
あらすじは殆ど記憶になかったが 「踏絵」をする部分はなぜかはっきり
頭に残っている。
あらすじはあまりにも難しく書くことは出来ません。
「沈黙」 1966年 発表 原作 遠藤周作 (1923~1996)
殉教を遂げるキリシタン信徒と棄教を迫られるポルトガル司祭。
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アメリカ、ニューヨーク生れ 1942年~ 74才
監督は1991年、生前の遠藤周作とニューヨークのホテルであっている。監督が追い続けていたテーマの重要部分がその沈黙にあった。 その時この「沈黙」の映画化をお願いしたところ遠藤周作は「実現するとうれしいね」と云われた。と語っている。 それからこの映画化に至るまで28年以上の歳月が流れている。
江戸時代初期のキリシタン弾圧を描き「神と人間」がテーマ。
現在の信仰のあり方の変化、徐々に薄れゆく日本の習慣や神の存在の有無にも疑問を抱く人が増えつつある現代社会に警鐘を鳴らしているようにも感じる。物欲と精神性。信仰を貫くかそれとも目の前の拷問に苦しむ人を助けるべきか、苦悩とそれにも増す自分としての矜持の中でもがきつつ、キリストの顔に足を、、、。苦しい時になぜ神は 沈黙 をするのか、、?
その苦しみの中から 自分自身の心の中の答えを出せ、、と悟らせるのか。
遠藤氏はキリスト信者が迫害に耐えつつ棄教した者の声なき声を沈黙のまま終わらせるに忍びないことも訴えている。 深く重く突き刺さる映画。
写真は フェレイラ神父役の リーアム・ニーソン
「シンドラーのリスト」主演
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/da/d28d3870b67f077ff133dbd7deb452bf_s.jpg)
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** リンゴ・コンフィチュール
紅玉のリンゴを見つけて早速ケーキを作りたくなった。
煮ると真っ赤になる。(左) これとは別にリンゴを荒切りにして皮も一緒に
形を残したジャムがコンフィチュール又はプリザーブなんてよびます。(右)
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** ケーキ 私流の長持ちする焼き菓子。リンゴとブラックべりー
ブラックベリーは庭で採れたものをジャムにしたもの。50分位オーブンで。
適当に切って溶けない粉砂糖を振りかけて紅茶と共に。
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忙中閑ありでしょうか?
急に作りたくなったりします。 台所をごっちゃごっちゃにして一気に
焼くまでの段取り。レシピは何度かご紹介しましたので省きます。
作る人少ないですしね~。冷蔵庫に入れるとゆうに10日以上は持ちます。